山崎努に息子と娘はいる？活動ペースダウンの理由は深い家族愛？

山崎努の家族を紹介！娘とは共演済み？

山崎努が娘と出演したCMは？

山崎努（やまざきつとむ）は、1963年に元・宝塚歌劇団星組の薫ひかると結婚しました。1962年12月より放送されたドラマ「アラスカ物語」での共演をきっかけに結婚した2人の仲人を務めたのは、同作品の脚本を担当した石原慎太郎です。

山崎努には、2人の娘がいます。次女の山崎直子は、玉川大学に通っていた1992年に「週刊朝日」の表紙を飾り、芸能界デビューしました。

山崎直子はモデルを経て、女優としても活躍。1996年のデジタルツーカー中国のCMや、2009年のキリンラガービールのCMでは父・山崎努と共演を果たしていますが、2014年以降の活動は確認できません。また、宇宙飛行士の山崎直子は、同名の別人です。

山崎努の身長は？受賞歴を振り返り！

隣家が火事になった際、水をかぶって家に入り、逃げ遅れた老夫婦を救出したという男前エピソードもある山崎努。178cmの高身長に対して体重は66kgなので、細身の印象を受けます。

山崎努は俳優座の養成所を経て、1959年に劇団「文学座」に入団して俳優人生をスタートさせました。

1963年には劇団「雲」の結成に参加しますが、1975年に劇団が分裂してからは個人で活動。映画デビュー作は、1960年7月公開の「大学の山賊たち」です。

黒澤明監督作品「天国と地獄」（1963年3月公開）で、誘拐犯の竹内銀次郎役を演じると、一躍注目を浴びました。

その後も、1977年10月公開の「八つ墓村」や1987年2月公開の「マルサの女」といった話題作に出演し、2000年には紫綬褒章を、2007年には秋の叙勲で旭日小褒章を受章。2008年9月公開の映画「おくりびと」では、「第81回アカデミー賞」外国語映画賞の受賞に貢献するなど、日本を代表する俳優です。

山崎努と山下智久はもはや親子？共演作が知りたい！

山崎努がツイッターデビュー！芸能界の“息子”への言葉は？

若手実力派俳優との共演も多い山崎努。2008年3月公開の映画「クロサギ」などで共演した山下智久を特に可愛がっており、同作の舞台挨拶では「山下智久は、隠し子」という発言も飛び出しました。

これは冗談であるにせよ、撮影中は「頭をなでなでしていた」とも話していたため、息子のように可愛がっているのは間違いなさそうです。

そんな2人は、2022年4月5日より放送されたドラマ「正直不動産」で、10年ぶりに共演。初回放送日には、2人がツイッターにアカウントを開設して、大きな話題になりました。

山崎努はツイッターで、山下智久について「どんな人間に育って行くのかずっと楽しみにしてきました」と綴っており、父親のような目線で見守ってきたことがわかります。

それに対し山下智久は感謝の気持ちを述べ、「演技の仕事をできているのは努さんのおかげです」とツイート。多くのファンが、「感激」「胸がいっぱい」といった反応を見せていました。

山崎努の「俳優のノート」で学んだ後輩は？

山崎努を慕う俳優は、山下智久だけではありません。日記の形を取りつつ、山崎努の役作りへの凄まじい執念も刻まれている著書「俳優のノート」（2000年3月出版）には、多くの俳優が影響を受けているようです。

映画「おくりびと」で共演した本木雅弘も、「俳優のノート」を絶賛。同書に解説を寄稿した香川照之は、俳優の作り方であり、プロセスが克明に書かれているとこれまた大絶賛です。

さらに、蒼井優も10代の頃に「俳優のノート」を読んで演技を学んだと告白。山崎努を「大先生」と表現しており、尊敬の思いが伝わってきます。

アドリブを好む山崎努は以前、役作りを庭づくりに例えました。決められた位置に、花や木を植えるだけではつまらないのだそう。意図せず生えた雑草こそが大切で、演技ではそれがアドリブにあたるといいます。

確固たる信念を持って俳優に向き合っているからこそ、山崎努の演技は多くの後輩に感銘を与えるのかもしれません。

山崎努は妻のサポートに専念していた？

認知症の父親役を演じ、高く評価された映画「長いお別れ」（2019年5月公開）への出演以降、山崎努の出演作の発表が途絶えていました。

病気休養や引退かと心配されましたが、実際は、妻の怪我が理由だったようです。妻の黛ひかるが自宅で骨折し、訪問介護を受けることになったため、山崎努は家事を担うなど献身的に妻を支えていたといいます。

2021年9月中旬、妻やそのヘルパーと歩く姿を「女性自身」が報じ、山崎努も取材に対し、健康である旨を明かしていました。ドラマ「正直不動産」で表舞台に戻った山崎努は、ツイッターに「世の中と繋がっていたいので」とも綴っています。

これからは演技だけでなく、ツイッターを通して、言葉でも後輩やファンに影響を与えていくのかもしれません。山崎努の今後の発信や活動が楽しみです。