天龍源一郎 引退試合間近!神取忍などプロレス史上に残る試合とは!

天龍源一郎 引退試合間近!対戦相手、日程、チケット徹底解剖!テーマ曲も聞き納め!

天龍源一郎 引退試合は、残りわずかのプラチナチケット!オカダ・カズチカと両国国技館で

最近、テレビのバラエティ番組にちょくちょく出演して、そのだみ声が、何をしゃべっているかよく分からないとウケているプロレスラーがいます。と言えば聞こえはいいですが、いい笑い者にされています。

これは、プロレスラー天龍源一郎の凄さを知るコアなプロレスファンにとって、許しがたいことではないでしょうか。天龍源一郎。1950年生まれの、なんと65歳。会社員なら、とっくに定年している歳です。

そんな天龍源一郎にも、ついに引退の時がやってきました。8月16日、両国国技館で行われていた新日本プロレスの試合会場に突然現れた天龍源一郎は、かねてより挑発を受けていたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに、11月15日の日程で両国国技館で行われる引退試合での対戦相手を約束させたのです。

引退試合のチケットは、7月28日より発売が開始され、プラチナチケットである50000円のロイヤルシートも、残りわずかだそうです。

天龍源一郎 テーマ曲「サンダーストーム」の載り、だみ声のオヤジはプロレス界のレジェンドへ

プロレスは、テレビの誕生とともに日本に定着し、今では日本独自のエンターテインメントとなりました。四角いリングの中で、筋肉隆々の大男たちがぶつかりあい、相手を投げ、組み敷き、ときには殴り蹴る。さらに、自らの必殺技で、相手をマットに背を押し付けて、スリーカウントを奪うという格闘技のエンターテインメント。日本には、古から現在に至るまで、相撲という国技、文化的に見れば一つの伝統芸能がありました。

しかし、プロレスは戦後、テレビ普及のキラーコンテンツとして華々しく登場。当時、まだとても高価だったテレビのプロレス中継を見るため、街頭テレビの前に、今では考えられないような人だかりができたのはご存じの方も多いことでしょう。天龍源一郎は、ゴールデンタイムでテレビ放送がされていたプロレスの全盛期、1970代の終わりにプロレスラーとしてデビュー。

ジャイアント馬場やアントニオ猪木など、創成期のスターに続く、次世代のホープでした。その天龍源一郎も、御年65歳。プロレス業界のめまぐるしい変遷の中、生き残ってきた天龍源一郎は、今もなお現役のレスラー。テーマ曲・高中正義の「サンダーストーム」に乗って、颯爽とリングに上がる天龍源一郎の姿は、プロレスファンにとって、もはやレジェンド的存在なのです。

天龍源一郎 神取忍・ジャンボ鶴田とのプロレス史上に残る試合とは!

天龍源一郎 神取忍ミスター女子プロレスの顔面を素手でボコボコ!

人気者となったプロレスラーにはかならず、ファンたちが語り継ぐ伝説の試合があります。それは、総合格闘技の登場とともに、プロレスも様々に多様化した2000年の7月2日。ついに男性プロレスラーと女性プロレスラーがガチで戦うという、とんでもない対戦でした。

その男性プロレスラーこそ天龍源一郎であり、女性レスラーは「女子プロレス最強の男」、「ミスター・女子プロレス」と呼ばれた神取忍でした。ただのキワモノと見られていたこの試合で、天龍源一郎は、手加減することなく神取忍の顔面を素手でボコボコに殴り、神取忍もまた決して逃げることなく戦い続けました。

試合後、神取忍の顔は、原型を留めないぐらい腫れあがり、その壮絶さを物語ったのです。しかし、その真っ当ガチな二人の戦いぶりが、プロレスファンたちに高く評価され、今や語り継がれるべき伝説の試合となりました。しかしレスラーであろうが、またそのファンであろうが、プロレスを取り巻く人々は、ほんとうに恐るべき人々といえます。

天龍源一郎 ジャンボ鶴田との「鶴龍コンビ」から「鶴龍対決」へ

もう1つの試合はこちら。天龍源一郎は1983年より、全日本プロレスのエース、ジャンボ鶴田とタッグを組みました。そこに、ジャパンプロレスの長州力・谷津嘉章組が参戦、この2組による熱い抗争が、プロレス人気をヒートアップさせます。

そして、長州力との闘いに触発された天龍源一郎は、全日本プロレスの内部に、天龍同盟「レボリューション」を結成。ジャンボ鶴田とのコンビをあえて解消し、今度はジャンボ鶴田との対決を実現。天龍源一郎が、ジャンボ鶴田に2連勝したシングルマッチは、プロレス史上稀にみる好試合として、ファンたちに語り継がれています。

天龍源一郎 「コノヤロー」オカダと引退試合決定的

8月16日、新日本プロレスが開催されていた両国国技館。引退を表明している天龍源一郎が、突然、休憩前の会場にスーツ姿で現れ、かねて挑発を受けていたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに、11月15日、自身の引退試合における、対戦相手に指名しました。

リングで対峙する二人。一触即発の睨み合いから、まず口火を切ったのはオカダ。「天龍さん、僕と同じ時代じゃなくて良かったですね」と軽口をたたくと、「オイ、あんちゃん、吐いたつばは飲み込めねぇぞ、コノヤロー」と、例のだみ声で応酬。これにオカダが、「どうなっても知らないですよ。それでも良いならやりましょう」と、対戦を承知しました。天龍源一郎は、「その時まで、楽しみに体を鍛えておいてやるよ」とうそぶいて、リングを下りました。

38歳年下の若き王者と対戦が決まった天龍源一郎。その戦いは決して楽なものではありません。またプロレス界のレジェンドである天龍源一郎を、生半可な気持ちでは決して倒すことができないと覚悟する、オカダ・カズチカ。ここに、リアルな肉体の闘いと、男のロマンが交錯する、プロレスの世界が存在します。
さて、天龍源一郎はこの引退試合で、本物のレジェンドとなれるのか。その伝説の全ては、11月15日、両国国技館で!

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