矢部太郎は天才!?5ヶ国語習得から手塚治虫文化賞まで多才すぎる経歴まとめ!

矢部太郎が雑学王で優勝!5か国語習得!気象予報士の資格を持つ多才な経歴とは

矢部太郎って実は天才?雑学王で優勝!5か国語も習得!

お笑いコンビ・カラテカのボケ担当、矢部太郎(やべたろう)は、東京出身で1977年6月30日生まれの41歳(2019年5月現在)です。高校の同級生だった相方・入江慎也とカラテカを結成し、芸人として世に出てきた矢部太郎ですが、最近は漫画家として才能を開花させていることで注目が集まっています。

身長158cmと小柄なうえ、体重も40kgほどと華奢で頼りなさそうな雰囲気のある矢部太郎ですが、“実は天才!?”と言われるほど頭が良いのをご存知でしょうか。

学費が払えず除籍となってしまいましたが、東京学芸大学国際教育学部欧米研究を専攻しており、過去には雑学王として知られる伊集院光に勝利し、「決定!これが日本のベスト100全国一斉○○テスト」で見事優勝、雑学王に輝いたこともあります。さらに「クイズ!ヘキサゴンⅡ」でも、初出演で1位という快挙を成し遂げています。

また、全国放送の番組では初のレギュラー出演となった「進ぬ!電波少年」の企画では、現地の言葉で海外の人を笑わせるという目標を達成するため、1年足らずの間にモンゴル語、スワヒリ語、韓国語、コイサンマン語を習得。後にNHK Eテレの「テレビで中国語」に2014年度の生徒として出演したことで中国語もマスターし、5ヶ国語を操るという驚きの才覚を持っています。

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矢部太郎が“あるクセ”で番組を降板!?

過去には雑学王となった経歴もあり、5ヶ国語を習得するほど多才な矢部太郎。2007年には、難関と言われる気象予報士の資格も取得しています。

気象予報士を目指したのは、かつて「福井のおっちゃん」「お天気の福井さん」などと呼ばれて人気を集め、2005年4月にこの世を去った気象予報士・福井敏雄の跡を継ぎたいと思ったからだとか。

1994年8月に第1回の資格試験が実施された気象予報士はれっきとした国家資格で、合格率は平均で5%ほど。同じ国家資格で難関と言われる他の試験と比較しても、司法試験の予備試験が4%弱、社会保険労務士が6%強とされており、それに匹敵する狭き門であることが分かります。

矢部太郎が気象予報士試験にチャレンジしようと決めたきっかけは、「NEWS23」や「Nスタ」などでおなじみの気象予報士・森田芳光を取材する仕事で実際の試験問題を見せてもらったところ、解ける問題が結構あり、勉強すれば受かると太鼓判を押されたからだそう。何の予備知識もなく、試しにやってみたら解けたという段階で、矢部太郎の基礎学力の高さがうかがえますね。

見事試験に合格した矢部太郎は2007年3月、TBS系列で放送されていた朝の情報番組「はなまるマーケット」のお天気コーナーで気象予報士としてのデビューを飾ります。しかし、念願が叶ったのもつかの間、あるクセが原因ですぐに降板させられてしまったと、2018年9月5日放送の「一周回って知らない話」で暴露しています。

矢部太郎には、緊張すると股間を無意識に触ってしまうクセがあり、「はなまるマーケット」でも、お天気の解説中にそのクセが出てしまったことで視聴者の主婦から番組にクレームが入ったのだとか。 朝の番組だけに余計不快感を与えてしまったのでしょうが、放送時間にかかわらずテレビのお天気コーナーを担当するには致命的とも思えるクセを、まず克服する必要がありそうですね。

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芸人・矢部太郎が漫画で手塚治虫文化賞短編賞を受賞!スピーチで会場が号泣!

矢部太郎が漫画エッセイ「大家さんと僕」で芸人初の手塚治虫文化賞短編賞を受賞!

矢部太郎は2018年4月、漫画エッセイ「大家さんと僕」で、手塚治虫文化賞の短編賞を受賞しています。プロの漫画家以外で同賞を受賞するのは矢部太郎が初とあって、このニュースは大きな反響を呼びました。小学生時代に手塚治虫のファンクラブに入っていたという矢部太郎は、以前から手塚治虫文化賞に憧れていたといいますから、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。

2017年10月31日に発売された漫画エッセイ「大家さんと僕」は、新宿の外れにある木造2階建一軒家を舞台に、80代の「大家さん」と、僕・矢部太郎との日常を綴った作品です。2016年3月22日発売の「小説新潮」でスタートした連載が人気を集め、単行本化された本作の発行部数は70万部を超え、漫画エッセイの歴代年間売上1位を記録する大ベストセラーとなりました。

伊勢丹とNHK、羽生結弦が好きで、「ごきげんよう」と挨拶する物腰が上品な大家さんとの出会いから、ついには一緒に旅行へ出かけるほど仲良くなったという二人暮らしの中で生まれるエピソードが微笑ましく、心温まる漫画エッセイとなっています。

矢部太郎が受賞した短編賞は、過去の受賞者をみても、大島弓子「グーグーだって猫である」、中村光「聖☆おにいさん」、ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」など実写化された人気作品も多く、錚々たる顔ぶれです。絵本作家・やべみつのりを父親に持つ矢部太郎。人の心を動かす作品を生み出す才能は、父親譲りなのかもしれませんね。

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矢部太郎の受賞スピーチに会場中が感動!「思った以上に…」

2018年6月7日に、手塚治虫文化賞の贈呈式が行われました。この日は矢部太郎も短編賞受賞者として壇上でスピーチしていますが、その胸を打つ言葉に会場中が感動の波に包まれました。芸人ではありますが、普段はシャイで口下手な彼とはうって変わって、しっかりとスピーチする姿に驚く人も多かったようです。

「思った以上にアトム像が重い…」と場を和ませつつも、「大家さんが、『矢部さんはいいわね。まだまだお若くて何でもできて。これから楽しみですね』と毎日言ってくれたおかげで、38歳で人生の斜陽を感じていた自分が、まるで10代のように何でもできるような気がしてきた」と、大家さんへの感謝を述べた矢部太郎。芸人としての経験、子供の頃に全力で漫画を読んでいたこと、絵本作家の父が絵を描く背中を見つめ続けていたことなど、全てが無駄ではなく繋がっているのだと実感しているとも語りました。

「これからも『うまく言葉にできない気持ち』を少しでも漫画で描いていけたら…」と、今後の作品づくりに対する意欲も明かしており、次回作が楽しみです。

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矢部太郎が漫画「大家さんと僕」の「大家さん」への想いをツイート!

矢部太郎が2018年8月23日、自身のTwitterで「大家さんと僕」のほっこりしたエピソードでたくさんの人に愛された大家さんが亡くなったことを報告し、そのコメントが注目されました。

大家さんについて「漫画の全てだった」「もっと話したかったし、聞きたいこともたくさんありました」と思いを綴った矢部太郎。「テレビで戦争の番組をたくさんやってくれるから8月が一番好き」「大切な人は戦争に取られたくない」「矢部さんは戦争に取られたくない」と話していた大家さんの言葉が思い出され、自分にとっても8月は特別な月になったとも明かしています。

2018年10月3日に放送された「徹子の部屋」に出演した際には、生前に大家さんからもらったという手紙が披露されました。「矢部さんがいらして下さったので、ここまで生きてこられたのよ」「矢部さんは私の残り少ない人生の、誰よりも大切な方です」と美しい丁寧な字でしたためられており、大家さんの人柄と矢部太郎への想いが溢れる素敵な内容でした。

これからも漫画などの創作分野はもちろん、芸人としても持てる才能を存分に活かして欲しいですね。きっと大家さんも、矢部太郎の活躍を見守っていてくれるはずです。2019年6月26日に番外編本「『大家さんと僕』と僕」が発売されますが、矢部太郎が手にする一冊目は、大家さんに贈られるのかもしれませんね。

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