映画「ダブル/フェイス」主役ニコラス・ケイジほかキャストは?リンジー・ローハン出演予定だった

映画「ダブル/フェイス」あらすじネタバレ!ニコラス・ケイジほかメインキャストは?

映画「ダブル/フェイス」はサスペンスフルなスリラー映画!あらすじネタバレ

映画「ダブル/フェイス」は、2017年にカナダで制作されたサスペンススリラー映画です。お互いが医師であるブライアンとアンジェラ夫妻は、何度も流産した後に、卵子提供を受けて授かった一人娘のコーラと幸せな生活を送っています。高級住宅街に住む一家の生活ぶりは満たされたものでした。

ある日、公園でシングルマザーのケイティと知り合ったアンジェラは、仕事復帰するために彼女にベビーシッターを頼むことに。こうして一家の生活に入り込むようになったケイティは、アンジェラの生活に憧れるあまり、ブライアンを誘惑し始めます。

その最中に起こったのが、長男誕生を望んでいたブライアンとアンジェラ夫妻が依頼していた代理母リンダの殺害事件です。実は、代理母を殺害したのはケイティで、自らが代理母に名乗り出ることでさらに一家に近づいていきます。

映画「ダブル/フェイス」主演はニコラス・ケイジ!そのほかのメインキャストは?

映画「ダブル/フェイス」でブライアンを演じているのは、1995年の映画「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞を受賞したニコラス・ケイジです。コメディからシリアスな演技まで幅広く演じるカメレオン俳優として知られる名優で、「ダブル/フェイス」では、女性に翻弄される良き夫役を演じています。

ニコラス・ケイジ演じるブライアンを翻弄する2人の女性のうちの1人、妻アンジェラ役を演じているのは、映画「キラー・スナイパー」のジーナ・ガーション。映画「フェイス/オフ」では、ニコラス・ケイジの恋人役を演じていました。翻弄するもう1人であるケイティ役は、パニックホラー映画「7500」出演で知られる、オーストラリア出身のニッキー・ウィーランです。

また、ブライアンの母親役として、有名な映画賞を数多く受賞してきた名女優フェイ・ダナウェイが出演している点も見逃せません。

映画「ダブル/フェイス」に監督も出演!リンジー・ローハン出演予定だった

映画「ダブル/フェイス」には監督ジョナサン・ベイカーも出演していた!

映画「ダブル/フェイス」で監督を務めるのは、ジョナサン・ベイカーです。映画監督として作品に携わったのは、1989年の短編スポーツ映画「Dirty Tennis(原題)」以来で、長編映画はこの「ダブル/フェイス」が初監督作品となっています。ファッションやアロマセラピー事業にも手を広げ、ビジネスマンとして成功を収めたというユニークな経歴も持っており、映画「ダブル/フェイス」では制作も務めたほか、バリー役で出演もしています。

映画「ダブル/フェイス」はリンジー・ローハンが出演予定だった!

映画「ダブル/フェイス」は当初、薬物やアルコール依存症などでお騒がせ女優として知られるリンジー・ローハンがプロデュースを務め、監督などを探し、自身もケイティ役で出演する予定でした。しかし、ニコラス・ケイジなどメインキャストのキャスティングが進んでいくと、最終的に製作会社が、リンジー・ローハンを起用しない決定を下します。

監督のジョナサン・ベイカーは、Facebookにて「リンジー・ローハンは参加しないことになった」と報告。理由については、「彼女のことは好きだけど、スタジオがそういう決断を下したんだ」と明言し、「彼女は良い女優だと思うよ」と書き込みました。

映画「ダブル/フェイス」上映によりニコラス・ケイジの新作が2カ月連続で劇場公開に!

映画「ダブル/フェイス」が、2018年1月30日から日本で公開されたことにより、ニコラス・ケイジ主演の新作作品が、日本国内では2カ月連続で劇場公開されるという珍しい事態となっています。「ダブル/フェイス」に先駆けて、2017年12月より劇場公開されているのは、実在する人物ゲイリー・フォークナーの伝記映画「オレの獲物はビンラディン」です。

ニコラス・ケイジは、アメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされるオサマ・ビンラディンが逮捕されないことに苛立ち、自ら逮捕しようと奮闘する主人公のゲイリー・フォークナーをコミカルで魅力的に演じています。ニコラス・ケイジは、1990年代にアカデミー賞を受賞して演技派俳優として鳴らしただけでなく、「ザ・ロック」や「コン・エアー」などのアクション映画を大ヒットに導いて、興行的にも大成功を収めました。

しかし、黄金時代は続かず、浪費癖が災いして税金を滞納したため豪邸が差し押さえられるというニュースをきっかけにキャリアが低迷。しばらくはB級映画への出演ばかりが続いていました。とはいえ演技力は健在で、かつてのような大作映画への出演こそないものの、近年は毎年のように新作映画が公開されています。

以前のような華々しさはありませんが、その演技力は一向に衰えることのないニコラス・ケイジ。どのような役柄を演じても、「やっぱりニコラス・ケイジだ」と納得させる存在感は失われていません。派手さはなくても、映画「ダブル/フェイス」のような見ごたえのある良質な作品を届けてくれることは、ファンにとって朗報でしょう。

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