杉野希妃は雪女？主な出演＆監督作品をプレイバック
◆出身：広島県
◆身長：162cm
◆血液型：A型
◆所属事務所：和エンタテインメント
杉野希妃は撮影現場に雪を降らせていた？
杉野希妃（すぎのきき）は女優として活躍しながら、2008年に映画製作会社を設立し、監督やプロデューサーとしても多くの作品を手掛けている映画人です。
2017年3月公開の映画「雪女」では監督兼主演を務め、「第29回東京国際映画祭」のコンペティション部門に出品されました。
「雪女」は小泉八雲の小説を原作とし、新しい解釈を加えた映画。映画祭の記者会見で、杉野希妃は小説に感銘を受け、公開の4年前から映画化を熱望していたことを告白しました。
巳之吉役で出演した青木崇高は、杉野希妃の演技について「まさに雪女」と表現。「監督が来るとその日だけちらほら雪がふってくる」と、撮影の裏話を披露して会場を沸かせました。
ドラマ出演は片手で足りるほどの数なのに対し、映画出演・制作本数はそれぞれ2桁と、人生を映画に捧げている杉野希妃。映画作りへの情熱が、空にまで届いたのでしょうか。
杉野希妃は「歓待」で女優として、「欲動」で監督として新人賞を受賞
杉野希妃は、2008年2月公開の映画「クリアネス」で主演を務めました。自宅マンションで体を売る商売をする女子大生という複雑な役でしたが、繊細な演技が評価されていました。
一方で、「クリアネス」が公開された年の秋に映画製作会社・和エンタテインメントを設立。杉野希妃はインタビューで「日本では役者はただ管理されるだけの職業で、それに疑問を感じていた」と、自ら作品を発信する立場になることの重要性を力説しています。
その後、2011年4月に公開された深田晃司監督の映画「歓待」で、印刷所を営む夫婦の妻を演じ、「第33回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞を受賞。2014年12月に公開された映画「禁忌」では、主演とプロデュースを務めました。監督業に進出してからも、多くの作品で女優としての存在感を放っています。
監督としては、2014年に世界中の監督が集結して31本の短編映画を仕上げるプロジェクト「ショートプレイ」の制作者に抜擢。サッカーのプレイに絡めるという条件の中、「少年の夢」という情緒に富むモノクローム映像の作品を発表し、映画を通じた国際交流を盛り上げていました。
同年11月より上映されたR-18指定の映画「欲動」では、病に侵された夫と献身的に支える妻を取り巻く状況から性愛と生死を描き、「第19回釜山国際映画祭・Asia Star Awards 2014」の最優秀新人監督賞を受賞。多数の作品で、その手腕を発揮しています。
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杉野希妃は韓国と関係が深い？過去には事故で瀕死の重傷を負っていた
杉野希妃の母親は韓国生まれ？韓国留学も経験していた！
杉野希妃の母親は、韓国生まれです。杉野希妃は慶応大学経済学部在学中だった2006年に受けたインタビューで「私は幼い頃から在日であることを全く隠さずに生きてきた」と、アイデンティティについて特に悩んだことがないことを明かしています。
大学2年生の時に韓国映画「猟奇的な彼女」を観たことで本格的に韓国に興味を持つようになり、韓国への語学留学も経験。映画デビュー作は2005年の韓国オムニバス映画「まぶしい一日」の「宝島」で、2006年8月公開の韓国映画「絶対の愛」にも出演しています。
韓国以外にもフィリピン、オランダ、アメリカ、タイなど海外各国のクリエイターと合作で映画を作ることが多く、国境に縛られることなく活躍中です。
杉野希妃は映画祭で事故に遭遇し、意識不明の重体になっていた！
2015年1月に「ロッテルダム国際映画祭」に出席した際、杉野希妃は悲劇に見舞われました。
プロデューサーを務めた映画「3泊4日、5時の鐘」を観覧する予定だった杉野希妃。ホテルの前で監督の三澤拓哉とともに大型タクシーに轢かれる交通事故に遭ってしまいます。
両足骨折の重傷を負い、現地で左足の手術を5回を受け、3ヶ月半の入院生活に。その後、看護師が同乗して飛行機で帰国した後も広島大学病院で7回の手術を受け、リハビリ生活を終えたのは2015年9月でした。
杉野希妃は芸能ニュースサイトインタビューで、6日間意識がなかったことを明らかにし、「変わり果てた娘の姿に、父は涙を流していました」と、壮絶な体験を振り返っています。
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杉野希妃はインスタでかわいい愛犬を公開！新映画の情報も紹介
杉野希妃がインスタでペットを紹介！
杉野希妃はインスタのアカウントを開設しており、出席したイベントや作品のオフショットに加えて、自身が描いた絵画やプライベートショットも公開しています。
また、ペットのチワワとプードルのミックス犬・マノンの写真も「かわいい」と評判です。「心がディスタンスできない、可愛さ」「可愛すぎて、羨ましいかぎり」など多くのコメントが寄せられています。
杉野希妃の最新出演映画で仲村トオル、斎藤工などと共演！
杉野希妃が出演する最新映画「愛のまなざしを」が2021年11月12日に公開にされます。
「愛のまなざしを」の監督は、2008年3月公開の「接吻」などで知られる万田邦敏。妻を亡くして失意に暮れる精神科医が1人の女性と出会い、愛を追求していく中で女が嫉妬に駆り立てられていく様子を描いたストーリーです。
精神科医・貴志を演じるのは仲村トオル。杉野希妃は、貴志を愛するあまりに亡き妻や家族への嫉妬に支配されていく患者の女性・綾子を熱演しています。共演キャストは中村ゆりや藤原大祐、杉野希妃の映画「欲動」にも出演した斎藤工など、実力派揃いのメンバーです。
杉野希妃は公式サイトで、自身が演じる綾子について「不器用な生き方しかできない」と説明。「まるで鏡のように反射して撮影を終えてもなお自分を苦しめました」と、役に入り込んでいたことを明かしています。
映画を愛する演技派女優として、劇中ではどのような表情を見せてくれるのか期待したいですね。
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