2021年9月8日 更新
伊藤美誠の父や母、コーチは?出身高校や身長・体重などプロフィールを解剖!
◆出身:静岡県
◆身長・体重:152cm・45kg
◆血液型:O型
◆出身高校:昇陽高校
◆東京オリンピック卓球 混合ダブルス金メダル、女子団体銀メダル、シングルス銀メダル
伊藤美誠の父は?母は元実業団選手でコーチとも深い絆?
2021年7月に開催された東京オリンピックで、日本中を沸かせた卓球選手の伊藤美誠(いとうみま)は、早くから卓球一筋の生活を送ってきました。2歳の頃に、両親が卓球している姿を見て興味を持ち、自身も競技を始めています。
練習は相当厳しく、幼稚園の頃、すでに毎日7時間も取り組んでいたのだとか。できない技術があると、夜遅くまで練習が続くというハードさには、さすがに練習がつらい時もあったと、伊藤美誠本人がインタビューで漏らしていました。
伊藤美誠の母の伊藤美乃りは、元実業団の卓球選手です。現在では、上級指導員・公認コーチ資格、さらに整体の資格を取得して、伊藤美誠をサポートしています。父親については卓球関係者なのでは、という噂も出ていましたが、真相は不明です。伊藤美誠の両親は、離婚しています。
伊藤美誠を支えるのは、母親だけではありません。コーチの存在も、欠かすことはできないでしょう。女子ナショナルチーム強化スタッフの伊藤美誠担当コーチは、松崎太佑。いつも伊藤美誠の状態をこと細かに記したメモを持ち歩き、指導にあたっています。
2021年8月に「女性セブン」に掲載された内容によると、伊藤美誠の祖母に「(母である)美乃りさんと松崎コーチの関係」について質問したところ、「私にはあんまり答えられないわね。そういうことは、恥ずかしくてね」と返していたのだとか。もしかすると、今では新しい家族の形を築いているのかもしれません。
伊藤美誠の身長・体重は?気になる出身校は?
伊藤美誠は静岡県出身です。身長は152cmで、体重は45kg。小柄な体格ですが、アスリートとしてパワフルに活躍しています。
気になる出身校は、小学校が磐田市立磐田北小学校卒業。中学校および高校は、大阪の昇陽出身です。昇陽は中学から高校へはエスカレーター式に進学できるため内部受験もなく、卓球に打ち込むのにぴったりの環境だったといえるでしょう。
ちなみに、昇陽高校は、2014年に行われた「第52回世界卓球選手権団体戦」で準優勝した森さくらの出身校でもあります。
伊藤美誠は高校卒業後に大学に進学したという話はなく、卓球に専念しているようです。
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伊藤美誠の世界ランキングは最高何位?オリンピックでの戦績が伝説的!
伊藤美誠は世界ランキングで福原愛超え
日本の卓球女性選手といえば福原愛が思い浮かぶ方もいるかもしれませんが、伊藤美誠は2011年の「全日本卓球選手権大会」で福原愛が持っていた史上最年少の勝利記録を塗り替えました。
さらに、伊藤美誠は世界ランキングでは福原愛の最高位4位という記録を超えています。2020年4月に発表された世界ランキングで伊藤美誠は2位となり、現行の世界ランキング制度が始まって以来の日本勢で過去最高順位です。
そんな伊藤美誠の活躍に福原愛も注目しているようで、東京オリンピックで解説を務めた際に、元選手として心情に寄り添いながらコメントし、伊藤美誠がメダルを獲得する度に称賛していました。
伊藤美誠は子供の頃からすごかった!卓球界の記録を塗り替え続けた戦績!
伊藤美誠は、早くからその実力を発揮していました。「全日本選手権」の子供を対象とした部門では、2008年に小学2年生以下の「バンビの部」、2010年に小学4年生以下の「カブの部」で優勝しています。
2013年の「全日本選手権」で平野美宇との「みうみま」コンビで挑んだダブルスで大会最年少勝利を挙げ、2015年に「ドイツオープン」のシングルスで最年少優勝を果たし、2016年のリオデジャネイロ五輪では、女子団体でオリンピック卓球競技史上最年少の15歳300日で銅メダルを獲得し、世界からの注目を浴びました。
そして2021年に開催された東京オリンピックでは水谷隼と共に卓球競技混合ダブルスの初代オリンピック金メダリストとして表彰台に上り、シングルスでは男女通じて日本人2人目、さらに女子シングルスでは初となる銅メダルを獲得しています。
卓球女子団体では、平野美宇と石川佳純と共に銀メダルを手にしています。東京オリンピックで金、銀、銅とすべてのメダルを手にした伊藤美誠は頼もしい存在です。
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伊藤美誠は水谷隼にとってどんな存在?メダル獲得の裏にあった葛藤と母娘の選択
伊藤美誠は水谷隼にとって娘のように可愛い存在!
伊藤美誠は東京オリンピックの混合ダブルスで水谷隼と組んで試合に臨み、金メダルを獲得しています。お互いのことを「みま」「じゅん」と呼び合う2人は水谷隼の両親が静岡県磐田市に設立した卓球クラブでともに練習をしてきた仲です。
自宅から徒歩10分の距離に住んでいた12歳年下の伊藤美誠は、水谷隼にとって家族のような存在で、水谷隼は「普段は可愛くて可愛くてしょうがない、娘みたいな感じ」ともコメントしています。
伊藤美誠は水谷隼について「水谷選手とは、今は別々の場所で練習しているのですが、合宿とかで姿を見るとうれしくなって、なぜか私まで頑張れる感じがします」と語っており、お互いに切磋琢磨できる良い関係を続けてきたようです。
水谷隼は東京オリンピックで引退を表明していますが、5歳の少女だった頃から見守ってきた伊藤美誠に「水谷選手とだから勝てました」と感謝され、最高の形で幕引きができたのではないでしょうか。
伊藤美誠のメダル獲得の裏にはコロナ禍での葛藤が!母娘の旅で充電
2020年7月に開催されるはずだった東京オリンピックに備え、世界ランキング2位までその実力を上げた伊藤美誠は、コロナ禍の影響でオリンピックが1年延期となり、手に入れられるかもしれない金メダルが遠のいたことにショックを受け、精神的に落ち込んでいたそうです。
そんな娘の気持ちを救いたいと母親は娘と2人で旅に出ることを決意し、2020年春は卓球台から離れ、何でもない時間をゆったりと過ごしました。
そのリフレッシュが功をなしたのか、2021年7月開催の東京オリンピックではしっかりと実績を残した伊藤美誠。今の彼女の実力は、陰でしっかりと支える母親のサポートの上に成り立っているといえるでしょう。
これからも母と二人三脚で卓球に挑んでいく伊藤美誠の活躍を見守っていきたいものです。
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