渡辺直美は台湾語も日本語も話せなかった?人気を得るまでの苦難

渡辺直美は台湾語も日本語も話せなかった?人気を得るまでの苦難

渡辺直美は台湾とのハーフ!故郷での人気ぶりは?


渡辺直美のプロフィール
◆生年月日:1987年10月23日
◆出身:台湾・台北県
◆身長:158cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:吉本興業

渡辺直美の母は台湾出身!生い立ちは?

渡辺直美(わたなべなおみ)は日本人の父と台湾人の母の間に生まれたハーフです。幼い頃に両親が離婚し、日本語があまり話せなかった母と一緒に、茨城県と台湾を行き来していました。

芸人を夢見ていた渡辺直美は、高校には進学していません。バイトで吉本総合芸能学院(NSC)の学費を貯め、18歳で芸能界デビューを果たしました。2021年4月からはアメリカのニューヨークを拠点にしている渡辺直美ですが、出生地の台湾でも大人気です。

2017年にオープンした台湾のコンテンツ発信拠点「華山Laugh&Peace Factory」の初回企画として、国内で好評だった体験型企画イベント「渡辺直美展 Naomiʼs Party」が採用されました。2017年5月23日開催のプレオープンイベントの会見には台湾メディアが殺到し、渡辺直美の人気の高さが証明されています。

渡辺直美が台湾と日本の架け橋に!娘の看板に母がまさかの反応?

渡辺直美は2022年8月1日から「台湾いばらき宣伝大使」に就任しました。プロモーションのため、台北市の各所に渡辺直美の写真が目を引く看板が登場。台湾生まれ、茨城育ちの渡辺直美にとって感慨深かったようで、同月末には街を彩る看板の写真を添え、「至る所に私が!」とツイートしています。

娘の看板が故郷に多数掲示され、母も喜んでいるかと思いきや、辛口のツッコミを入れたようです。翌月9月1日に渡辺直美はインスタのストーリーで、母が「てめぇ、これおもしろいとオモッテル?」と、まさかのボケを求めてきた反応を告白。母の視点を「茨城と台湾のコラボに参加できることより面白いか面白くないかだから」と解説し、笑いを誘っていました。

芸人を目指すと告げた時も、母は「面白くないのに?」とバッサリ斬り、笑いのプロについて「いつでも本気で戦えるんだよ、24時間」と指摘したのだとか!よい意味で予想を裏切って大スターになった娘に対して、照れ隠しで厳しくイジったのかもしれません。

渡辺直美は台湾語も日本語も上手く話せなかった?

渡辺直美の子供時代のコミュニケーション方法に驚き!

渡辺直美は台湾人の血を引くハーフですが、台湾語は話せません。2022年8月19日放送の「A-Studio+」では、台湾の親戚が子供の頃の渡辺直美について、「表情だけでコミュニケーションが取れていた」と明かしています。

日本語に慣れない母に育てられた渡辺直美は、18歳頃まで台湾語だけでなく日本語も流暢に話せない状態でした。モード誌「NumeroTOKYO」2018年1・2月号のインタビューでは、渡米前に医師の検査を受け、2つの言語とも、出生から3歳頃にかけて習得するような語彙の不足を指摘されたと明かしています。

2007年の芸能界デビューから2、3年の間は、ほとんどトークを披露せずに活動していました。芸人としての自信を失くすほど言葉の壁に悩んでいた時に救いになったのが、先輩芸人・中田敦彦の、「お前の数ある長所を、誰も出来ないくらい伸ばせ」というアドバイスです。

長所は表現力だと考えた渡辺直美は、ダンスやショーのスキルを磨こうと決め、2014年5月から約3ヶ月間、ニューヨークへ留学。その結果、今では抜群の表現力で世界中のファンから愛されています。

渡辺直美の発信力とトークスキルが覚醒したきっかけ

自信を手にした渡辺直美を待っていたのが、ラジオの仕事です。2016年4月から「AVALON」のナビゲーターを務め、苦手意識のあった話すジャンルともどっぷり向き合うことに。

リスナーの悩み相談に答えながら、自分の意見を発信する技術も高めた結果、今では日本語がカタコトだったとは考えられないほど、キレのあるトーク力を発揮しています。

言語に左右されない笑いで、海外でも絶大な人気を誇る渡辺直美。言葉の壁を乗り越えるため幼少期に体得した表現力とその才能に磨きをかけた過程、芸人として努力して身につけた会話スキルなど、すべてが現在の芸風や評価につながっているのではないでしょうか。

渡辺直美の台湾の姉とは?美人でスタイル良すぎ!

渡辺直美は台湾の親戚への思いを力に世界へ

渡辺直美は一人っ子で兄弟はいませんが、実の姉のように慕う従姉妹が台湾にいます。従姉妹とは頻繁に連絡を取り合う仲。2022年8月31日にもツイッターで「直美身体は大丈夫?元気にしてる?無理しないでね!と労わる言葉とともに自分の近況写真送ってくる」と従姉妹の写真を投稿しています。

美人な従姉妹を公開したツイートは「美人すぎ!」「直美ちゃんに似てる!」と反響を呼びました。「台湾のお姉ちゃん」と慕うこの従姉妹や台湾の親戚は、ブログやテレビ番組にも登場しています。

情報番組「サタデープラス」が、2016年7月9日の放送回で台湾への里帰りに密着しており、渡辺直美は親戚を紹介。母の弟の妻は、いつも訪問時に宿泊させ、食事も用意してくれる存在。血の繋がりはないのに、「似てる」と言われるのだとか。

渡辺直美が中学3年生で、親戚に「芸人を目指したい」と告白した時は、高校に行くべきだと反対されたといいます。日本で売れてからは、評判を台湾の親戚に届けて安心させたいという思いで、仕事に励んできたと振り返っていました。

今では、海外でも認められるエンターテイナーとなり、言葉が通じない国の人々からも支持されている渡辺直美。誰にも真似できない表現力を武器に、今後も世界から注目され続けることでしょう。

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