古舘寛治のツイッターでの発言が過激？英語がペラペラって本当？代表作は？

古舘寛治の代表作やプロフィールを徹底解説！演出を手掛けた経験も？

古舘寛治のプロフィールと経歴

古舘寛治（ふるたちかんじ）は1968年3月23日生まれの俳優です。大阪府堺市の出身で、中学・高校時代はハリウッド映画を好んで観ていました。高校の三者面談で俳優志望だと伝えたところ、相手にされなかったそうです。意志の強い古舘寛治はあきらめませんでした。高校卒業後たまたま手にとった雑誌に「劇団を始めます」という広告を発見。オーディションに合格してダンスの振付師が立ち上げた小劇団に所属することになり、上京します。

そして朝から晩までダンスの稽古や演技の勉強などに打ち込みました。劇団には2年半ほど所属して、その間ダンサーとして「紅白歌合戦」と「ザ・ベストテン」に、それぞれ1度ずつ出演を果たしています。

そして23歳の時にニューヨークへ。ビザが取りやすかったダンスの学校に半年ほど通い、その後有名な演劇学校であるHBスタジオに移ります。授業が面白いと夢中になり、5年間学びました。

ニューヨークで日本のドラマ「29歳のクリスマス」（国内では1994年10月から12月まで放送）を観て感銘を受け、29歳の時に帰国。フリーで活動した後、33歳の時に「青年団」に入団しました。2012年頃からドラマや映画出演が増えていき、2012年4月期「リーガルハイ」、2016年10月期「逃げるは恥だが役に立つ」など、脇役として多くのドラマや映画に出演しています。

古舘寛治が演出を手掛けた舞台とは？

近年、古舘寛治が演出を手掛けた舞台は2016年11月に静岡県舞台芸術センターSPACで上演された「高き彼物（たかきかのもの）」です。1978年、静岡県の田舎町で繰り広げられる物語で、友人をバイク事故で亡くした高校生・藤井秀一と彼を癒そうとする元高校教師・猪原正義、周囲の人物を描いた作品。励まされて猪原正義を慕っていく藤井秀一でしたが、実は猪原正義には人に言えない秘密があり、登場人物たちの人間模様が動いていきます。

テーマは「受け入れて、生きていく」で、多面性を受容する人間ドラマに仕上がっています。観劇した人たちからは「リアルで、演技というよりその役の人がそこにいる世界をみせられた」「演劇ってこんなに直接的に伝わってくるのかと思った」などの声が寄せられ、心を動かされる舞台だったようです。演劇に「リアリズム、演技していないかのように感じさせること」を追い求めている古舘寛治にとって、こうした反応は喜ばしいものだったのではないでしょうか。

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古舘寛治は滝藤賢一が絶賛する俳優？「NOVA」のCMで有名になっていた！英語がペラペラ？　

古舘寛治は滝藤賢一が絶賛する俳優？

古舘寛治と滝藤賢一（たきとうけんいち）は、2020年1月から3月までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、「コタキ兄弟と四苦八苦」でW主演を務めました。同作は野木亜紀子によるオリジナルドラマで、不器用な兄弟がひょんなことから「レンタルおやじ」を始めることになり、無茶な依頼に苦しみながらも懸命に生きるさまが描かれています。

滝藤賢一は2020年1月7日に放送されたトークバラエティー番組「チマタの噺」出演時、共演した古舘寛治について「本当にスゴい人。実は元ダンサーで、今回のドラマのオープニングでも踊っていて、とにかくカッコイイ！」と絶賛。さらに「監督含めスタッフみんなが古舘さんの演技のメソッドを共有している」とした上で「僕にとっては共演者であり、最高のアドバイザー」と語りました。

古舘寛治は「NOVA」のCMで有名に？英語がペラペラって本当？

古舘寛治は2007年に駅前留学で有名な「NOVA」のコマーシャルに出演しました。ニューヨークで5年間演劇学校に通った古舘寛治は、独学ながらも英語は堪能で、公式サイトも全て英語。CMでは、同じ青年団所属の山本雅幸との掛け合いがウケて話題になり、知名度が上昇しました。

また、「ニューヨーク・アジア映画祭」では、2016年10月公開の映画「淵に立つ」の挨拶の場で流暢な英語を披露していました。2020年3月9日には、子供向け英語教育番組「えいごであそぼ」に出演。「OOPS」「OUCH」を使用するシーンを演じ、インパクトが大きかったようで笑い転げる子供や泣き出す子供の様子が報告されてます。

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古舘寛治のツイッターでの発言が過激？非難されても政治的発言をやめない理由とは？　

古舘寛治のツイッターでの発言が過激？

古舘寛治は2009年12月からツイッターを利用しており、フォロワー数は約6万人。プロフィール欄には「どうやら俳優だから政治的発言をしてはいけないという契約は結んでいなかったようだ。寝言じゃなくてもなんでも言える。言論の自由っていいな～失いたくないな～」と記載されています。

以前は政治的発言をする際には「寝言」としてきましたが、2020年に入ってから、それを外したようです。政権に対して強く意見する投稿もあり、ツイートには「クズ役者！」「イメージが壊れた」「俳優なのに」など、中傷コメントが書き込まれることがあります。しかし、古舘寛治は政治的なツイートをやめません。

古舘寛治が非難されても政治的発言をやめない理由は？

2020年6月に受けたインタビューで古舘寛治は「集団の中でしか生きられない人間は権威主義的な生き物。逆らう人を批判するのは自然なこと」と語っており、批判は想定内のようです。そして、古舘寛治はオープンに政治が語られる欧米の例を紹介。パリでは小学生が子供議会に参加して、興味のあることを訊けば「ダンスと政治」と返ってくるなど、民主主義や政治が日常に根付いているそう。「放っておけば権威主義となり、無関心が独裁を引き寄せてしまう。日本は危ない」と語り、日本の現状と未来に危機感を示しています。

「みんな、もっと言っていいんじゃないの、と思いますけどね」と述べ、芸能人の政治的発言について「批判もあれば評価もある。プラス面をとらえて起用するスポンサー企業が出てくれば、状況は変わる」と、変化を予想。グローバルな視点での民主主義を見てきたことで「俳優は政治的発言をしないで」という日本の感覚に違和感をもっているようです。闇雲に噛みつきたいわけではなく、未来を考えてのことだという熱い情熱が垣間見えます。ツイッターのハッシュタグを使って政治的な意見が交わされるなど、少しずつ変化が見える昨今。今は目立って見える古舘寛治の意識に世間が追いつくのは、さほど遠い未来ではないかもしれません。

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