金藤理絵(水泳)は帰化済みの元韓国人?澤穂希に似ていると話題に!

金藤理絵(水泳)は帰化済みの元韓国人?澤穂希に似ていると話題に!

金藤理絵(水泳)は韓国人だった?帰化しているって本当?

金藤理絵(かねとうりえ・水泳)は、日本を代表する平泳ぎのスペシャリスト。特に200m平泳ぎを得意としており、日本記録保持者でもあります。リオオリンピックでは、競泳陣・トビウオジャパンの主将を務め、200m平泳ぎで見事に金メダルを獲得しました。そんな金藤理絵を、元韓国人で帰化して日本人になったのではないか、と検索している人が多いようです。

「金藤理絵は韓国から帰化したのではないか」という噂の出どころは、金藤のアジアンテイストな顔立ちと、「苗字に“金”がつくから」というもの。「金藤」という苗字は、金藤理絵の出身地・広島県や岡山県の一部地域に多く分布しており、国内に、2000人以上はいるという名前。金藤理絵が韓国から帰化した、という噂の真偽のほどは定かではありませんが、ガセネタであるというのが有力説です。金藤理絵の苗字に“金”の文字が入っているというだけで、帰化を特定するには至りません。

金藤理絵(水泳)が澤穂希にそっくりすぎてびっくり!

金藤理絵(水泳)と澤穂希(さわほまれ)が似ていると話題です。そのそっくり具合は、「競泳界の澤穂希」などと呼ばれているほど。ツイッターやネットの掲示板でも、金藤理絵と澤穂希の画像を並べ、2人がそっくりだとする投稿が多くみられます。

たしかに、金藤理絵と澤穂希は、髪形や表情も似ていますが、ともに女性アスリートであることや、主将を務めたことなど、共通点も豊富です。他にも、「金藤理絵と森泰斗騎手が似ている」という説もあり、水泳選手にもかかわらず、成績以外のところでも意外な注目をあびることとなりました。

金藤理絵(水泳)と兄の感動エピソード!世界水泳振るわず引退寸前だった!

金藤理絵(水泳)のプロフィールをおさらい

金藤理絵(水泳)は、広島県庄原市出身で、小学生の頃から水泳を始め、小学校の卒業文集にも「めざすは金メダル」と書き記しています。広島県立三次高等学校時代にはインターハイの200m平泳ぎで1位になり、19歳で出場した北京オリンピックでは7位に入賞。その翌年から、当時の日本記録をどんどん更新するなど、めざましい活躍を見せていた金藤理絵。

しかし、絶頂期に腰のヘルニアを発症。腰痛の悪化を懸念するあまり、練習量が減り、筋肉量も減った結果、ロンドンオリンピックの出場権は逃してしまいました。

金藤理絵(水泳)は世界水泳で引退寸前だった!兄・姉との感動エピソードとは?

金藤理絵(水泳)がロンドンオリンピック出場を逃した日は、金藤理絵の兄に息子が生まれた日でもありました。ロンドンオリンピック代表選考会当日、甥の誕生を知った金藤理絵は、「(兄に子供が生まれたことと、自分のオリンピック出場決定の)ダブルでおめでたい日になるようにがんばる!」と意気込みましたが、残念ながら敗北。そのころから毎年のように「引退」という言葉を口にするようになり、2013年の世界水泳で4位に終わった際には、両親に引退を宣言。

しかし、その4カ月後に開かれた金藤理絵の姉の結婚披露宴で、感動のサプライズが待っていました。その日、主役であるはずの金藤理絵の姉が、金藤理絵には内緒で、コーチや恩師や旧友からビデオメッセージを集めており、自作の金メダルも用意。サプライズムービーで、コーチから「一緒に頑張ってほしい」と懇願され、両親から姉の作った金メダルを掛けてもらった金藤理絵は引退を翻意し、現役続行を決心したのでした。

金藤理絵(水泳)の金メダルは獲るべくして獲ったものだった!

金藤理絵(水泳)は、リオオリンピックの表彰式の感想を「たくさんの人に注目され、恥ずかしかった」と述べています。穏やかで恥ずかしがりともとれる金藤理絵の優しく純粋な性格は、一方で、勝利欲求の低さとも結びついていました。勝負にこだわらない、勝負から逃げているとも評されていた金藤理絵の泳ぎ。

しかし、今年の金藤理絵は違いました。引退宣言を撤回し、トレーニングの計画も自ら立てるようになり、勝ちにこだわる強い気持ちで臨んだリオオリンピックの代表選考会では、自身が持っていた日本新記録を更新!今季の水泳選手の中で、世界ランク1位のタイムをたたき出したのも金藤理絵でした。

しかし、リオオリンピック本番では、準決勝でも本調子が出ず、タイムが上がらないという非常事態に。そこで、決勝当日、コーチは、通常の3倍もの距離のウォーミングアップを指示。レース当日は、体力温存のために軽く流す程度に泳ぐことがセオリーとなっていますが、練習用プールで本気で何度も泳ぐうちに、金藤理絵は本来の泳ぎを取り戻し、その結果、金メダルを獲得しました。

本気で何度も泳いだあとに、本番でさらによい結果を出せる体力の持ち主。それだけの体力を身につけるだけの過酷なトレーニングを真面目に積んできた金藤理絵が金メダルを獲ったことは、つらいトレーニングにも真面目に向き合うすべてのアスリートに、力を与えるものとなりそうです。

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