有川浩のおすすめ恋愛小説ランキング!出身大学、プロフィールは?

有川浩のおすすめ恋愛小説ランキング!園田学園女子大学出身、プロフィールは?

有川浩が描く恋愛小説がヤバい!おすすめ恋愛小説ランキング!

有川浩(ありかわひろ)は、次々と作品が映像化される押しも押されぬ人気作家です。実は恋愛小説の名手でもある有川浩。ここで、おすすめの恋愛小説を、ランキングでご紹介。

1位は、たまたま拾ってしまったイケメンが料理上手の植物オタクという風変わりな設定の「植物図鑑」。2位は、ミリタリー要素×恋愛要素という異色の組み合わせの「図書館戦争」。3位は、町おこしに奔走する若者の爽やかな苦闘に恋愛が絡む「県庁おもてなし課」。4位は、忘れられない1冊の本でつながる男女の恋を描く「レインツリーの国」。5位は、「クジラの彼」。自衛隊三部作と呼ばれるシリーズの番外編ですが、恋愛小説の短編集として読め、胸キュン度が高い作品です。

有川浩は人気女性作家!園田学園女子大学出身、プロフィールは?

有川浩の「図書館戦争」や「植物図鑑」「県庁おもてなし課」といった代表作は、日ごろ小説を読まない人でも、一度はタイトルを耳にしたことはあるのではないでしょうか。名前から男性作家かと誤解する人もいますが、有川浩は女性作家。プロフィールをご紹介しますと、1972年生まれの44歳で、高知県の出身です。園田学園女子大学を卒業した後、2003年に電撃ゲーム小説大賞を受賞し作家デビュー。

翌年に、受賞作の「塩の街」でライトノベル作家としてデビューを飾りました。数々のSF作品でも有名な新井素子から影響を受けたと明かしている有川浩。デビュー後しばらくSFテイストの作品が続いたところにも、その影響が感じられます。

有川浩が本屋大賞を辞退したワケ!自衛隊三部作とは?

有川浩の誹謗中傷記事掲載!?本屋大賞を辞退したワケ!

有川浩はベストセラー作家であり、生粋の読書好きからの人気も高い作家です。そんな人気作家でありながら、有川浩は、書店員が一番売りたい本を選ぶというふれこみの「本屋大賞」を辞退したことがあります。ことの起こりは2011年の7月、雑誌「サイゾー」に、有川浩に関する誹謗中傷記事が掲載されたこと。

内容は、人気作家となった有川浩に意見できる編集者はいないといったものでした。同記事の中には、本屋大賞やそれに関わる版元、有川浩の家族に関する中傷も。家族や本屋大賞、それらに関わる書店員に迷惑がかかることを恐れた有川浩は、最終選考に残っていた「県庁おもてなし課」のノミネートに対し、自ら辞退を申し出たといいます。

有川浩の初期の傑作!自衛隊三部作とは?

有川浩ほどの人気作家ともなると、売り上げる部数が桁違いであることから、とかくトラブルにまきこまれがちのようです。そんな有川浩がデビューのきっかけをつかんだのが、自衛隊員が主要な登場人物として活躍する自衛隊三部作といわれる作品でした。

これまでに「塩の街」「空の中」「海の底」という三作品が発表されており、有川浩の初期の代表作といえるシリーズです。現実ではおこり得ないような災害や、未知の生物の出現に、自衛隊員が立ち向かうという設定は、後に発表される人気シリーズ「図書館戦争」の世界観にも通じるものがあります。有川浩作品の魅力の1つである恋愛要素ももちろんありです。

有川浩のエンターテイメント性とは?おっさんドラマをヒットさせる実力

有川浩作品には、恋愛小説の名手として、ラブコメ要素が求められる傾向がありますが、実は、有川浩作品の魅力はこれだけではありません。テレビ東京でドラマ化され、異例の大ヒットをとばした「三匹のおっさん」シリーズが、それを証明しているのではないでしょうか。

2014年にドラマ化された「三匹のおっさん」最終回の視聴率は、なんと12.6%。平均視聴率も10%を超えたといいます。これは、テレビ東京でプライムタイムに放送されたドラマとしては最高の数字。好評を受けて、ドラマはシリーズを重ね、2017年1月からは、「三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~」として放送されています。

しかもこのドラマ、タイトルからも分かる通り、主人公は、紛うことなきおっさんたち。還暦を過ぎた幼馴染みのおっさん三人組が、ご近所のトラブルをすぱっと解決するという内容です。ドラマ版では、剣道の達人キヨを北大路欣也、武闘派の柔道家シゲを泉谷しげる、頭脳派のノリを志賀廣太郎が演じており、若手のイケメン俳優が主人公をはる他局のドラマとは完全に一線を画しています。

異色ドラマ「三匹のおっさん」のヒットを支えているのは、やはり、有川浩がライトノベル作家として培ったエンターテイメントに徹した面白さがあってのことでしょう。有川浩は、自らライトノベル作家と名乗るだけあり、リーダビリティーあふれる作品を発表し続けており、それが現在の人気の高さにもつながっているといえます。

しかし、それは少年少女にだけ向けて分かりやすく書くという意味ではないようです。有川浩自身も、かなりのライトノベルの愛読者。しかし、大人になると、少年少女に向けてだけ書かれたライトノベルだけでは満足できなくなったといいます。「ライトノベル上がりの嗜好の本読みははじかれて、しばらくは読んで楽しめるものがなくなっちゃったなっていう状態」に陥った有川浩。

そんな感覚こそが、今の有川浩作品が生み出されることにつながったといえそうです。ライトノベルというと若者向けと思われがちですが、ライトノベルというジャンルが生まれて年月がたち、ライトノベルを読んで育った少年少女も大人になっています。そんな大人にぴったりだったのが、有川浩という作家だったのでしょう。有川浩の人気がまだまだ続くことは間違いなさそうです。

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