クリス・パインは「スタートレック」新主人公!性格はカーク艦長と同じく破天荒?
クリス・パインが主人公カーク艦長を演じる「スタートレック」最新作とは?
クリス・パイン主演のシリーズ最新作「スタートレックBEYOND」が、2016年10月21日より全国公開されています。スタートレックがドラマ化されてなんと半世紀!50周年という記念すべきこの年に公開されたのが、世界中のトレッキィ&トレッカー(「スタートレック」マニアの意味)待望の最新作「スタートレックBEYOND」です。
「スタートレック」「スタートレック・イントゥ・ダークネス」に続いて、主人公である若き日のカーク艦長を演じるのは、「ブラック&ホワイト」や「イントゥ・ザ・ウッド」に出演したクリス・パイン。かつて同じエンタープライズ号の偉大な艦長だった父親の存在が、自分をずっと縛り続け、心に葛藤を抱えてきたカーク。未知の星に不時着してしまった宇宙船を救出するというミッションを最後に、「ある決断」を心に秘めていました。
ところが、救出に向かった艦は、あろうことか、最強の敵クラールからの攻撃を受けて大破。艦長カークは、乗組員全員に、「艦を捨てて脱出せよ!」との命令を下します。カークは、乗組員とエンタープライズ号を救うことができるのでしょうか?「スターウォーズ」シリーズの撮影で多忙だという前回の監督J.Jエイブラムに代わって監督を務めるのは、映画「ワイルド・スピード」で話題をさらったジャスティン・リン。カーアクションでの巧みな壮絶バトルシーンが、映画でも存分に発揮されています。
クリス・パインの性格はカーク艦長と同じくらい破天荒なの?
クリス・パインが「スタートレック」で演じている若き日のカーク艦長は、父親の英雄伝説が心に重く伸し掛かり、酒場で暴れては喧嘩をするという破天荒な日々を送っていました。クリス・パインの私生活や性格はどうなのでしょう。まずファッションについてですが、1950~60年代の俳優をお手本にしているらしく、美意識も非常に高いようです。
そんなクリス・パインのファッションセンスに目を付けたのが、人気ブランドのアルマーニ。2014年には、男性向けフレグランスのイメージキャラクターに選ばれています。性格については、素顔のクリス・パインは、気取ることなく、ファンのサインにも気さくに応じるなど、温厚で紳士的だと評判です。
2014年に、撮影後の打ち上げパーティで酒を呑み、飲酒運転したことによる逮捕歴がありましたが、日頃から積極的に行っているチャリティ活動が認められて、6カ月の免停と8千円程度の軽い罰金で済んだそうです。
クリス・パインは恋人と結婚間近?生い立ちと学歴が凄かった!
クリス・パインはプライベートでもモテモテだった!恋人とは結婚間近なの?
クリス・パインは現在独身です。ロンドンでは、クラブで15人の女性たちとハーレム豪遊をした後に、お気に入りの3人を選んでリムジンでお持ち帰りとの情報も。どうやら、独身のクリス・パインは、プライベートでも超モテモテの様子。2012年には、モデルのドミニク・ピークと交際していましたが、翌年に破局しました。最近では、アメリカ版昼ドラ女優のヴェィル・ブルームとの交際がスクープされて話題になっています。
しかし、結婚間近という話は聞こえてきません。2017年公開予定の「ワンダーウーマン」への出演を控えているクリス・パイン。「スタートレック」シリーズに関しても、四作目の製作が正式に発表され、カーク艦長として出演することが決定しています。多忙を極めているクリス・パインは、「今は、プライベートよりも仕事を優先に」と考えているようです。
クリス・パインの生い立ちと学歴がとにかく凄い!祖父はハリウッド弁護士?
クリス・パインは、1980年8月26日に、ハリウッド俳優の父(ロバート・パイン)と、同じくハリウッド女優の母(グゥイン・ギルフォード)の間に生まれました。両親がハリウッド俳優という生い立ちもさることながら、自身の学歴に関しても凄いキャリアの持ち主です。
大学は、カリフォルニア大学のバークレー校で英文学を専攻。ウェールズ及びイングランドの家系出身ということで、3年生の時には、英国のリーズ大学で演劇を学び、バークレー校卒業後は、サンフランシスコのコンサバトリー・シアターで再び演劇を学びました。
母方の祖母もハリウッド女優であるクリス・パインには、俳優としてのDNAがかなり濃く流れているようです。その上、祖父もハリウッド弁護士という特殊な環境で育ったクリス・パインにとって、「ハリウッド」は、幼い頃からごく身近な存在。俳優になるべく環境は整っていたようです。
クリス・パインはカーク艦長を演じたことで大きな「転機」を迎えていた?
クリス・パインは、2009年に、新キャストで組まれた「スタートレック」で主演のカーク艦長に大抜擢され、一躍時の人となりました。1966年にドラマ化され、今年50周年という記念すべき節目を迎えた「スタートレック」。このシリーズは、カーク艦長役のウィリアム・シャトナーを始め、初代スポック役のリチャード・ニモイなど、数々のスターキャラを生み出してきました。
「スタートレック BEYOND」では、主人公のカーク艦長役が好評のクリス・パインですが、キャリアすべてが順調なわけではありません。「Xメンシリーズ」に出演したパトリック・スチュアートもそうでしたが、「スタートレック」は人気シリーズとあって、艦長のイメージがクリス・パインに定着し過ぎることが難点。
2014年に、クリス・パインがCIAのエージェントを演じた「エージェント・ライアン」は、興行成績が振るわず、作品としてもあまり評価されませんでした。これも、カーク艦長のイメージが強かったためかも知れません。しかしながら、クリス・パインはカークの影を追い払うがごとく、次々と新境地へと挑戦していきます。
まずは来年公開予定の「ワンダーウーマン」での恋人役。そして同じくシリーズもので、アメコミの実写映画「グリーン・ランタン」では、主演候補に名前が挙がっているそうです。「カーク艦長を演じられたことは自分にとって大きな『転機』となった」と語っているクリス・パインですが、まだまだ36歳という若さ。カークを超えるヒーローになって、映画界に大いなる新風を起こして欲しいものです。