2020年11月27日 更新
山田隆夫の年収がスゴかった!笑点ギャラ以外の収入とは
◆出身:東京都
◆身長:155cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:山高帽
山田隆夫は「笑点」の「座布団運びの山田くん」!座布団運びで3億円?
山田隆夫といえば、国民的演芸番組「笑点」での「座布団運びの山田くん」として有名ですが、元々はずうとるびというアイドル歌手出身。デビューのきっかけとなったのは10歳の時に参加した「ちびっこのどじまん」でしたが、「笑点」の「ちびっこ大喜利」にレギュラー出演するようになり、座布団10枚のご褒美で1973年に見事歌手デビューを果たしました。
そしてグループ脱退を経て、1984年から「座布団運び」を始めます。芸能生活の大半を「笑点」とともに歩んできた山田隆夫ですが、2012年の著書「ボクに運が巡ってくる55の理由」発売時のイベントにて「笑点」で座布団運びを28年間続けて、3億円を稼いだと語っていました。
山田隆夫の年収がスゴい!笑点ギャラ以外で稼ぐ意外な収入とは?
山田隆夫には不動産投資においての「先見の明」があることが、関係者の間で話題になっているようです。最初に土地を買ったのは、まだ17歳の時。アイドル歌手で売り出した、ずうとるび時代にコツコツを貯めたお金で投資したとか。実家はもともとは裕福でしたが、小さい頃に両親が詐欺に合って大切な土地を奪われており、この経験から山田隆夫は「土地を買って、地繋がりで土地を増やしてお金を取り戻そう」と決心して不動産投資を始めたそうです。
買った土地の近くに電車が通るようになったり、商業施設が建って土地が高騰したりと、山田隆夫の不動産投資は次々と大当たり。山田隆夫の笑点のギャラは1回10万円前後ではないかというのが日テレ関係者の見立てですが、今や都内の一等地に持つマンション収入だけで「笑点」の座布団収入の10倍は稼ぐと評判になっています。
山田隆夫は2016年1月7日にテレビ東京系で放送された「ヨソで言わんとい亭」で撮影時点での収入について明かしています。マンションのオーナーとして江東区と江戸川区にマンション1棟を所有。月100万円ほどの家賃収入を得ており、年商は1200万円以上に達しているとのことです。ほかに、マンション経営ノウハウの講演会での収入もあるといいますから、17歳だった頃の山田隆夫の選択は大正解だったのでしょう。
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山田隆夫の笑点での初めての挨拶は?座布団挨拶のために落語家に弟子入りしていた!
山田隆夫のずうとるび脱退理由は結婚だけではなかった!初めての挨拶は?
山田隆夫の「笑点」での「座布団運び初デビュー」は1984年10月7日でした。それまで座布団運びをしていた松崎真の体調不良により、元々「笑点ちびっこ大喜利」にレギュラー出演していた山田隆夫に白羽の矢が立ったのです。
山田隆夫は、ずうとるびとして歌手デビューを果たし、人気を誇っていたのですが、デビュー4年後に結婚をきっかけにグループを脱退しました。この時は「結婚」を理由としていたのですが、本当の脱退理由は音楽性の違いだったそう。山田隆夫は「モンキーズ」調のポップな音楽を目指していたのですが、他のメンバーはロックをやりたがり、意見の相違から脱退に至ったそうです。
そしてその後、離婚を経験。「ちびっこ大喜利」の時のディレクターが座布団運びに山田隆夫を指名した時は、慰謝料と養育費の支払いで無一文になり、ボロボロの状態だったそうです。そんな山田隆夫を指名してくれたディレクターの気持ちがうれしくて「はい!やります」と快諾したとか。
「笑点」デビューとなると挨拶をしなければなりません。しかし話術のプロである落語の師匠たちが全員挨拶した後に挨拶をするとなるとかなり緊張したそうです。本人曰く、頭が真っ白になってしまい、思わず出た初挨拶は「暑いですね!山田隆夫です」だったそうです。
山田隆夫は笑点座布団挨拶のために落語家に弟子入り!
山田隆夫の前任、松崎真さんのお決まりの挨拶は「手を挙げて、横断歩道を渡りましょう。松崎真です」でした。それが山田隆夫に変わった途端「挨拶は自分で考えろ。面白いのをやれ」と無茶振りをされてしまいます。
プロデューサーの勧めで、6代目座布団運びに起用された直後からお辞儀の仕方や歩き方を学ぶために日本舞踊は習っていたものの、挨拶だけは毎回緊張してしまいどうにもならず。そこで山田隆夫は挨拶のコンプレックスを克服するために落語を一から学ぶことを決意します。
そして当時の落語協会会長の鈴々舎馬風(れいれいしゃばふう)師匠に頭を下げ、一門入りすることになったそうです。おかみさんがつけた「鈴々舎鈴丸」という高座名もあります。しかし気の利いた挨拶をするために落語を学ぶとは、山田隆夫の努力家な一面が表れています。
山田隆夫は愛されキャラ!ずうとるびが復活!笑点メンバーとキンプリのダンスに挑戦!?
山田隆夫は多才で愛されキャラ!笑点メンバーの「山田くん」への熱い思い
山田隆夫は多才で、そして抜群の愛されキャラです。元アイドル歌手であるほか落語家、作詞家、作曲家、プロボクサーなどさまざまな経歴を持っています。1987年には俳優としてスティーブン・スピルバーグ監督の映画「太陽の帝国」に出演していました。
故三遊亭圓楽は「笑点」で山田隆夫を「山田くん、山田くん」と可愛がっていましたが、弟子たちには厳しくするのがポリシーだったようです。弟子たちを叱る時「おい、山田くんはな、今度あのスピルバーグの映画に出るんだよ」と言いながら机を叩き「お前たちはなんで出られないんだ!」と言っていたそう。無茶な話ではありますが、故三遊亭圓楽が山田隆夫を誇りに思っていたことが伝わってくるのではないでしょうか。
一時期、制作側の事情でほかの人が1カ月ほど座布団運びをしたときは、故三遊亭圓楽が「山田くんじゃないとダメだ!」と雷を落とし、桂歌丸に至っては、「山田くんを戻さないなら、もう『笑点』は他局でやることにする」とすら言ったそう。
山田隆夫が病床の桂歌丸の見舞いに行った時には、意識がないとされていたはずの桂歌丸が目を開けて「山田くん、ありがとう」と2度繰り返したといいます。視聴者にとっても、噺家の師匠たちにとっても「山田くん」は「笑点」にはなくてはならない重要な存在なのです。
山田隆夫がずうとるび復活ライブに出演!笑点メンバーでキンプリのダンスにチャレンジ?
2020年、ずうとるびが再結成しました。山田隆夫と、交替で入った池田善彦の両者を含めた5人体制で再始動しています。2月9日に復活ライブ開催。山田隆夫は「僕は36年間、座布団を運んでいますが、本当は歌手。スーパーアイドル!」と、コメントしていました。そんな山田隆夫に若い世代のアイドルと手を組む機会が訪れます。
キンプリことアイドルグループKing&Princeと山田隆夫というと、何の関連性もないようですが、前代未聞のコラボが実現。2020年8月23日に日本テレビ系で放送された「24時間テレビ」にて、春風亭昇太、林家たい平、林家三平、そして山田隆夫の笑点メンバー4人がKing&Princeのデビュー曲「シンデレラガール」のダンスと歌唱にチャレンジしたのです。
林家三平は当日体調不良で欠席したもののスタジオでは、笑点メンバーとKing&Prince岸優太という、このステージでしか観られないコラボで、ダンスに加えて生歌も披露。高音やダンスに多少の不安定さはありつつも、無事にやり遂げました。リモートで見守っていた三遊亭好楽は「いやー驚いた私ね、自分がセンターで踊ってる気分になって汗びっしょり」とコメントしていたようです。
いつも笑顔で笑点を盛り上げてくれる「山田くん」こと山田隆夫。これからも座布団運びそして落語家の1人として笑いを全国のお茶の間まで届けてほしいものです。
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