吾峠呼世晴の性別は？「鬼滅の刃」はキャラ変更でメガヒット漫画に生まれ変わった？

吾峠呼世晴は「鬼滅の刃」の作者！初の連載作品がメガヒット

吾峠呼世晴は「鬼滅の刃」が初の連載漫画だった！作品の力が凄い！

吾峠呼世晴（ごとうげこよはる)は漫画「鬼滅の刃」の作者です。

同作は吾峠呼世晴にとって、初の連載作品でした。しかしその構成力は特筆すべき程で特に作中のセリフ表現が素晴らしいと評判を呼びます。

吾峠呼世晴が描くキャラクターはどれも借り物の言葉ではなく「そのキャラクターが言っているな」と感じさせる言葉をチョイスする才能に秀でていると言われています。

鬼滅の刃の初代担当編集は、吾峠呼世晴について「言葉の本質を見ている人」、「ネームを書くスピードが速い」とし、漫画家としての探求心と熱意に称賛を送っていました。

吾峠呼世晴の「鬼滅の刃」が空前のメガヒットを記録した理由とは？ 

吾峠呼世晴原作の「鬼滅の刃」は2016年2月から「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、2020年5月に完結しました。

大正時代を舞台に、主人公が鬼と化した妹を人間に戻すために戦う同作はストーリーの奥深さが受け、単行本の売上が最終巻発売前の22巻の時点で1億部を突破する大ヒット作品となりました。

「鬼滅の刃」が空前のブームを巻き起こした理由は、読者層にもあります。年齢層や性別を問わずファンが多いという特徴は「週刊少年ジャンプ」の「ONE PIECE」と通じるものがあり、2019年の集英社本ランキングでも同作に次ぐ第2位にランクイン。連載終了後も熱は冷めず、ブームはまだまだ続く気配です。

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吾峠呼世晴の性別や出身地、デビューのきっかけは？

吾峠呼世晴の性別や出身地は？好きな漫画は？

吾峠呼世晴は1989年5月5日生まれ、福岡県の出身です。性別は女性と言われていますが、公には明かされていません。

そんな吾峠呼世晴は好きな漫画に荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」を挙げており、「鬼滅の刃」もその影響を受けていることが伺えます。

例えば呼吸法は「ジョジョ」の波紋の呼吸に通じるところがあったり、不死身の鬼というモチーフも「ジョジョ」を彷彿。

また、連載終了後も根強い人気を保ち、2021年1月8日に劇場版アニメ「銀魂 THE FINAL」で正真正銘の完結となる「銀魂」のファンでもあり、同作が連載されていた「週刊少年ジャンプ」に作品を送ることにしたとも明かしています。

吾峠呼世晴の漫画家デビューのきっかけは？ワニ先生って？

吾峠呼世晴は24歳の時、読切作品「過狩り狩り」を家族の勧めで「週刊少年ジャンプ」に投稿。評価されないだろうと処分するつもりだった同作が「JUMPトレジャー新人漫画賞」の佳作に選ばれたのを機に、漫画家としてデビューします。

しかし、その後は連載用の絵コンテを提出してもなかなか編集部のOKが出ない時期が続きます。追い込まれた吾峠呼世晴は「2015年の間に連載を獲れなければ漫画家を辞める」と不退転の気持ちで連載用の絵コンテを2作制作しますが、これも不採用に。

そこで原点回帰し、漫画家デビューのきっかけとなった「過狩り狩り」を元に描いたのが、「鬼滅の刃」の原点となった「鬼殺の流（きさつのながれ）」です。同作でようやく初連載を獲得し、ここから空前の大ヒットを記録することとなります。

そんな吾峠呼世晴は、単行本の巻末などでメガネをかけたワニを自身をモチーフとしていることから、ファンの間で「ワニ先生」と呼ばれています。「鬼滅の刃」の大ヒット中に「100日後に死ぬワニ」が話題になったことから、作者が同じ人物なのではないかと混同する人も多かったようです。

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「鬼滅の刃」はキャラ変更でメガヒット漫画に！？作者・吾峠呼世晴が劇場版の原作も担当

「鬼滅の刃」はキャラ変更でメガヒット漫画に生まれ変わった！？ 

吾峠呼世晴の描く漫画は、設定などの内容が分かりにくかったといいます。これは、元々カッコいいと思う作品の原点が「ゴルゴ13」で、ダークヒーローを描きたかったということも、ひとつの要因だったそう。

担当編集者から「みんなが知っている要素を使わないと分かりにくい」と指摘された吾峠呼世晴は、「ONE PIECE」であれば海賊、「NARUTO -ナルト-」なら忍者と学園といったように、有名作品には読者に分かりやすいモチーフがあることに気づきます。

そこで、自身の原点である「過狩り狩り」にあった吸血鬼に大正時代と刀があったことからこれをブラッシュアップし、「鬼滅の刃」を構想。また、主人公の炭治郎は元々サブキャラでしたが、担当編集者のアドバイスで主人公に。普通の子が運命に翻弄されながら成長するストーリーで大ヒットへとつながっていきました。

吾峠呼世晴が「鬼滅の刃」劇場版の原作も担当！ 

吾峠呼世晴が描いた「鬼滅の刃」は、2020年10月16日に「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開。原作中のストーリーを描いた同作は公開から3日間で興行収入46億円を突破し、世界最高の興行成績とも言われる大ヒットを記録します。

さらに、公開後10日間で興行収入100億円の大台を超え、2001年7月公開の映画「千と千尋の神隠し」の25日間で100億円を突破した記録をも更新。歴代最高のメガヒット作品として2020年を代表する漫画作品となりました。

「鬼滅の刃」の連載が完結を迎えるとともに引退説も一部で報じられた吾峠呼世晴。しかし、一般客に混じって劇場版を観たことを報告した2020年12月7日のTwitterで「もっとがんばらねば！」と綴られていることで引退説を払拭。次回作への期待が一気に高まりました。次はどんな作品で楽しませてくれるのか注目です。

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