上原理生のデビュー作は「レ・ミゼラブル」!ファンクラブ会員限定イベントは満足度高し

上原理生のデビュー作は「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役!声楽家からミュージカル俳優へ

上原理生のデビュー作は「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役!今度はジャベールに抜擢

上原理生(うえはらりお)がミュージカル俳優としての第一歩を踏み出したのは、2011年に出演した「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役でした。「レ・ミゼラブル」と言えば、古くからブロードウェイでも上演され続けている有名な作品。ミュージカルは見なくとも名前を聞いたことがあるという方も多いことでしょう。

実は、上原理生がアンジョルラス役に起用された際の面白いエピソードがあります。アンジョルラス役のオーデションを受けた上原理生は、当然アンジョルラスのパートを歌うものと思っていたところ、指定されたのは「一日の終わりに」という別の曲でした。

さらに、この日は2曲歌うと聞いていたため、肩慣らしのつもりで歌ったところ、2曲目を歌うことなくその日のオーデションは終了。「落ちた」と思った上原理生でしたが、結果はなんと合格でした。1曲歌っただけで採用されるとは、歌唱力や表現力がよほど高かったのでしょう。

これを皮切りに、さまざまな舞台に出演するようになった上原理生ですが、デビュー作「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役は、2011~2017年まで長きに渡って演じ続けました。2018年4月20日付けの公式サイトの投稿では、「朗報」と題し、2019年に上演される「レ・ミゼラブル」で、今度はジャベール役を演じることが決まったと報告しています。アンジョルラス役からの卒業には一抹の寂しさも感じているようですが、新たな役への期待と意欲も十分なようです。

上原理生は声楽家からミュージカル俳優へ

上原理生は、高校2年生の頃に先生に勧められたことがきっかけとなり、声楽の道へ。東京藝術大学音楽学部声楽科に進学し、在学中に、「ドン・ジョヴァンニ」や「ジャンニ・スキッキ」といったオペラや、「こうもり」などの小歌劇(オペレッタ)で舞台経験を積んでいきました。

同時に、ソプラノ歌手・鮫島有美子のバックコーラスに参加するなど、声楽家としても頭角を表します。しかし、大学卒業後は、オペラからミュージカルへと舞台を変え、高い声楽の技術を持ち合わせたミュージカル俳優として活躍しています。

上原理生の兄はアーティスト兼モデルのISSEY!ファンクラブ会員限定イベントは満足度高し

上原理生の兄はアーティスト兼モデルとして活動中のISSEY!

上原理生には2歳年上の兄がおり、現在は、ISSEYという名前で、アーティストやモデルとして活動中です。兄のISSEYは、東京造形大学美術学科を卒業後、デジタル絵画の技術を独学で習得。写真を用いたコラージュ作品を制作したり、シルバーアクセサリー制作や詩作を行ったり、ホームページやTシャツのデザインも手掛けるなど、多岐に渡って活動しています。

モデルとしては、主にファッションショーを中心に出演中で、端正な顔立ちと独特な雰囲気を併せ持つISSEY。デジタルコンテンツにも強いことから、上原理生の公式サイトやファンクラブサイトも、ISSEYが制作・運営しているそうです。ジャンルは違いますが、兄弟そろってアーティストとして活動していることが分かります。

上原理生のファンクラブ「DerMond」の会員限定イベントは満足度高し!

上原理生は、ドイツ語で「月」を意味する「DerMond」という名前のファンクラブを開設しています。ファンクラブ会員になるとさまざまな特典が得られますが、その中でもファンにとって最も嬉しいのは、定期的に開催される会員限定イベント「DerMond Fest」への参加でしょう。

順調に回を重ねているイベントは、上原理生が自ら選曲した楽曲を歌ったり、フリートークしたりと、内容たっぷりで、時間は2時間ほど。帰りには上原理生が見送りをしてくれるだけでなく、写真撮影や握手もでき、お土産が配られる回もあるなど、至れり尽くせりです。

参加者の感想には、「普段聴くことのできないロックやラブソング、ポップスなども選曲されていて貴重な体験ができた」という声も見られます。また「上原理生のゆるーいトークが良かった」など、舞台上では見せない上原理生の素顔を見ることができ、満足度の高いイベントになっているようです。

上原理生が大竹しのぶと栗山民也のタッグで話題の舞台「ピアフ」に出演決定!

2018年11月4日から上演される舞台「ピアフ」に上原理生が出演します。舞台「ピアフ」は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描いたストーリーで、ピアフを大竹しのぶが演じます。過去にも上演されており、大竹しのぶは第19回読売演劇大賞「最優秀女優賞」を、演出の栗山民也は第62回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞するなど、名作との呼び声高い演目です。

2018年版の「ピアフ」でも、大竹しのぶと栗山民也の再タッグが見られます。上原理生の他にも、NHK大河ドラマ「真田丸」で注目を集めた梅沢昌代や、元宝塚歌劇団月組トップスターの彩輝なお、男性ボーカルグルーブLE VELVETSの宮原浩暢など、声や演技に定評のある実力派たちが勢ぞろい。

具体的な配役はまだ発表されていませんが、演技派の俳優たちが生み出す新生「ピアフ」には早くも大きな期待が寄せられています。上原理生は、東京藝術大学の声楽科出身ということもあり、確かな歌の実力が持ち味です。しかし歌だけでなく、ひとたび舞台に立つと、人を圧倒するオーラで多くのファンの心をつかんできました。上原理生にはこれからも、たくさんの作品に出演しキャリアを磨いてほしいですね。

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