エレーナ・イシンバエワは女子棒高跳び世界記録保持者!名言は女王そのもの!

エレーナ・イシンバエワは女子棒高跳び世界記録保持者!名言は女王そのもの!

エレーナ・イシンバエワ女子棒高跳びの世界記録保持者!陸上競技界指折りの美人アスリート!

エレーナ・イシンバエワは、陸上女子棒高跳びの世界記録保持者。2004年のアテネ、2008年北京、両オリンピックで金メダルを獲得した女子棒高跳びの第一人者であり、陸上競技界指折りの美人アスリートとしても知られています。そのプロフィールは、1982年6月3日生まれの34歳。出身は、ロシア・ボルゴグラードです。身長174cm、体重65kgで、イルカの置物を集めるのが趣味。

エレーナ・イシンバエワは、鉄道警備部隊の兵士という本業を持つほか、ロシア軍スポーツクラブのインストラクターにも任命されています。幼少時は、器械体操を習っていたものの、高身長がネックとなり、15歳で棒高跳びへ転向したエレーナ・イシンバエワ。実績を積み重ね、2004年に、アテネオリンピックで4.91mの世界新記録をマークし、金メダルを獲得すると、2005年のロンドングランプリでは5.00mを跳び、女性には不可能とみられていた5mの壁を破ることに成功しました。

同年の世界選手権で5.01mを跳んだエレーナ・イシンバエワは、世界陸上初の金メダルを獲得しています。2008年の北京オリンピックでは、世界新記録5.05 mを更新して金メダルを獲得。2009年のチューリッヒ国際では5.06mでさらに世界新記録を更新したエレーナ・イシンバエワ。2012年のロンドンオリンピックは、3連覇の期待が掛かりましたが、記録は4.70 mで3位という残念な結果に終わりました。

2013年のモスクワ世界陸上では、自身の世界記録更新こそ成りませんでしたが4.89 mで金メダルを獲得。それ以降は、妊娠による休養に入っていたエレーナ・イシンバエワですが、今年のリオオリンピックでは、世界記録更新に向けて、満を持して臨みます。

エレーナ・イシンバエワ女王そのものの名言!「誰が強い選手か証明したい」

エレーナ・イシンバエワの「誰が強い選手であるか証明したい」。この言葉は、北京オリンピックに臨む際に発せられました。まさに、エレーナ・イシンバエワの女王そのものの誇りと自負がみなぎる名言です。2005年の世界選手権で記録した5.01mを最後に、記録は足踏み状態だったこの時期。エレーナ・イシンバエワは、勝負を争うライバルが不在という、女王ならではの孤高にさいなまれていたのです。

しかし、そんなエレーナ・イシンバエワを燃えさせる絶好のライバルが出現します。それは、アメリカのジェニファー・スタチンス。その年に4.90m、4.92mを立て続けにマークし、「女王イシンバエワの座を脅かす新星登場」と、メディアももてはやします。「『イシンバエワはもはや終わった』といわれて、カチンときていた」と語るエレーナ・イシンバエワ。くすぶり続けてきた彼女の闘志に火がついた瞬間でした。

そして、北京の大舞台で、ジェニファー・スタチンスとの一騎打ちが実現。全世界のメディアも熱い視線を注ぎます。しかし、勝負を制したのはやはり女王エレーナ・イシンバエワ。見事に5.05mの新記録を更新し、世界に貫録を見せつけました。「5.10mを跳ぶまでに、それほど時間はかからない」と、絶大な自信を示したエレーナ・イシンバエワ。次回のロンドン大会を見据えて「私はもっと成長していくだろう」と名言を残しました。その答えは、今年のリオオリンピックで出されるでしょう。

エレーナ・イシンバエワに結婚の噂!明石家さんまの筋肉セクハラに!?

エレーナ・イシンバエワの結婚相手は同じロシア代表のやり投げ選手!今や一児の母親に!

エレーナ・イシンバエワが妊娠を公表したのは、2013年のモスクワ世界陸上後のこと。出産に備えて、18カ月間の休みに入り、2016年のリオデジャネイロオリンピックを目標に復帰を目指す意志を明らかにしました。すでに妊娠していたエレーナ・イシンバエワは、左手の薬指に指輪をはめている姿を目撃されており、にわかに結婚の噂が立っていました。当の結婚相手は誰なのでしょうか?以前から噂になっていたボーイフレンドには、トレーニングコーチとの関係が知られていました。

2008年の韓国世界陸上でも、トレーニングコーチを伴って、ソウルの水族館を訪れた光景が目撃されています。そのため、エレーナ・イシンバエワの結婚相手は、そのトレーニングコーチではないかという噂も。しかし、事実は全然異なるものでした。エレーナ・イシンバエワが生涯の伴侶として選んだ相手は、やり投げ選手のニキータ・ペチノフ。同じロシア代表であり、エレーナ・イシンバエワより8歳年下です。2人は、充実した新婚生活を楽しんでいると伝えられています。

そして、2014年6月に、エレーナ・イシンバエワは無事に女児を出産。出産した女の子はエヴァと命名されました。今や一児の母親でもあるエレーナ・イシンバエワ。子供のためにも、リオオリンピックでは金メダルを獲得したいところです。

エレーナ・イシンバエワが明石家さんまと爆笑対談!筋肉セクハラにも上機嫌!

エレーナ・イシンバエワは、2008年の北京オリンピックで自身の世界記録を更新しました。その直後に、日本テレビ系のオリンピック特集番組にゲスト出演した際、番組内で、MCの明石家さんまから、「エレーナ・イシンバエワがセクハラを受けた!?」と話題になりました。番組でコメンテーターをつとめた明石家さんまは、その巧みなトークで、エレーナ・イシンバエワと対談。

「昨日は眠れたか?」「世界記録で顔がポールを超えた時はどんな気持ち?」などの質問に和やかな笑みを浮かべて答えるエレーナ・イシンバエワに対して、なんと「まさか筋肉見せてくれるわけにはいかんですよね?」とセクハラまがいのお願いをした明石家さんま。ダメで元々のお願いでしたが、エレーナ・イシンバエワは、着ていたシャツをまくり上げて自慢の腹筋を披露し、スタジオ内も大歓声。

上機嫌のエレーナ・イシンバエワは、明石家さんまに、その腹筋を触らせてもみたのです!腹筋の数を「8」と答えたエレーナ・イシンバエワでしたが、「(胸も含めて)9」という明石家さんまのウイットに富んだ答えに大爆笑。笑いをこらえられないあまりに、ついにはタオルで顔を隠さざるを得ないほどでした。

エレーナ・イシンバエワが個人資格でリオオリンピック出場へ!大舞台での卓越したパフォーマンス再び!

エレーナ・イシンバエワは、リオオリンピック出場をめぐって、動向が注目されていましたが、個人資格による出場手続きに入りました。ロシア陸上競技連盟(ARAF)が公表したところによれば、6月29日に、エレーナ・イシンバエワからの申請書が提出されたとのことです。全世界を騒然とさせたロシア陸上界のドーピング問題を受けて、ロシア選手のオリンピック出場は原則禁止とした国際陸上競技連盟(IAAF)の決定を、「人権を侵害するものだ」と非難する立場を取っていたエレーナ・イシンバエワ。

そのため、リオオリンピックに出場できない場合は、ロシア選手権をもって引退するとの意向を明らかにしていました。この問題を重く見たIAAFも、クリーンな選手への救済措置として、信頼性の高い国外機関で薬物検査を受ける条件を付けて、個人資格による出場申請を受け付けることを表明。ロシア国内では、67名の陸上選手が、個人資格によるオリンピック出場を申請することが明らかにされており、エレーナ・イシンバエワも、その中に含まれていることになります。

先のロシア選手権では、出産後のブランクをものともせず、今季世界最高の4.90mを記録して優勝を飾ったエレーナ・イシンバエワは、大舞台でも、その卓越したパフォーマンスを再び発揮する可能性が開けてきました。「限界があるとすれば、空だけね」と語った女王エレーナ・イシンバエワのあくなき挑戦は続きます。

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