薮田和樹のプロ野球人生は母の苦労の賜物!嫁Karuna(モデル)の可愛さは球界一!?

薮田和樹はドラフト2位で広島東洋カープに入団!特番で明かされた生い立ちが壮絶だった!

薮田和樹は無名ながらもドラ2でカープへ!2017年は最高勝率!

薮田和樹(やぶたかずき)は、2014年10月に行われたドラフト会議で、広島東洋カープから単独2位で指名された右投げ右打ちのピッチャー。背番号は23番です。薮田和樹の学生時代は、岡山理科大学附属高校2年の時に右肘を疲労骨折したため甲子園出場などの経歴はなく、亜細亜大学でも1年生の秋に右肘を手術。4年生の春には肩を痛めたため公式戦未勝利という、実績ゼロの無名ピッチャーでした。

しかし2015年の入団後は、7月に、対巨人戦で5回2失点の初先発初登板初勝利という幸先の良いスタートを切ると、2016年は、中継ぎを中心として16試合で活躍。先発投手にアクシデントが起こった際に緊急登板のチャンスをものにするなどして3勝をマークしました。2017年は、中継ぎとして開幕一軍入りを果たし、6月に先発へ転向して以降は15勝の大活躍を見せ、広島カープのセ・リーグ連覇に大きく貢献したほか、「最高勝率」のタイトルも受賞。侍ジャパンにも選出され、日本球界を代表するほどの選手へと成長を遂げました。

薮田和樹のプロ野球人生は母の苦労の賜物!

薮田和樹は、ドラフト指名時に、TBS系列のドラフト特番「お母さんありがとう」の取材を受けていました。この番組では、薮田和樹が1歳の時に両親が離婚したことや、息子2人の野球選手になるという夢を叶えてあげようと、母が女手一つで昼も夜も身を粉にして働いていたことが明かされました。

小学2年で野球を始めた薮田和樹は、地元の野球チームでピッチャーとして活躍。地元の強豪校・広島商業高校の野球部に進んだ兄に対し、野球推薦で隣県の岡山理科大学附属高校に進学しました。その間、寮費を捻出するために母がタクシー運転手として24時間働いていたことも、その勤務中に事故を起こして失業したことも、生活のために借金地獄に陥ったことも、病気になったことも知らなかったそうです。

生活苦で心身症になった母は、毛髪が全て抜け落ちて視力が著しく低下しても、かすかにしか見えない息子の応援のため、かつらを被って岡山まで応援に駆け付けていたと言います。兄から事実を明かされ、大学進学を諦めた薮田和樹でしたが、野球部の監督の勧めで亜細亜大学へ奨学金で進学し、見事プロ野球選手になりました。2013年に、薮田和樹の母は広島で再婚しており、現在は新たなパートナーと共に息子の活躍を応援しています。

薮田和樹の独特なフォームや球種について!結婚した嫁のKarunaが可愛すぎて話題に

薮田和樹の独特な投球フォームや球種をズバリ分析!

薮田和樹の特徴はなんといっても投球フォームで、その投げ方は“独特”“変則的”などと評されています。ポイントは、球を投げるほうの腕の投球準備=テイクバックの動作が非常に小さいことです。バッターからするとボールが来るタイミングを取りにくく、どこからボールが出てくるのかも見えにくくなるため、非常に打ちづらくなります。

通常、このようにテイクバックが小さなピッチャーは、手先の力だけで投げてしまいがちなため、球に力が伝わりにくく、球速が遅いことがほとんどです。しかし、薮田和樹の球は、最速156キロの豪速球!薮田和樹は、身体を回転させて下半身のパワーもすべて球に乗せることで、小さなテイクバックでの豪速球を可能にしているようです。

この時に一度も肘を伸ばさない薮田和樹の投球フォームは、中学時代から怪我や故障や手術に悩まされてきた右肘を痛みからかばった末に辿り着いたものだと言います。加えて、薮田和樹は球種が多いのも特徴です。速いストレート球以外にも、フォークやスライダー、カーブやシンカー、カットボールなど、スピードと器用さが球団スカウトマンの目に留まってのプロ入りとなりました。

薮田和樹が結婚した妻のKarunaはモデル!その可愛さは球界一!?

薮田和樹は、亜細亜大学の1学年先輩で、在学中に文化人類学の講義で知り合ったモデルのKaruna(カルナ)と2017年5月20日に結婚しました。薮田和樹の長年の猛アタックの末に交際にこぎつけ、2016年のKarunaの誕生日に婚約指輪をプレゼントし、2017年のKarunaの誕生日に入籍したということです。

Karunaは、現役モデルとして企業広告やTVコマーシャルにて活躍中で、その美貌は、プロ野球選手の妻の中で1、2位を争うのではないかと思われるほど。薮田和樹は、2017年の大活躍の要因に結婚を挙げており、シーズン中の体重管理やメンタルケアなど、妻の支えなくては飛躍はなしえなかったと語っています。

野球の知識はないKarunaですが、栄養学を取り入れながら食事メニューを管理し、元広島東洋カープのピッチャー黒田博樹が解説を務める野球中継を録画するなど、広島と東京を往復しながらも薮田和樹をしっかりとサポート。現在は、入籍前の4月に家族入りしたマルチーズとトイプードルのミックス犬・麦ちゃんとの3人暮らしで、仲睦まじい様子を夫婦そろってインスタグラムで公開しています。

薮田和樹は母のオーナーへの直訴でカープに入りして日本代表にまで登りつめた!

実績ゼロの無名投手だった薮田和樹が広島東洋カープからドラフトで指名を受けたのには、運命的なエピソードがありました。事故を起こして失業する前の薮田和樹の母が運転するタクシーに、広島東洋カープの松田オーナーが乗車したことがあり、その際に、母が直接息子を売り込んでいたと言います。

「亜細亜大学で息子が野球をしており、すごく速い球を投げますので、ぜひよろしくお願いいたします」とタクシーの運転手に直訴された松田オーナーは、亜細亜大学担当の球団スカウトマンに一度視察へ行くように連絡。まったくノーマークの投手でしたが、オーナー命令とあって見に行ったスカウトマンが才能を見抜き、地元出身選手をなるべく取るという球団方針にも合致していたことからめでたくプロ入りとなりました。

薮田家の苦労が報われた運命のドラフト会議から3年後、薮田和樹は、「第1回アジアプロ野球チャンピオンシップ」の代表に選出。日本・韓国・台湾の3カ国の、24歳以下もしくはプロ入り3年以内の代表選手が競うこの大会で、薮田和樹はDeNAの今永昇太や巨人の田口麗斗に並んで先発三本柱の1本を任されています。しかも、稲葉篤紀監督が日本代表の監督を務める初めての試合で、先発を任される気配が濃厚。稲葉篤紀監督によると、「初戦は絶対に勝つために、一番いいピッチャーを持っていきたい」とのことで、薮田和樹は、「日の丸を背負う機会は滅多にないことなので、自分の力をしっかりと出し切る」と気合十分です。

もともと中継ぎとしても成果を残していることから、監督に求められるのであれば、先発にこだわらず、登板ポジションはどこでもいいと柔軟な姿勢の薮田和樹。もちろん、2020年に開催される東京オリンピックの代表選手の座も狙っており、そのためにしっかりと存在感を示していきたいと意気込んでいます。プロ野球選手という夢を叶えてくれた母や支えてくれる美人妻、広島東洋カープのファンや日本のプロ野球ファンのためにも、怪我にだけは気を付けて、これからもますます活躍していってほしいですね。

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