長谷川町子の遺骨盗難事件とは?遺産額、その行方は?

長谷川町子の遺骨盗難事件とは?遺産額、その行方は?

長谷川町子の遺骨盗難事件とは?遺産額、その行方は?

長谷川町子は日本初のプロの女性漫画家だった!遺骨盗難事件とは?

長谷川町子は、日本初の女性プロ漫画家です。代表作には、『いじわるばあさん』『エプロンおばさん』などがあります。そして……「お魚くわえたドラ猫、追っかけて~♪」、誰もが知っている国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)の原作者であることでも有名ですよね。

『サザエさん』は、今年でアニメ化47年目を迎え、生誕70周年を記念した特別スペシャルアニメ『春の浅草観光&湯水家でお手伝いSP』が3月27日に放映されます。福岡の地方紙『夕刊フクニチ』で連載が始まったのは昭和21年。その後の連載は、朝日新聞に引き継がれて昭和49年まで続きました。

長谷川町子は、1992年に72歳の生涯を終えましたが、翌年の1993年3月25日に何と、遺骨が盗まれるという事件が!姉の毬子宅に、「遺骨を返して欲しければ金を出せ。要求に応じるなら新聞に出せ」との内容の脅迫状が送られて来たのです。玉川署の厳重な警戒に恐れをなしたのか、犯人は姿を現しませんでしたが、幸いなことに長谷川町子の遺骨は、4月5日に渋谷駅のコインロッカーで無事発見されました。

長谷川町子の遺産額とその行方は?

長谷川町子は、大手新聞社に連載が決まったのを機に、姉・毬子と出版社『姉妹社』を立ち上げ、福岡の家を売った資金で『サザエさん』第一巻を売り出します。ところが、本の形状が書店に並べにくいという理由で『サザエさん』は大量返品になってしまいました。

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しかし、そんなことで諦めなかった姉妹は、母のアドバイスもあり、新たに資金を借りて、B6判で第二巻を出版。これが評判を呼び、返品された一巻の注文も来るようになります。結局『サザエさん』は、その後、姉妹社から68巻まで発行される大ベストセラーへと大変身。長谷川町子逝去後、その遺産額は数十億とも言われていますが、末の妹である洋子は、母や2人の姉との長年の確執もあり、相続を拒否したようです。

姉の毬子も亡くなり、遺産の全てをどう管理したのかは不明ですが、相続を拒否した末の妹・洋子は、自らのエッセイ本『サザエさんの東京物語』の中で、「天才・長谷川町子を姉に持った苦悩と、やり手だった長姉・毬子の厳格さから解放されることを選んだ」と語っています。マス夫さんのモデルとされる早逝した洋子の夫も含め、現実の世界では、サザエさん一家のような平和な生活とはいかなかったようですね。

長谷川町子美術館(ミュージアム)で人気のサザエさんグッズ!磯野家の都市伝説!

長谷川町子美術館(ミュージアム)で人気のサザエさんグッズとは!

長谷川町子美術館(ミュージアム)への最寄駅は、サザエさん一家の銅像があることでも知られる田園都市線の桜新町駅です。駅下車後、南方面にてくてくと歩くこと7分で、長谷川町子美術館(ミュージアム)に到着。美術館で販売されているグッズとしては、サザエさんおりがみレター(700円)が大人気!登場人物の描かれた便箋が折り紙になるのですが、お土産としてもかさばらないですし、何よりこのレターセットでお手紙を貰ったら、誰もが笑顔になりますよね。

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また、これから暑い夏を迎えるにあたって重宝しそうなのが、サザエさんの涼しげな横顔がど~んと描かれている「サザエさんハンドタオル」(600円)。頬をスリスリするたびにサザエさんに撫でられているような癒しモードが味わえます。和がお好みの方には「サザエさんてぬぐい(こけし柄)」(800円)はいかがでしょう。サザエさん・カツオ・ワカメがこけし柄になってとってもキュート!アート感覚で壁に飾ってもいいですよね。

長谷川町子が描く磯野家の都市伝説には「サザエさん効果」という経済効果も!

長谷川町子が生み出した、いつまでも若々しいサザエさん!それもそのはず、サザエさんの年齢はまだ24歳で、父・波平さんと母・フネさんも、それぞれ54・52歳と見た目よりずっと若いのです。サザエさん一家については「最終回で一家全員死亡説」や「25年目の未来図」など、さまざまな都市伝説がネットで紹介されています。

また、実は経済界にも影響を及ぼしているなんて都市伝説も。それは「『サザエさん』の視聴率が上がると、株価が下がり、逆に視聴率が下がると、株価が上がる」というもの。その意味は、「世の中の景気が良くなると、日曜日に外出する家庭が増えて『サザエさん』を観る時間に帰っていない。逆に景気が悪くなると、皆が外出を控えて、自宅で『サザエさん』を観るから」ということ。これは「サザエさん効果」と呼ばれ、2005年に、大和総研がレポートとして発表しています。

長谷川町子が描いた国民的漫画『サザエさん』は皆がいつか帰りたいと願う心の故郷だった!

長谷川町子の描いた『サザエさん』を観ると、どうして心が安らぐのでしょうか?この問いに対して「磯野家の会話には笑い声が多いから」という意見があります。確かに『サザエさん』では、何か問題が起こっても、最後は一家団欒の笑い声に包まれて終わりますよね。

かつて、「サザエさん症候群」という言葉が世間を駆け巡ったことがありました。日曜日に『サザエさん』を観終わると、「明日から仕事だ……学校だ……」と考えて、憂鬱になってしまうというものです。共稼ぎが普通になった今では、仕事も多種多様化されて、一様に日曜日が休みとは限らず、子供たちも塾にゲームにスマホで、帰ってくる時間は家族バラバラ。家族で一緒に食事をすることはおろか、一家団欒でテレビを観る時間もありません。

高度成長期を経て、日本は確かに豊かになりましたが、皆の心も豊かになったのでしょうか。今でもふとした瞬間に考えることがあります。自分にとって一番幸せだったのはいつだろう?『サザエさん』で幼少期を過ごした大人たちにとって、日曜日の夕方といえば、磯野家の一家団欒そのものでした。

窮屈そうに思えて、実は家族という大きな優しさに包まれていたあの頃……。長谷川町子の『サザエさん』には、皆が帰りたいと願っている心の故郷があるのではないでしょうか。そこに、47年間もの長きにわたり愛され続けた秘密があるように思えてなりません。

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