大木凡人に死亡説まで浮上した病気とは!?若い頃はバラエティ番組に引っ張りだこだった!
大木凡人にまさかの死亡説が浮上したわけは!?難病・大動脈解離からの奇跡的な生還を振り返る!
日本司会芸能協会会長を務める大木凡人は、メガネとおかっぱ姿で親しまれている司会者・タレントです。そんな大木凡人を、2015年に病が襲いました。その病気とは、大動脈解離です。
胸の苦しみが1週間ほど続いたある日、トイレから出ようとした時、胸に気絶しそうなほどの強い痛みが走りました。意識が遠のくほどの痛みに耐えながらも自力で救急車を呼び、すぐに病院へ搬送された大木凡人。なんと、心臓近くの大動脈が約60cmも破れているという、非常に危険な状態でした。すぐに緊急手術が行われ一命をとりとめた大木凡人の入院生活は、23日間にも及びます。
時期を同じくして噂になった大木凡人の死亡説も、この病気によるものだったようです。たしかに、大動脈解離は「患者の約20%が病院に着く前に死亡する」と言われている難しい病気です。あくまでも死亡「説」だけで事なきを得たのには、大木凡人の運と、すぐに救急車を自力で呼ぶという迅速な判断があったからでしょう。
大木凡人の若い頃はバラエティ番組に引っ張りだこだった!一躍有名になった番組について知りたい!
メガネとおかっぱ姿で活躍中だった大木凡人は、1982年3月29日からTBS系で放送された歌謡バラエティ番組「街かどテレビ11:00」をはじめ、1986年5月2日から同じTBS系で放送された視聴者参加型番組「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」など、多数のバラエティ番組に出演していました。
若い頃の大木凡人をスターダムにのし上げたのは、「街かどテレビ11:00」。人気キャスターの五木田武信(ごきたたけのぶ)を司会に迎え、女性アシスタントと大木凡人がサブ司会者を務めたこの番組は、平日の午前中の放送にもかかわらず、高視聴率を記録する人気番組に。メガネとおかっぱ姿というユニークな風貌だった大木凡人は、視聴者に強烈な印象を与え、メイン司会者の五木田武信を凌ぐほどの人気で番組名物となりました。
大木凡人は若い頃の年収は1億円以上も現在貯金額は0円?!いとこは元プロ野球選手の古田敦也!
大木凡人は若い頃の年収は1億円以上も現在貯金額は0円?!その使い道とは?
1990年代を境にテレビから姿を消したように見える大木凡人は、現在、パーティや結婚式、劇場などの司会業で活躍しています。もちろん、大木凡人のトレードマークであるメガネとおかっぱ姿は健在です。現在の年収は400万円という大木凡人ですが、バラエティ番組に引っ張りだこだった若い頃の年収は1億円以上だったというから驚きです。しかし、なぜか貯金額は0円だという噂が立っています。
実は、無類のゲーム好きで、ほぼ毎日ゲームセンターに通っている大木凡人。1日の消費額は、なんと10万円以上だと言います。これが原因で、莫大な貯金をすべて使い果たしてしまったとか。さらに、酒好きとしても知られ、ゲームセンターでの浪費と同様に、アルコール飲料にもかなりの大金をつぎ込んでしまったそうです。
大木凡人のいとこは元プロ野球選手の古田敦也!芸名の由来はジェームズ・ボンドだった!?
大木凡人は、元プロ野球選手の古田敦也といとこであることでも知られています。大木凡人の母親と古田敦也の父親が姉弟なので、2人は紛れもなくいとこですが、古田敦也からは「あまり公言しないでくれ」と言われているそうです。
死亡説や大病を乗り越えて活躍を続ける大木凡人は、1945年7月8日、愛媛県八幡浜市出身です。本名は後藤清登で、芸名の「凡人(ぼんど)」は、イギリスのスパイ小説およびそれを原作とした人気映画「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンドから拝借しています。
ヤマハで働く売上成績の良いセールスマンから司会者になったという異色の経歴の持ち主で、トレードマークのメガネは伊達メガネで、おかっぱの髪型は自らがハサミを入れてカットしているというこだわり。全盛期の頃は、多い時で番組5本を掛け持ちするという活躍ぶりでした。
大木凡人と山本晋也が「芸能界最強の男」の有力候補!?アマチュア格闘家の一面も持つ武勇伝が凄い!
お笑い芸人の玉袋筋太郎が、2017年8月25日、東京・新宿で開催したトークイベントに大木凡人がゲスト出演しました。近年は、テレビやラジオなどのモラルを問う規制が厳しくなり、昔に比べると、芸人が自由に表現することが難しくなってきています。その鬱憤を晴らそうと企画されたのが、今回のトークイベント。その過激な内容ゆえ女性の入場は禁止とされ、同じくゲストとして出演したビートきよしの波乱万丈なトラブル人生などで、会場は大いに盛り上がりました。
続いて、映画「007」のジェームズ・ボンドのテーマ曲が流れ、登場したのが大木凡人でした。2人目のゲストとして招かれた大木凡人は、メガネとおかっぱ姿で柔和なイメージからは想像もつかない過激な武勇伝の数々を披露。さらにヒートアップしたトークイベントは、大盛況となりました。
柔和なイメージが強く、武勇伝という言葉とは無縁そうな大木凡人が、「芸能界最強の男は誰か?」という話題が取り上げられるたびに、映画監督の山本晋也らとともに名前が挙がることは意外と知られていません。山本晋也は、映画のロケ現場で揉めた暴力団関係者と話をつけるという修羅場を幾度となく潜り抜けてきた、屈強な肉体と精神力の持ち主です。
大木凡人はと言えば、格闘技全般に造詣が深く、自身も琉球空手や太極拳、グレイシー柔術を学んでいる強者。その実力は、日本の総合格闘技団体「修斗」の試合にアマチュアながらも出場したほどだと言います。「ケンカの勝率は9割5分以上」と豪語しているのが本当だとすれば、とんでもない武勇伝の持ち主であることは間違いありません。そんな大木凡人も、もう70代。お酒もゲームセンターもほどほどに、司会業を極め、その姿をテレビでも見せてほしいものです。