Yoshikiの神がかり的ドラム技術!首のヘルニアや右手の状況は?

Yoshikiの神がかり的ドラム技術!首のヘルニアや右手の状況は?

2022年2月28日 更新

Yoshikiの神がかり的ドラム技術!首のヘルニアや右手の状況は?

Yoshikiの神がかり的ドラム技術!魅せるパフォーマンスが芸術的!

Yoshikiの神がかり的ドラム技術は、X JAPANファンでなくとも、強烈な印象を与えられます。Yoshikiの使用ドラムは、TAMAのクリスタルシェル。2バス、スネア、2フロア、4タムタムという大セットを、怒涛の高速スピードで、パワフルに叩き続けられるドラマーは、Yoshikiをおいて他にはいないでしょう。

それでもYoshikiのドラム技術のレベル評価は、日本の中でも中間層くらい。パワーとスピードはあっても、ドラムに一番重要なリズムキープが正確でなく、フレーズが少ないことが理由として挙げられています。しかしそれは、Yoshikiが、パフォーマンスを重視しているからとも言えるのではないでしょうか。

普通ドラマーは、ステージの一番奥でドラムセットの影になりがちですが、Yoshikiほど激しいヘッドバンギングを伴って派手に叩くドラマーは、何倍にも大きく見えます。それは狂い咲く華のようでもあり、ドラムセットを破壊し、倒れこむまでの過程が、芸術として一貫しているのです。粛々とテクニックに走るだけではなく、Yoshikiは”魅せる”ドラマーとしても神がかっていると言えます。

Yoshikiの神がかり的ドラム技術の代償、首のヘルニアや右手の状況は?黒い首輪はコルセット?

Yoshikiは、神がかり的な激しいドラムパフォーマンスの代償として、重度の首のヘルニアを発症しています。X JAPAN全盛期には、何度もYoshikiの故障によるライブ中止・延期を繰り返し、ついに医師から「次に痛みが出たら車いす生活になる」と宣告。1996年以降は、専属トレーナーによる首の回りの筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れ、ライブには、頸椎固定コルセットを巻いて挑んでいました。

ところが、2009年5月末の台湾公演後、Yoshikiは首のヘルニアによって神経が圧迫され、右手の痺れと左手の感覚消失を来たしてしまったのです。この後、Yoshikiは、無事に成功率50%の首の手術を乗り切り、右手の痺れは解消されましたが、当時は左手の痺れは残ったままという話。

それ以来、新たな手術の話は出ておらず、2015年末の紅白歌合戦では、再び激しいドラムパフォーマンスを披露しているところをみると、首や手の症状は落ち着いていると見ていいのでしょうか。巷ではYoshikiがドラムを叩く時に着けている黒い首輪は、新型コルセットではないかとの噂もあるようですが、真偽のほどは定かではありません。

Yoshikiの実家、資産は?Mステ放送事故とは?

Yoshikiの実家は老舗呉服屋!資産は500億?

Yoshikiの実家は、千葉県館山市で老舗呉服屋を営んでいました。Yoshikiは、2人兄弟の長男として生まれ、両親には過保護に育てられたそうです。Yoshikiの父は、稼業を継ぐまでプロのタップダンサーとして活躍し、ジャズピアノを趣味としていました。Yoshikiが音楽に傾倒していったのには、父が大きく影響していました。しかし父は、Yoshikiが小学5年の時に34歳という若さで自殺してしまいます。今は、老舗呉服店であった実家には誰も住んでいないそうです。

Yoshiki自身の資産は、推定で500億円とも言われています。ロサンゼルスの高級住宅街にある白亜の大豪邸や、いくつものスタジオを所有しています。また、ゴールデン・グローブ賞のテーマ曲提供や、ハリウッド映画プロデュースも行っているYoshikiなら当たり前と思われがちですが、かつて収入の大部分を占めていたのは、Yoshikiが持つ自身の楽曲やLUNA SEA、GLAYなどの原盤権による多額の権利収入。最近では、どのアーティストも全盛期を過ぎたためYoshikiが金欠に陥っているという噂がありますが、あまりに似つかわしくないような気はします。

YoshikiのMステ放送事故!うっかり当て振りがバレちゃった!

Yoshikiの派手なパフォーマンスは、たびたび放送事故扱いされてきました。しかし、2014年12月26日のMステ放送事故は、Yoshikiに似合わない”やらかした感”を晒すことになってしまいました。この日、X JAPANとして約17年ぶりに「ミュージックステーション スーパーライブ2014」に登場したYoshiki。代表曲「紅」「Forever Love」「Rusty Nail」と新曲「Hero」をスペシャルメドレーで披露し、ファンを沸かせてくれたのは良かったのですが、何とYoshikiが立ち上がっている場面でドラムの音が鳴ってしまったのです。

叩いていないのに音が鳴る、つまり音源による「当て振り」であることがバレてしまった瞬間、「いけね……」と言わんばかりに座り直すYoshiki。それを見なくとも、あまりにも振りと音源の音がズレていることに気付いていた人はたくさんいたでしょう。なぜこの日、Yoshikiほどのドラマーが、当て振りすることになったのかというと、多忙のあまり、前日にダウンして点滴を受けていたことが関係していると思われます。体調不良の上、Yoshikiが慣れない当て振りに戸惑ったために起こった放送事故だったのではないでしょうか。

Yoshikiの神がかり的真剣勝負!ドキュメンタリー映画「We Are X」で中居正広にエール!

Yoshikiの神がかり的ドラム技術を語るとき、ステージ上で、神秘的に光り輝くクリスタルドラムは欠かせません。クリスタルシェルは、従来のウッドシェルのような太い響きを持たないため、強打しないと鳴らない仕組み。”魅せるドラム”を重視した結果、首のヘルニアという大きな代償を払うことになりましたが、首に巻かれたコルセットにさえ、人々は美を感じたはず。50歳になった今も、人々が厚い支持を送るのは、Yoshikiのオンリーワンスタイルに真剣勝負を感じるからではないでしょうか。

Yoshikiは、クラシックの英才教育を受け、ロックに傾倒すればその機会が与えられる、裕福な家庭に生まれ育ちました。しかし、Yoshiki自身は、幼少期からひどい喘息もちでしたし、父が自殺するという悲しみの果てにグレていた経験もあります。学生時代は札付きの不良でしたが、勉強とピアノは怠らなかった”本気の人”だったのです。そんなYoshikiが、本気で引っ張って来たX JAPANは、TOSHIの洗脳騒動による解散や、HideとTAIJIの死を乗り越えて、2007年に再結成を果たしました。

世界ツアーを経て、2014年には、米音楽の殿堂マディソン・スクエア・ガーデン公演を成功させ、米国内でも注目が集まっています。1月23日、米ユタ州で行われた第31回サンダンス映画祭で、X JAPANのドキュメンタリー映画「We Are X」がプレミア上映され、約2分間のスタンディングオベーションが起きました。

「ファンの愛、人の支えで乗り越えられて、ここまで来られた」と語るYoshikiは、今、同じグループのリーダーとして分裂・解散騒動の苦境に立たされているSMAP中居正広にもエールを送っています。並々ならない修羅場をくぐって来たYoshikiの言葉は、ドラムと同じように神がかった力で何かを変えてくれそうな気がしますよね。

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