横山裕の家族は？壮絶な生い立ちと弟への深い愛

横山裕の家庭環境が複雑すぎる！母親に綴った曲

横山裕の家族は弟が2人…両親は？

ジャニーズの人気グループ・関ジャニ∞のメンバーである横山裕（よこやまゆう）は、メンバーの中でボケ担当。ムードメーカーとして、関西人らしい明るく楽しそうなノリでも人気です。

横山裕の両親は、横山裕が3歳の時に離婚しており、父親とはそれっきりとなってしまったようです。5歳の時に母親が再婚したため、相手の名字である横山の姓を名乗るようになりました。この義父とはあまり関係が良くなかったそうで、邪魔者扱いされて祖父母に預けられた時期もあったのだとか。

その後、母親と義父の間には男の子が2人生まれました。義父と離婚した後に母親が2010年に急逝したことから、現在の横山裕の家族は父親違いの弟2人ということになります。

横山裕の生い立ちが壮絶すぎる

母親の再婚後、祖父母の元へ預けられていた横山裕ですが、小学5年生の時に祖父が体調を崩し、義父と同居することになりました。

義父とはやはり関係が悪く、時に暴力を振るわれることもあったのだとか。中学3年生の頃からジャニーズ事務所に所属していた横山裕は、中学卒業後に高校へ進まず、実家を出て建設会社で働く道を選びます。ジャニーズJr.として活動し始めた当初は、ニッカポッカ姿でテレビ局に通っていたのだとか。

最愛の母親が亡くなったのは、横山裕が29歳の時でした。知らされたのは、自身のソロコンサートの直前というタイミング。横山裕は何とかステージに立ったものの、母への想いを綴った「オニギシ」という曲の最中に号泣して歌えなくなってしまったといいます。

当時を振り返ったインタビューでは「人生で一番泣いた。後にも先にもあんな辛いことはない」と率直な気持ちを明かしており、母親への深い愛が伝わってきます。

横山裕は弟の父親代わりとして奮闘！

横山裕の弟は記憶喪失から回復！きっかけは兄のサポート？

横山裕が23歳で関ジャニ∞のメンバーとしてデビューした後、母親はがんを患い、義父とは離婚することなりました。この時横山裕は、2人いる弟が独り立ちするまでの生活を、自分が支えようと決意します。

次男は高校卒業後に就職し、大学進学を希望した三男の学費は横山裕が支払いました。当時は父親代わりを務めなければという気持ちがあり、弟たちを厳しく叱ることもあったといいます。

それでも横山裕の、弟たちへの愛情は本物でした。母親が亡くなった後、葬儀の2週間後に次男が倒れ、記憶が飛んでしまうというショッキングな出来事に見舞われます。

そこで横山裕は生まれ育った大阪市に家を借り、弟を呼び寄せ、3人で一緒に住みはじめました。いくら父親代わりと言えど、なかなかできることではありません。

横山裕は税理士の弟に癒やされていた？

横山裕と兄弟の努力が功を奏したのか、次男は徐々に回復し、結婚もしています。

弟の結婚が嬉しすぎたのか、横山裕は式の1週間前に生モノをたくさん用意してお祝いし、弟が食あたりを起こしてしまったというエピソードも。

結婚式では、横山裕に宛てた手紙が読まれました。手紙の内容は、「つらかったときもあったけど、（横山裕に）本当に感謝してる」というもの。これを聞いた横山裕は号泣してしまい、この手紙の後に、サプライズで演奏する予定だったトランペットが吹けなかったといいます。

横山裕のサポートによって大学へ進学できた三男は、税理士を志して夢を叶えました。三男が学生の頃、2ヶ月近く自身の自宅で一緒に暮らしていた時期には、弟の存在に癒やされていたのだそう。

父親さながらの愛情が伝わるエピソードばかりですが、2人の弟もまた、兄には特別な想いを抱いているのではないでしょうか。支え合ってきた兄弟の絆の深さがうかがえます。

横山裕は結婚したい？同居人の存在も告白！

最愛の母親を喪っても、弟たちとともに前向きに進んできた横山裕。自身の家庭を築く日が来るのか気になるところですが、過去には女性を美化している部分があると告白しており、理想が高いようです。

さらに、楽器の講師をしている2歳年下の男性とほぼ同居状態にあることも明かしているため、すぐに結婚する可能性は低そうです。とはいえ、結婚願望はあるようで、2020年2月2日放送の「ボクらの時代」では、「家族団らんに憧れがある」と話しています。

ただし、親が離婚しているため、自身は「絶対離婚したくない」と考えているのだそう。もしかすると、結婚そのものへのハードルが、かなり高いのかもしれません。

横山裕の口から結婚の報告が聞ける日は来るのでしょうか。どんな生き方にしても、複雑な家庭環境を乗り越えてきた分、弟やファンからの愛をたくさん受け取りながら歩んでほしいですね。