真空ジェシカが学歴に苦悩？お茶の間に浸透しM-1の雪辱を果たせるか

真空ジェシカの学歴がイジられるのはネタのせい？

真空ジェシカは高学歴コンビ！慶應大学の高偏差値学部出身なのは？

独特な世界観のネタと、突拍子もない行動で視聴者や共演者を驚かせる、お笑いコンビ・真空ジェシカ（しんくうじぇしか）。2021年、2022年と続けて「M-1グランプリ」で決勝戦進出を果たした、人力舎所属の売れっ子です。

真空ジェシカの2人はどちらも高学歴で、ツッコミ担当のガクこと川俣岳（かわまたたける）は中等部からの青山学院生。高等部を経て、青山学院大学経営学部を卒業しています。

ボケ担当の川北茂澄（かわきたしげと）は、埼玉県立川越高校出身で、偏差値70以上とされる慶應義塾大学総合政策学部を卒業したエリート。2人揃って名門大学出身と知ると、クセの強い言動の見え方も変わってくるかもしれません。

真空ジェシカは高学歴イジりに不満？

真空ジェシカは、シンプルなネタで笑いを誘うことがあれば、まれにマニアックすぎる内容のネタで豪快にスベることもあります。観客にボケが伝わりにくくスベった時は「高学歴だから」と、周囲にイジられたり、フォローされたりすることもあるようです。

中学生の頃から、お笑い芸人志望だったという川北茂澄。箔をつけるために、有名な大学に入ったのだとか。しかし、2022年2月に「NumberWeb」に掲載されたインタビューで、今では高学歴をイジられることに肩身の狭さを感じている心境を吐露しています。

「プロフィール欄の出身大学を消してもらおうと思ったこともある」「でも、もう向き合っていくしかないので」と話す川北茂澄に同調し、ガクもほかの高学歴芸人との違いに不満気。高学歴をあまり前面に出していない芸人は意外に多く、ひょっこりはんや相席スタートの山崎ケイ、ハナコの岡部大などが早稲田大学を卒業しています。

真空ジェシカは彼らに比べてネタがマニアックな点が、高学歴について揶揄されやすい理由の1つかもしれません。今後はイメージをどう面白く利用していくかも、腕の見せどころになりそうですね。

真空ジェシカが炎上！トガったボケ大連発でスタジオも大混乱

真空ジェシカは炎上を経験して立ち回りが上手くなっている？

生放送の番組などに出演すると、視聴者からハッシュタグを付けて投稿されることが多い真空ジェシカ。これまでにも予測不能な行動を見せて、話題になっています。

「M-1グランプリ2021」のファイナリストによる会見では、電光文字が装飾されたマスクを付けて、イルカの飾りを頭からぶら下げた状態で登場した川北茂澄。MCを務めていた麒麟・川島明を困らせて会場は静まり、後に所属事務所の社長にも怒られたとか…。

2022年2月2日に生放送された番組「ラヴィット！」では、MCの川島明が不在のスタジオで、初登場にもかかわらず小道具を使ったマニアックなボケを川北茂澄が連発。そのタイミングや内容について、「苦手」「面白さがわからない」といった声が相次ぎ、ツイッターが炎上したこともありました。

その後は、度々同番組に登場しながらスタジオの空気になじみ、2022年12月5日に放送された、なすなかにしとのロケは視聴者から大好評。出演回数を重ね、徐々に立ち回りが上手くなってきているようです。

真空ジェシカ結成のきっかけやコンビ仲は？

真空ジェシカは大学時代、お笑いサークルの大会で出会ったことがきっかけで、コンビを結成しています。プロ志望だった川北茂澄が、裏方の養成所に通うも就職を迷っていたガクに声をかけて番組出演のオーディションを受けるようになり、徐々にコンビの活躍の場が増えていきました。

また、川北茂澄の暴走が目立つ真空ジェシカですが、実は普段から予測不能な行動で頭を抱えることも多いのだと、相方のガクがコメントしています。

2022年1月9日に放送された番組「マルコポロリ！」で、「M-1グランプリ2021」を振り返るトークに参加していた真空ジェシカ。決勝戦では、本番20分前に練習に臨んだことが明らかになりました。

普段から川北茂澄がガクに提案したネタを却下されないように、直前まで教えないことが多いのだとか。コンビ仲が悪いわけではないものの、ガクが川北茂澄に翻弄されている関係性は、テレビやネタで見る様子とあまり変わらないようです。

真空ジェシカがM-1ファイナリストに！2年連続の快挙

真空ジェシカはM-1でオズワルドに雪辱を果たせるか？

「M-1グランプリ2021」のファイナリストに名を連ねて以来、活躍の場が増えていた真空ジェシカは、2022年の同大会でもファイナリストに選ばれました。

2021年の「M-1グランプリ」では、同期のオズワルドに大爆笑をさらわれて悔しい思いをした真空ジェシカ。オズワルドとは、何かと因縁があるライバルのようです。

ラジオ番組「真空ジェシカのラジオ父ちゃん」が1年しか続かず、後釜にオズワルドが当てられた過去があり、インタビューで番組枠を取られた悔やしさをにじませるコメントをしたことがあります。

また、2022年8月10日には「ラヴィット！」で、蛙亭・イワクラとオズワルド・伊藤の恋愛事情がVTRで暴露され、イワクラに思いを寄せていたガクが傷心している様子が放送されたこともありました。

「M-1グランプリ2022」では、ファイナリスト確定の真空ジェシカに対し、オズワルドは敗者復活者として後を追う形に。このまま優勢を貫き、今度こそは優勝して雪辱を果たしてほしいですね。

2年連続決勝進出の快挙で、テレビ出演もますます増加していくはず。学歴イジりも武器に変えて、視聴者を真空ジェシカワールドの虜にできるのか、今後に注目していきましょう。