2023年1月23日 更新
芳根京子は難病ギラン・バレー症候群を克服していた!朝ドラ「べっぴんさん」のヒロイン!
◆出身:東京都
◆身長:159cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント
芳根京子は難病ギラン・バレー症候群を乗り越えた朝ドラ女優
芳根京子(よしねきょうこ)は、2016年10月より放送された朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインを演じたこともある、今大注目の演技派女優です。
2013年4月に、ドラマ「ラスト♡シンデレラ」で俳優デビューして以来、その演技力の高さが評価され、数々の作品に出演しています。
そんな芳根京子は難病を克服した過去を持つことでも知られています。芳根京子が特定疾患であるギラン・バレー症候群に襲われたのは、中学2年生の時。ギラン・バレー症候群は、何らかの先行感染で発症する確率が高い疾患。免疫が自分の末梢神経を破壊し、運動神経に障害が現れることで、四肢に力が入らなくなります。
重症になると、呼吸不全になり死亡してしまうケースもあり、注意が必要な病気です。初期症状が風邪や下痢で、ギラン・バレー症候群と診断されるまでに遅れが出て、治療まで遅れてしまうと、重症に陥りやすくなるともいわれています。
とはいえ、適切な治療をすれば治る病気でもあり、芳根京子の場合も、幸い完治に至りましたが、およそ1年間、学校に通うことができませんでした。日本では10万人に1~2人の発症割合で、2009年に亡くなった大女優・大原麗子がギラン・バレー症候群を患っていたことも有名です。
芳根京子は朝ドラ「べっぴんさん」のヒロイン!
芳根京子は、2014年8 月放送のNHK朝の連続ドラマ「花子とアン」に、仲間由紀恵が演じた白蓮の妹役として出演していました。
そして2016年10月から放映された「べっぴんさん」のヒロイン役に大抜擢。芳根京子がヒロインを演じた「べっぴんさん」の舞台は、戦後間もない神戸や大阪。皇室御用達でもあるアパレルブランド「ファミリア」の創業者の1人がモデルとして描かれていました。
芳根京子は朝日新聞社のwebサイト「telling,」で2021年2月に公開されたインタビューにて「私にとって『べっぴんさん』は、『もっと頑張らないといけない』と思わせてくれる存在」と語っています。朝ドラ以上の代表作を目指して演技と向き合う、という新たな試練を与えられたと感じているのだそう。
「4年経った今でも、朝ドラは私の背中を押してもくれるし、引っ張ってもくれるし、叩いてもくれます」と話しており、芳根京子にとって女優として活動するための原動力になっている作品ともいえそうです。
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芳根京子の子供時代や出身校は?最初はやる気がなかった?家族構成は?
芳根京子の子供時代や出身校は?最初はやる気がなかった?
芳根京子は子供時代にピアノを習っており、さらに小学校と中学校では吹奏楽部に所属し、フルートを担当していました。部活が忙しく、テレビや漫画にもあまり触れる時間がない生活だったそうです。
そして、都立高校に通い出した高校1年生の時に今の事務所にスカウトされました。実はそれまでも何度かスカウトされていたものの、芳根京子はもともと人見知りをする性格で、あまり芸能界には興味がなかったのだとか。
「高1の夏に、文化祭で映画を作ることになって、友達とふたりで脚本を書いたんです。やり始めたらすごく楽しくなっちゃって」と芸能界に興味を持ち始めたタイミングで、今の事務所から声がかかったそうです。
「お芝居をする側というよりも、作ることに興味があって」と語っている芳根京子。最初はどちらかというと俳優業よりもカメラの裏側の世界に惹かれていたようです。
事務所に入ってからも1年ほどは、あまりやる気が起きずにいたと語っていますが、マネージャーの「今辞めても事務所には損も得もない」という厳しい言葉に発奮。「自分が辞めたら困るくらいに大きくなろう」と、気合いが入ったそうです。
2年生からは通信制の高校に転校し、芸能界での活動と学問を両立していました。その高校も、2015年に無事卒業しています。
芳根京子の家族構成は?
芳根京子の家族は父親、母親、兄、祖母、そして「くまさん」と呼ぶこともある犬のくま子と「ミルさん」と呼ばれる猫のミル、「たぬ」と呼ぶマウンテンビューフェレットのたぬこの5人と3匹暮らしのようです。
家族とは仲が良いようで、ブログにはたびたび家族とのエピソードも登場しています。2019年1月に祖母の誕生日プレゼントを祖母本人と買いに行った際、ブログの更新が少ないと指摘されたのだとか。
孫娘の活動を楽しみにしているがゆえに物申したかったのかもしれません。祖母もブログの愛読者とは、微笑ましいですね。
2019年9月には、母親や兄と一緒に3人で映画を観に行ったと投稿しています。母親とは比較的よく映画を一緒に見るようで、仲の良さが文章とともに伝わってきます。
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芳根京子がドラマで見せた演技力に釘付け!バイプレイヤーズシリーズに出演!
芳根京子がドラマで見せた演技力に釘付け!
芳根京子は見た目の可愛さだけでなく、その演技力が話題に上ることが多い女優です。2020年1月から放送されたドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」では「喫茶シャバダバ」の看板娘・さっちゃん役として出演。一風変わった雰囲気が漂うこのドラマ内で違和感のない演技を見せ、秘められた家族という設定の中、隠されたつながりを芳根京子はうまく体現しており、表現者としての才能を見せつけました。
「コタキ兄弟と四苦八苦」で脚本を担当した野木亜紀子は、2015年7月に放送を開始したドラマ「表参道高校合唱部!」での芳根京子の演技を目にした時に「とんでもない子が出てきたな!」という印象を受けたといいます。
監督の山下敦弘も、撮影を振り返り「芳根京子の存在は“光”」「末恐ろしい女優になるのは間違いない」とコメントしていました。
2021年1月より放送のドラマ「君と世界が終わる日に」では、主人公たちを裏切る悪役ぶりを披露。しかし最終的には自らゾンビ化した彼氏に噛まれる壮絶な最期を選ぶ、有名女優・中越美亜の役を熱演しました。
視聴者からも「悲しい結末ではあったけど、美亜ちゃんの中に信じる心が戻ってきたのが本当に嬉しかった」「来世では生きて美亜ちゃんに幸せになってほしいなあ」とコメントが寄せられるなど、芳根京子の熱演により、多くの人が物語の世界にすっかり引き込まれていたようです。
芳根京子はバイプレイヤーズシリーズに出演
芳根京子は2021年1月より放送されているドラマ「バイプレイヤーズ 〜名脇役の森の100日間〜」に本人役で出演していました。ドラマ内では劇中の朝ドラ「べじたぶる」主役の座をめぐる戦いを繰り広げる俳優陣のうちの1人を演じています。
バイプレイヤーズ出演に関しては「やったー!!家族も大喜びでした!ありがとうございました!」とコメントしており、念願の出演だったようです。
日本の芸能界を代表する名優たちが自身の役を演じ、ユニークな演技を披露することでも知られているバイプレイヤーシリーズ。このドラマに声がかかったということは、芳根京子も俳優としてその地位をしっかり確立しているという証拠でもあります。
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芳根京子と永作博美の演技派コンビがタッグを組んで身近なもやもやに切り込む!
芳根京子と永作博美の演技派コンビが身近なもやもやに切り込む
芳根京子は2021年4月30日にスタートするドラマ「半径5メートル」にてベテラン女優・永作博美と共演します。
2人の演技派女優のドラマ内での関係は、女性週刊誌の「迷コンビ」。芳根京子は女性週刊誌「女性ライフ」の若手編集者・前田風未香(まえだふみか)を演じ、型破りなベテラン記者・亀山宝子(かめやまたからこ)を永作博美が演じます。
脚本を担当した橋部敦子が考える、今の時代に必要とされることは「正解を誰かに教えてもらうのではなく、自分の視点を持ち、自分で考え、自分なりの正解を作り出していくこと」。現代を生き抜く人々に届けようと作られたこのドラマは、世の女性が日々感じている違和感や生きづらさに迫る様子を描き出すストーリーとなっています。
放送前のコメントとして芳根京子は「クスッと笑いながらズシッと感じてもらえたら嬉しいです」と視聴者に向けてメッセージを送っていました。
芳根京子が今度はどんな演技を見せてくれるのか、そしてこの先どんな女優へと成長していくのか、楽しみに見守っていきましょう。
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