2021年1月23日 更新
GReeeeNが顔出しをしない本当の理由!歯医者なの?名曲ランキングBEST3!
◆メジャーデビュー:2007年1月24日
◆メンバー:HIDE、navi、92、SOH
◆所属事務所:High Speed boyz inc.
◆レーベル:ZEN MUSIC
GReeeeNが顔出ししないのは歯科医師だから?
GReeeeN(グリーン)は、同じ歯科大学に通っていたHIDE(ヒデ)、navi(ナビ)、92(クニ)、SOH(ソウ)の4人によって2002年に結成された、ラップボーカルのみのグループです。 2007年1月にリリースしたシングル「道」でメジャーデビューを果たしましたが、彼らは、これまで1度も素顔を公開したことがありません。
当時全員が学生であったことと、音楽と歯科医師になる夢を両立したいという理由から、”顔出しNG”を条件に、メジャーデビューが決定したといいいます。
ファンの間では、「歯科医師の国家試験に合格したら顔出しする」と囁かれてきましたが、2008年に歯科医師となったHIDEをはじめ、4人全員が国家試験に合格した2010年以降も、彼らが表舞台に姿を現すことはありませんでした。HIDEはこの理由を「雇われ先の病院や、患者に迷惑をかけないため」と語っています。
2016年1月に10周年を迎え、その後に出した記念シングル「夢」のジャケットには赤ちゃん4人の写真が使われており、ファンの間では「これはメンバーの幼少期の写真では?」と話題になりました。真相は公表されていませんが、メジャーデビュー後公の場に出た唯一の顔出し画像なのかもしれません。
GReeeeNの名曲ランキングBEST3!「キセキ」は青春の1ページに欠かせない
GReeeeNの楽曲は、ストレートな言葉を紡いだ歌詞に多くの若者が共感し、人気を集めてきました。グループ脱退危機にあったSOH(ソウ)へのメッセージが込められたデビュー曲「道」をはじめ、勇気づけられる青春ソングが多いのが、GReeeeNの特徴です。青春の多くを占める恋愛に関しても、GReeeeNは清々しい名曲を多く残しています。
あえて名曲BEST3を選ぶならば、3位は、2009年5月に11枚目のシングルとして発表された「遥か」。独り立ちする青年の気持ちと親の気持ちを歌い上げたこの曲は、新生活を始める社会人への応援歌となっています。同年6月に発売された別バージョンは映画「ROOKIES -卒業-」の主題歌として使われた仕様です。
2位は、2007年5月に発売された3枚目のシングルにして、GReeeeNのブレイク作となった「愛唄」でしょう。こちらは、2015年3月公開の福士蒼汰主演映画「ストロボエッジ」の主題歌としてカバーされたことでも有名です。
そして最後に1位は、ドラマ「ROOKIES」の主題歌にして、GReeeeN最大のヒット曲でもある、2008年5月リリースの7枚目のシングル「キセキ」。近年、卒業式で歌われることも多くなりましたが、恋愛だけはなく、青春の日々と、未来への希望の全てが凝縮されているようでもあり、思わず涙が溢れてしまう不朽の名作です。
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GReeeeNは解散報道が出たことがあった?ライブに行けば顔が見られるの?
GReeeeNは解散報道が出たことがあった?音が消えた後のキセキ
GreeeeNは2009年11月5日付の日刊スポーツにて電撃解散すると報道されたことがありますが、完全に誤報だったようです。その後メンバーのHIDEが公式ブログにて「みなさん、解散なんかしませんよ。安心して下さい」とコメントしています。この言葉に安心したファンも多かったのではないでしょうか。
解散危機ではありませんが、HIDEの内面で音楽活動上の危機を迎えたことがありました。2011年3月11日に東日本大震災が起こった際、GReeeeNのHIDEは、震災発生後の翌月に、グループの活動拠点である福島県にて、歯科医として被災した身元不明者の検死作業に従事したそうです。
遺体の口を開け、カルテを作り、レントゲンを撮り、口を丁寧に閉じるというのを繰り返し、遺体安置所を出た後には「すごい衝撃を受けた。しばらく音楽のメロディが思い浮かばなかった。音楽に意味を見いだせなかった」と語っています。
しかし避難所にてそんなHIDEのそばで2人の女子高生が偶然にもGReeeeNの「キセキ」を口ずさみ、HIDEはその歌声に励まされたそうです。過去のインタビューで「聞いてくれた人が何かを思ってくれればいいかな、と。僕らはきっかけでしかない。それで充分」と語っていたHIDEですが、音楽を通じて歌い手と聞く側がお互いに励まし合っているのかもしれません。
GReeeeNのライブは映像のみ!インディーズ時代の素顔が流出しない不思議
GReeeeNの4人は、2011年の東日本大震災の被災地で歯科医師としてボランティア活動を行ったのをきっかけに音楽の力を役立てたいと考えるようになったといいます。
そして2012年にデビュー後初となるライブを決行。後に全国ツアーも行っていますが、そのすべては、モーションキャプチャを利用して、彼らの動きを忠実にスクリーンに写し出した映像によるステージでした。
インディーズ時代には、4人の大学がある福島県郡山市や東京でもライブ活動を行っていますし、当時のファンが、素顔を映した画像を持っていても不思議ではありません。通常ならば、ネットに流出しそうなものです。しかし、GReeeeNに関しては、その気配は全くなし。GReeeeN風に撮ったという一般人の画像、本人たちの写真といわれているインディーズ時代の歌詞カードも顔を丁寧に隠した状態で出てくるくらいです。
そのため、「有名アーティストの覆面活動?」「そんな4人は実在しないのでは?」といった憶測まで生まれましたが、当時のインディーズアルバムが存在していることからも、GReeeeNは確かに彼らが語った経歴を歩んできたようです。GReeeeNの古くからのファンは、とてつもなくマナーがよかったというに尽きるのかもしれません。
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GReeeeNの映画は菅田将暉主演!グリーンボーイズ登場ライブで奇跡が?朝ドラ主題歌「星影のエール」がヒット
GReeeeNの映画は菅田将暉主演!グリーンボーイズ 登場ライブで奇跡が?
GReeeeNはデビュー10周年を迎えた2017年1月24日、全シングル曲を収録した「ALL SINGLeeeeS~&New Beginning」をリリースしています。同月28日には、GReeeeN結成の馴れ初めから、代表曲「キセキ」が誕生するまでを描いた、映画「キセキ-あの日のソビト-」が公開されました。
菅田将暉が主演のHIDE役、横浜流星がNavi、成田凌が92、杉野遥亮がSOHを演じ、話題に。映画はGReeeeNの名曲「キセキ」誕生にまつわるエピソードを松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で構成されたストーリーとなっており、松坂演じるジンと菅田演じるHIDE、2人の兄弟を中心にその家族と仲間との間で起こる様々な衝や迷いの中で、自分の信じる道を切り開いていく姿などを描いています。
劇中に登場した4人組はスクリーンから飛び出し、グリーンボーイズとして2017年1月にCDデビューもしています。2017年1月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されたGReeeeNデビュー10周年記念ライブでは、グリーンボーイズもオープニングアクトとして登場し、ファンの歓声が飛びました。
スクリーンに浮かぶ映像を中心としたライブの終わり、アンコールではなんとGReeeeNの4人が紗幕ごしに登場。顔の表情までははっきりとは見えない幕だったものの、これまでひたすらその顔を隠してきたメンバーの生身の姿が確認できたことで会場もどよめいたようです。ファンにとってはまさしく「キセキ」のライブになったと言っても過言ではありません。
GReeeeNが朝ドラ「エール」主題歌を担当!「星影のエール」がヒット
GReeeeNは2020年3月30日から放送が始まった朝ドラ「エール」にて主題歌を担当しました。同年5月11日にリリースされた主題歌「星影のエール」は人と人との繋がりをお互いを照らしあう星に重ねた歌詞で、聴く人の心にそっと優しく寄り添う楽曲になっています。
GReeeeNはこの楽曲の製作に当たり「ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました」と語っています。
そしてこの歌を「夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたい」とコメントしています。
「星影のエール」は2020年7月6日付のオリコンチャートで5位となり、6年3か月振りのトップ10入りを果たしました。この活躍でGReeeeNは2020年12月31日にNHKにて放送される紅白歌合戦への出場が有力視されています。
覆面アーティストとして活動してきたGReeeeNが顔を出す可能性は低そうですが、映像演出ではなく、ライブの時のように紗幕を使った登場が期待できるのでは、などとメディアでは話題となっています。
歯科医師として活動しながらもGReeeeNとして幅広い世代にその歌声を届けているメンバー4人。彼らの活躍から今後も目が離せません。
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