てぃ先生の経歴や本名は?炎上に負けず日本の保育を変える存在へ

てぃ先生の経歴を紹介!なぜ有名になった?


てぃ先生のプロフィール
◆生年月日:1987年2月8日
◆出身:千葉県
◆身長:非公開
◆血液型:非公開
◆所属事務所:アミューズ

てぃ先生の本名は?活動のきっかけは小倉優子!

現役保育士YouTuberとして人気を誇る、てぃ先生こと倉津貴大(くらつたかひろ)。昔から子供と遊ぶことが好きで、高校卒業後に専門学校に進学し、保育士資格や幼稚園教諭二種免許を取得しました。

ブラックな環境で働いた経験から、「保育業界を変えたい」という気持ちで、2012年秋にツイッターを開始。子供たちの微笑ましい日常をツイートしたのが大ヒットし、一躍有名になりました。

講演依頼も増え、保育園のコンサルティングもスタート。保育に関するポジティブな発信を増やそうと、インスタ、YouTube投稿も開始し、総SNSフォロワー数は保育士として日本一を誇っています。

2019年1月1日深夜放送の「エイキョーさん〜芸能人の影響で人生変わっちゃいました〜」に出演した際、本名ではなく「てぃ先生」というキャラクターを確立したのは小倉優子がきっかけだと明かしていました。

てぃ先生は、小倉優子が「こりん星のりんごももか姫・ゆうこりん」を10年間演じていたことを知り、キャラを作り上げたのだとか。「小倉優子さんを見ていなかったら保育士を辞めていた」とまで話しており、大きな影響を受けたようです。

てぃ先生は現在どこの保育園で働いている?

てぃ先生は、2018年に4園目だと転職経験を明かしており、夕方に学童でも働いた過去を公表しています。現在の勤務先については、「都内の保育園」としか明かしていません。

自身の会社があるため、業務委託形態で保育士の活動をしていますが、クラス担任を受け持ち、保育士業務を中心にするスタイルは今も昔も変わらないようです。

発信を始めてから約5年間は、顔出しをせずに活動してきました。園や保護者に迷惑をかけないか、懸念があったためです。しかし、表情が出せないことで、思いがうまく伝わらないこともありました。

安心感を与え、子供たちにとって良い結果になれば…という思いから、2017年に顔出しを決意。勤務先の理解も得て、現在の顔出しスタイルが実現しました。

有名になることより、どうしたら子供に良い環境を作れるかに重きを置いて活動してきたてぃ先生。2022年4月からはNHKEテレ「ハロー!ちびっこモンスター」にレギュラー出演するなど、タレントとしても活躍中ですが、現役で保育士を続けています。

てぃ先生が人気の理由は?

てぃ先生が人気者になったのは、ツイッターがバズったからだけではありません。保育知識を発信するだけでなく、親の気持ちに寄り添うスタンスも大きなポイントでしょう。てぃ先生は、子供の笑顔のために、親も自分を大切にしてほしいという視点でアドバイスしています。

著書への反響も大きく、2021年11月に発売された「てぃ先生の子育て○×図鑑」も、「目から鱗の子育て本」「実践しやすい」と評判です。育児で思い悩んだ時に、てぃ先生の言葉に救われ、ポジティブな気持ちで子供に向き合えた人も多いのではないでしょうか。

てぃ先生が炎上!アンチへの反論が予想外の結果に…

てぃ先生の「踊る!さんま御殿!!」での発言に賛否両論

2022年9月13日放送の「踊る!さんま御殿!!」で、てぃ先生の発言が注目を集めました。

てぃ先生は、「『あいつ、子供もいないくせに子育てのアドバイスを送ってる』とか言ってくる人がいる」と告白。「あいつらは嫌味だけで言ってくる」と「あいつ」呼びに合わせ、キャラクターとのギャップに、スタジオは笑いに包まれました。

続けて、「子供って今の時代、多くても1人か2人」「保育園って1日何十人の子供たち見てるわけです」と訴え、「子供がいるかいないか、結婚してるかしてないかで決めつけるな!」と本音が炸裂。放送後、てぃ先生の発言には賛否両論が飛び交い、炎上騒ぎに。

同月20日に、てぃ先生はツイッターを更新。発言は「『独身・子供がいない保育士は育児のアドバイスをするな』というのはおかしい」というシンプルな意図だと投稿しています。

「家と保育園では子供が見せる姿も違う」といったアンチの主張に対し、環境により子供の態度が異なるのは理解していると説明。子供の人数の分だけ異なる解決策を知る機会があり、家庭でも「引き出し」が増えるとストレスを減らせるため、知識をシェアしていることを綴っていました。

語気を強めた理由は、「先生は子供がいないから」と言われ、保育士を辞めた人を見てきたからとのこと。言葉選びや態度について、「過度になりすぎた」と謝罪し、炎上は収束していきました。

てぃ先生のアドバイスは提案のスタンス!

てぃ先生は「僕のやり方は正しいからこうした方がいい」など、決めつけた話し方はしません。保育園での方法を提案をしているため、家庭で成功するかは状況によりますが、役立つ場合もあるはずです。

2022年10月に公開されたWebサイト「FREENANCE」のインタビューで、てぃ先生は、「子育てと保育のどっちが上かを決めたがる人もいますけど、そんなのも無い」と断言。「僕が保育園で得たアイディアを提案しているように、逆に、家庭で上手くいったことを保育園で実践したっていいわけです」とも話しています。

家庭と保育園という違う視点からの情報を共有することは、子供への対応の手助けになることも多いのではないでしょうか。

てぃ先生は保育園や子供を取り巻く環境を変えていく?

てぃ先生が保育園の未来を変える?

保育士の労働環境改善を考える、てぃ先生の目標は、「プロ中のプロが集まる保育園を作ること」。仕事を効率化し、余裕ができればもっと子供と笑顔で向き合えるのでは?という展望を持っています。

てぃ先生は様々な場で、「子供も大事」とした上で、「働く保育士の幸せを考えるべき」という意見も述べてきました。連絡帳や飾りなど、手作業を減らせる部分も指摘しています。影響力の大きい立場で、前向きに改善案を出す姿は、同業者の励みにもなっていることでしょう。

保育士の負担を減らせば、マンパワー不足が原因の事故も防げますし、様々な問題の解決につながりそうです。

てぃ先生はYouTubeで育児のアップデートをサポート

てぃ先生のYouTubeチャンネルは、忙しい保護者にも情報を届けられるよう工夫されています。不要な話は省き、子供が寝ている側でも動画を観られるようテロップを入れるなどです。

特に再生回数が多いのは、2020年5月27日に配信された、「自分がされたらどう思う?」という台詞より子供に伝わりやすい表現を伝える動画。【補足】の欄を読むだけでも、概要が把握できます。「子供だけでなく大人にも効果的」「分かりやすい」と好評です。

日本の少子化は加速しており、制度面と心理的な面で、諸外国より親の負荷が大きいことも要因と考えられます。てぃ先生の活動は考え方や知識の面から、保護者の負担軽減に貢献しているのではないでしょうか。

保護者に寄り添う目線で発信し、時には保育士の意見を代弁するてぃ先生。子供を守る様々な立場の人を励まし、日本の保育環境をより良い方向に変えてくれそうです。

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