山口敏太郎がマツコの知らない世界で告白「UFO動画は儲かる!」

2020年5月15日 更新

山口敏太郎がマツコの知らない世界で告白「UFO動画は儲かる!」

山口敏太郎がマツコの知らない世界で告白した仰天UFO動画ビジネス!偽物でもOK?!

山口敏太郎が2015年8月11日放送の「マツコの知らない世界」で、「UFO動画は儲かる!」とUFOビジネスの裏側について語りました。この時「UFO映像コーディネーター」として出演していた山口敏太郎の職業は作家であり、オカルト研究家。オカルト好きの間では「月刊ムー」でおなじみの飛鳥昭雄、中沢健と共に「オカルト三銃士」と呼ばれています。

自身でもUFO動画の撮影に成功している山口敏太郎によると、世に出ているUFO動画には、明らかに意図的な偽物が存在しますが、それさえもたいへん儲かるそうです。最近、世間を騒がせた中国の巨大UFO動画には失笑さえ湧いたものですが、誰もが予想した通り、UFOだけではなく、背景さえもCGなのだとか。偽物と分かっていても1本6万円、セットで12万円の使用料が発生しますから、世界中のUFO特番で使われるとボロ儲けできるのです。UFOという未知の世界に驚いていたい素直な人々にとって、山口敏太郎の告白はあまりにも衝撃的だったことでしょう。

山口敏太郎が語るUFO動画ビジネスが成立するワケ!1秒30万円の有名動画も偽物だった?!

山口敏太郎は、今でもUFO特番で頻繁に取り上げられる「宇宙人の解剖映像」についても言及しています。なんとその映像の使用料は、1秒30万円だというからビックリ。動画ですから、当然1秒では終わりませんし、10秒流すだけで、映像の持ち主は300万円儲かるわけです。山口敏太郎によると、これらUFO動画ビジネスの先駆けは「ロズウェル事件」だったそうです。

「ロズウェル事件」とは、1947年に、米ニューメキシコ州ロズウェルにUFOが墜落して、機体の残骸やUFOが回収された事件。子供のように両脇の人類に手を引かれる宇宙人の写真は、誰もが目にしたことがあるはず。それ以来、ロズウェルのUFOミュージアムは、年間1億円を売り上げる盛況ぶりで、立派な町起こし産業として成立しています。

実は「ロズウェル事件」の写真は、1950年にドイツの新聞社がエイプリルフールのために作ったものでした。しかし、大衆の心理は、UFOの真偽よりも、エンターテインメント性にロマンを傾けるのかもしれません。そこに山口敏太郎のいう「UFOビジネス」が成り立つわけです。

山口敏太郎がマツコの知らない世界で語る「UMAビジネスは儲かる!」

山口敏太郎がマツコの知らない世界に再来!あのUMAも町おこしビジネスツール?!

山口敏太郎は、2016年2月2日に再び「マツコの知らない世界」に登場。今度は「UMAビジネスは儲かる!」と語りました。今やUFO動画同様に、UMA動画はビッグマネーを生み出すビジネスツールとして、ご当地キャラ化しているのだそうです。たとえば、世界的に有名なスコットランドの「ネッシー」は、3500億円以上の経済効果を地元にもたらしており、2年前に撮影された新たな動画に7万5000円という値が付いていても「リーズナブル」と言えるくらいの地位を確立しているのだそうです。

また、山口敏太郎がUMAビジネス代表格として例に挙げた「ビッグフット」の動画の使用料は1回で30万円。「マツコの知らない世界」では、静止画を使用したため2万円で済みましたが、相手によってその金額は変動するという、お高いUMA動画。ところが山口敏太郎によると「ビッグフッド」は完全な作り物。「拡大するとチャックが見えます」と大暴露して、マツコを唖然とさせました。

山口敏太郎がUMAビジネスをぶった切る!なぜUMAビジネスが横行する?

山口敏太郎が世界のUMAキャラを元に分布図を作成したところ、特に日本とアメリカに突出して多い事が分かったそうです。ここからUMAとGDP(国内総生産)の比例関係を指摘した山口敏太郎は、UMAが多発するのは「衣食住に満たされている日本やアメリカに、娯楽を発達させる余裕があるから」と結論づけました。

視聴者としては、半信半疑なうちは、偽UMA動画が多少混ざっていても笑えますが、ここまで”作られた”状況を突き付けられると、そのうち見向きもしなくなるかもしれません。CGを駆使した偽UMA動画を笑っていたマツコも、「どんどん鼻つまみものになっていくのでは?」と指摘。

それに対して山口敏太郎は「オカルトってそんなもんだろうと適当にやってきた人はいっぱいいるので、それでいい」「そういうヤツを僕はハイキックで倒していく」と発言。それと同時に、本物の存在を確信する山口敏太郎。本物と偽物を見分ける気持ち、偽物でも愛でる気持ち、広い心で突っ込める気持ちをもってUMAと向き合う意志も誓っています。

山口敏太郎もUFO・UMAビジネスに便乗?!妖怪「蛟(みずち)」写真?妖怪博物館とは?

山口敏太郎が「マツコの知らない世界」で暴露した、UFO・UMAビジネスのキワドイ話には、ネットでも「あんなにはっきり切ってくれると逆に気持ちいい」と、多くの賞賛が寄せられました。そのためか、山口敏太郎が撮影したUFO動画には、ひときわ信憑性を覚えてしまいます。2015年6月14日21時頃、山口敏太郎は千葉県船橋市の公園で、空に浮かぶ謎の発光体を目撃し、自分のスマホで撮影しました。

白い光が夜空をホバリングしているだけの地味な動画ですが、山口敏太郎は「UFOだ!」と一度も断定することなく、慎重に「星にしては大きすぎる」「動きがないため、飛行機やドローン、人工衛星などの可能性は低い」等々、ひたすら分析&撮影に徹していました。衝撃的なUFO・UMA動画が横行する中で、かえって現実味が湧いてきますよね。そんな山口敏太郎の元には、心霊写真を含む不思議なものが映り込んだ画像や動画の鑑定依頼が送られてくることも少なくありません。最近では、山口敏太郎著作の愛読者から、豊川稲荷で撮影した、謎のウロコのようなものが映っていた写真を検証するべく、風水師で霊能者というあーりん女史に鑑定を依頼した山口敏太郎。

その結果、ウロコは、蛇の姿をした川の精「蛟(みずち)」ではないかという話になり、全国のオカルトファンを狂喜させました。オカルトファンはもちろんのこと、「河童のミイラ」「チュパカブラの残骸」「人面犬」など、怪しい展示物が満載の「山口敏太郎の妖怪博物館」には、一般の親子連れもたくさん訪れているのが我が先進国日本の現状。オカルトとは、人々を脅かすものではなく、「いるの?いないの?」という論争を含めて楽しませるもの。山口敏太郎の場合、「博物館のコンセプトは、現代の見世物小屋」と明言した上で、きっちりビジネスにしている点が大変潔いですよね。

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