山口果林の昔と今!安部公房との不倫関係激白を経た現在は?

山口果林の昔の姿が可愛い!伝説の高視聴率朝ドラで鮮烈デビュー


山口果林のプロフィール
◆生年月日:1947年5月10日
◆出身:東京都
◆身長:168cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:たむらプロ

山口果林は伝説の朝ドラ「繭子ひとり」でヒロインに抜擢

1971年に放送され、伝説の朝ドラとして今も語り継がれる「繭子ひとり」。そのヒロインとして芸能界デビューを果たした女優が、山口果林(やまぐちかりん)です。

オーディションで約150人のライバルの中から見事ヒロインの座をつかみ取り、初めてのドラマとは思えぬ好演で世間を驚かせました。

山口果林が演じたのは、自分を捨てた母を探すために故郷の青森から上京する娘・加野繭子。透明感あるビジュアルと、心揺さぶる演技で視聴者を魅了し、最高視聴率はなんと55.2%!写真では可愛らしい山口果林の姿が見られるものの、まったく映像が残されていないことから、「幻の朝ドラ」とも呼ばれています。

山口果林の生い立ちは?映画「砂の器」で知名度アップ

山口果林は、東京都の兜町の生まれで「千代田書店」という本屋の4女として育ちました。本に囲まれて生活する中で、山口果林はどんどん読書にのめり込むようになったといいます。

2018年12月13日公開の「NEWSポストセブン」のインタビューでは、小学校4年生の時に冒険小説に影響された出来事を回想。病気療養のための寄宿舎にいた時期でしたが、「周囲の山の中を歩き回った」と、おてんばな子供時代を明かしています。

1971年に女優デビューしてから、特に注目度を上げた出演作が、1974年10月に公開された映画「砂の器」です。事件の犯人である和賀英良の婚約者・田所佐知子を演じ、一気に有名女優へと駆け上がりました。

以降も、2005年放送の「水戸黄門 第34部」、2012年放送の「警視庁捜査一課9係 シーズン7」など、誰もが知る人気作品に出演。2時間サスペンスドラマへの出演も多く、数えきれないほどの作品に名を連ねてきました。

山口果林と安部公房は不倫していた?暴露本で物議

山口果林が安部公房との不倫関係を激白?娘を巻き込んで修羅場に

山口果林は、2013年7月に著書「安部公房とわたし」を出版。衝撃的な内容で世間を騒がせました。

同書では、1993年に亡くなった、作家・安部公房(あべこうぼう)と20年にもわたって不倫関係にあったことを激白。

大学の学生と教授として出会い、安部公房はすでに妻子ある身だったにもかかわらず、関係を持った…と詳細な内容まで記されています。23歳の時に子供を身ごもり、中絶したと明かすなど、インパクトのある話題ばかりでした。

また、心不全とされていた安部公房の死因を「前立腺がん」と書いたことから、安部公房の娘・安部ねりが激怒する事態に発展。

演劇集団・安部公房スタジオ所属の女優だった山口果林は、愛人か?と噂された時期もあったものです。

しかし、まさかの山口果林本人からの告白という形で事実が判明し、世間の反感を買ってしまいました。

東日本大震災を機にやり残したことを考えて、執筆を決めたという山口果林。出版にあたって受けたインタビューでは、「本を書き終えて、残りの人生を新しく生き直したい」という心境だったことも吐露しています。

暴露本として手にとり、実際に目を通した結果、自伝や記録という印象に変わったという読者も多いようです。

山口果林は現在何してる?近年の出演作が知りたい

山口果林は現在も引退せず現役!今後も熟練の演技に期待

不倫という衝撃の告白をしたものの、20年という年月が経った過去の話だったこともあり、山口果林は現在も女優として活動を続けています。

近年では、2019年4月公開の映画「誰がために憲法はある」に出演。2023年夏に公開予定の映画「それいけ!ゲートボールさくら組」にも名前がクレジットされています。

また、2008年からは「夏の会」として広島・長崎の原爆の悲劇を語り継ぐための朗読劇活動を行うなど、女優以外の活動にも精力を注いでいます。

鮮烈な女優デビューから一転、安倍公房との不倫関係を自ら暴露し、批判もあった山口果林。しかし、伝説の朝ドラのヒロインを務めた当時から変わらぬ美貌と、進化し続ける高い演技力で、今なお多くの人を惹きつけています。

人生の酸いも甘いも知った経験豊かな名女優として、今後も第一線で輝き続けてくれることを期待したいものです。

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