岡崎友紀はドラマ「おくさまは18歳」で国民的アイドルに!「しあわせの涙」など名曲たちは現在も煌めいている
岡崎友紀はドラマ「おくさまは18歳」で国民的アイドルに!
岡崎友紀(おかざきゆき)は、1953年7月31日生まれの歌手で、本名は岡崎友紀子と言います。生まれたのは東京都千代田区神田ですが、育ったのは台東区浅草です。幼少の頃よりバレエを習い、子役として芸能界デビューした岡崎友紀。1970年に、学園ラブコメディ「おくさまは18歳」が大ヒットとして、ブロマイドの売り上げが46カ月連続首位を記録する国民的アイドルになりました。
「おくさまは18歳」は、岡崎友紀と石立鉄男のW主演作品。高校3年生で18歳の飛鳥(岡崎友紀)と教師である高木哲也(石立鉄男)が、結婚していることを隠そうとすることから起こる騒動を描いたドラマです。平均視聴率25%が続いたことから、最初の計画を大幅に変えて、全53話、約1年間の連ドラになりました。「おくさまは18歳」で共演した石立鉄男も当時の人気俳優でしたが、「僕が今までに会った女優さんの中で一番感性のいい人だった」と岡崎友紀のことを絶賛しています。
「おくさまは18歳」が大ヒットした岡崎友紀は、「なんたって18歳!」や「だから大好き!」など多くの作品で主演を務めるようになり、「おくさまは18才 新婚教室」では映画初主演も果たしました。
岡崎友紀の名曲たちは現在も煌めいている!
短めな髪がよく似合う愛らしいルックスの岡崎友紀は、1970年に歌手としてもデビューし、「しあわせの涙」をヒットさせています。可愛らしい声とキュートなスマイルでアイドル路線まっしぐらでしたが、自身の楽曲「おくさまは18歳」では作詞も担当し、音楽的な才能の片りんを見せました。
「しあわせの涙」のほかにも、「私は忘れない」や「白い船で行きたいな」「恋するふたり」などヒット曲を出した岡崎友紀は、シングル27曲、アルバム16枚、ベストアルバム10枚と、歌手としても大活躍。中でも、ヒット曲「ドゥー・ユー・リメンバー・ミー」は多くの歌手にカヴァーされました。
麻丘めぐみやアクネス・チャン、太田裕美など、大ヒットを飛ばす豪華な顔ぶれが揃っていた1970年代。さらに、南沙織やキャンディーズのようなスーパーアイドルまでいる競争が激しい時代に、人気アイドルとして君臨していた岡崎友紀には、やはり相当な魅力があったのでしょう。
映画やドラマに出なくなっても、歌手としての活動は続けてきた岡崎友紀。年齢を重ねるごとに歌声も深みを増し、変わっていくものですが、彼女の歌声は、情感がこもっていて、歌うことが大好きという熱い気持ちが伝わってきます。
岡崎友紀の夫は高岡健二?猫を子供のように溺愛?
岡崎友紀の夫は高岡健二?!独身と結婚の両方の情報が交錯
岡崎友紀は、1978年に、ソニーの共同創業者である成田昭夫の長男・成田英夫と結婚しますが、1981年に離婚します。5年後となる1986年には、ミュージシャンの岩倉健二と再婚しますが、2005年にまたもや離婚。子供はいません。
そして現在、岡崎友紀は2匹の猫と暮らしているという情報が多く見られる一方で、俳優で歌手でもある高岡健二の妻だという噂もあります。
しかし、2018年のブログや、現在の活動の状況からは、夫の陰は見えません。高岡健二は、2013年夏に開催された岡崎友紀の還暦パーティーに出席して、歌を披露するなど親しい間柄で、音楽仲間であることは間違いありませんが、結婚して夫婦ならば隠す必要はないでしょう。
岡崎友紀は動物愛護団体の理事!愛猫たちと「ニャン生」を生きる
岡崎友紀は今、動物愛護団体の理事や、エルザ自然保護会の副会長、日本パンダ保護協会評議員など、色々な役職を兼務して活躍しています。役職を見るだけで、動物を心から愛している気持ちが伝わってくるというものです。岡崎友紀自身も2匹の猫と暮らしていると伝えられていますが、猫はペットではなく家族同然の存在のようです。家の中には、猫が自由に遊べる猫タワーが4つあり、猫用のベッドも用意されています。
さらに、猫が間違って落下しないようにネットを張るなど、細心の注意を払っているとか。2018年7月17日のブログでは、3匹の猫の里親探しを呼びかけていました。「3匹」ではなく「3ニャン」、猫の「人生」を「ニャン生」と表現する様子からは、猫たちをまるで我が子のように大切に想っていることが分かります。
岡崎友紀のイベントが目白押し!ファンや仲間と共に人生を謳歌
岡崎友紀がアイドルとして活躍した1970年代は、水泳大会などがテレビでよく放送されていました。当時は、ビキニよりもワンピースで出場するアイドルのほうが多かったので、いざビキニ姿で登場すると、よりエキサイティングで目立ったものです。
毎夏恒例のプールサイドでの紅白歌合戦で、ある年の紅組キャプテンを務めたのは岡崎友紀。白組のキャプテンは堺正章で、2人で司会進行役を務めています。岡崎友紀は、生中継のこの日、ピンクのビキニで気合も十分。スリムでセクシーな美ボディを惜しみなく披露し、多くのファンを魅了しました。
時が過ぎて、現在の岡崎友紀は、文化放送の「くにまるジャパン」で、当時の自分に「サービスし過ぎ」とツッコミを入れたい心境を語っています。アイドル時代の岡崎友紀は、毎年のように違うビキニで頑張っていたと言い、「今思うとサービスし過ぎじゃないかと」と反省しきりな様子でした。
そんな岡崎友紀は、歌手活動などさまざまなイベントの告知をブログで行っています。2018年5月は「お宝鑑定とバーベキューパーティー」を開催し、岡崎友紀もピンクの「ピノコTシャツ」に赤いエプロンで張り切りました。夏には、誕生日パーティーが。ブログで「毎年高齢じゃなくて恒例となりました誕生日会のお知らせ」と、駄洒落を炸裂させる岡崎友紀は、もうすぐ65歳を迎える今、とても楽しそうです。「真夏の友紀まつり」というタイトルの誕生日会もきっと盛り上がることでしょう。
往年の国民的アイドルは、青春時代を一緒に過ごした親しい仲間やファンたちと、人生を謳歌しています。