エイミー・アダムスが演技派女優と呼ばれるまで!転機となった映画は?

エイミー・アダムスが演技派女優と呼ばれるまで!転機となった映画は?

エイミー・アダムス演技派女優までの道のりは順風満帆ではなかった?

エイミー・アダムスは、1974年生まれのアメリカの女優です。映画デビューは、1999年に公開された「わたしが美しくなった100の秘密」。しかし、その後は、テレビドラマのゲスト出演などの端役が続いていました。

2002年には、レオナルド・ディカプリオやトム・ハンクスと共演した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に出演。その可愛らしい容姿でファンを獲得したものの、演技力が注目されることはありませんでした。その後も、なかなか大きな役をつかむことができない日々が続きます。

しかし、2005年公開のハートフルな映画「Junebug」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたことをきっかけに注目を集め始めたエイミー・アダムス。2008年公開映画「ダウト〜あるカトリック学校で〜」、2010年の「ザ・ファイター」、2012年の「ザ・マスター」、2013年の「アメリカン・ハッスル」で続けてアカデミー賞にノミネートされたことで、演技派女優としての地位を確立しました。

エイミー・アダムスは低予算映画で一躍注目の女優へ!

エイミー・アダムスの転機となった2005年の映画「Junebug」は、日本では劇場未公開であるばかりか、国内向けのDVDすら発売されていません。本国アメリカでは、わずか21日間で製作された低予算映画としても知られている本作は、夫の実家の家族たちとの交流をユーモアたっぷりに描いたコメディドラマ。エイミー・アダムスは、夫の愛をひたすら信じるピュアな妊婦アシュリー役を演じています。

監督のフィル・モリソンもさまざまな賞にノミネートされることになった作品ですが、中でも、エイミー・アダムスは、10を超える賞にノミネートされ、放送映画批評家協会賞助演女優賞などを受賞しました。この映画「Junebug」が転機となって大きなオファーが続出するようになったエイミー・アダムス。次々に大作への出演を果たし、2014年公開の伝記映画「ビッグ・アイズ」マーガレット・キーン役で、見事にゴールデングローブ賞映画演技賞(ミュージカル・コメディ部門)の主演女優賞を受賞しています。

エイミー・アダムス主演「メッセージ」公開日!「ナイトミュージアム」あらすじネタバレ

エイミー・アダムス主演作「メッセージ」の日本公開日が決定!

アメリカで2016年に公開となったエイミー・アダムス主演映画「メッセージ」は、第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされたことで話題になりましたが、ついに、日本公開日が2017年5月19日に決定しました。本作の監督は、「プリズナーズ」や「ボーダーライン」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務め、共演は、「アベンジャーズ」のジェレミー・レナーや、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のフォレスト・ウィテカーなどです。

あらすじは、突然宇宙人がやって来たことで、地球は騒然となります。しかし、宇宙人と地球人が戦争を始めるようなSFアクション映画にはならないところが映画「メッセージ」のポイントです。学者たちが宇宙人との対話を試みるというヒューマンドラマになっています。

エイミー・アダムス出演映画「ナイトミュージアム2」あらすじネタバレ

エイミー・アダムスは、2009年に、映画「ナイト ミュージアム2」に出演しました。監督はショーン・レヴィで、主演は、夜間警備員ラリー役のベン・スティラーが続投。前作「ナイト ミュージアム」で展示物が暴れだしてしまったアメリカ自然史博物館は休館となり、その展示物たちは、スミソニアン博物館の地下保管庫に移されていました。

しかし、魔法の石版によって、スミソニアン博物館の展示物にまで生命が吹き込まれてしまいます。独立して会社を立ち上げていたラリーは、それを知ると、アメリカ自然史博物館の騒動が再び起こると考えて、慌ててスミソニアン博物館に駆け付けました。

石版を取り戻す決意をするも、なんと今度は、古代エジプトの王カームンラーが、世界征服を企てて他の展示品たちを蘇らせようとしており……。ラリーは、エイミー・アダムス演じる大西洋単独横断飛行に成功した世界初の女性パイロット、アメリア・イアハートとともに、地獄の門にカームンラーたちを入れることにします。一度は独立したラリーでしたが、騒動が収まると、再び博物館の警備員へと戻りました。

エイミー・アダムスが絶好調!最新主演作「ノクターナル・アニマルズ」の日本公開が決定!

エイミー・アダムス最新主演作は、ファッションデザイナーとしても有名なトム・フォード監督がメガホンをとった映画「ノクターナル・アニマルズ」です。日本では、2017年秋に公開されることが決定しました。「ノクターナル・アニマルズ」は、オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を原作とした映画です。

あらすじは、エイミー・アダムス演じるスーザンは、アートディーラーとして成功し、経済的には恵まれながらも、夫との不仲など、どこか満たされない生活が続いていました。そんなある日、スーザンの元に、元夫エドワードから、「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」というタイトルの原稿が送られてきます。

その衝撃的な内容に、スーザンの人生が変化していって……。本作は、主演のエイミー・アダムスのほか、元夫エドワード役を「サウスポー」のジェイク・ジレンホールが演じているほか、「キックアス」のアーロン・テイラー=ジョンソンや、「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマー、「テイク・シェルター」のマイケル・シャノンなど実力派俳優たちが多く出演しています。

作品が第73回 ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を獲得した以外にも、第74回ゴールデングローブ賞ではアーロン・テイラー=ジョンソンが最優秀助演男優賞を受賞し、第89回アカデミー賞ではマイケル・シャノンが助演男優賞にノミネートされた超話題作です。エイミー・アダムスは、2010年に出産を経験した後もキャリアは絶好調。今後も、ロイス・レイン役で出演する「ジャスティス・リーグ」など話題作の公開が控えていて、高い演技力に裏打ちされたさまざまな役柄でファンを楽しませてくれそうです。

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