マイケル・J・フォックスは撮影中に意識を失っていた?現在は病気と向き合っている?

マイケル・J・フォックスが注目されるようになったきっかけは?経歴まとめ!


マイケル・J・フォックスのプロフィール
◆生年月日:1961年6月9日
◆出身:カナダ・アルバータ州
◆身長:163cm

マイケル・J・フォックスが注目されたのはTVドラマ「ファミリータイズ」!

アメリカの俳優、マイケル・J・フォックスの出生地はカナダです。父親の仕事上カナダを転々として育ち、15歳の時にカナダのTVシリーズ「Leo and Me」のオーディションに合格して俳優デビューを果たしました。18歳でアメリカに渡り、ここでハリウッドスターへの扉が開かれることになったのです。

1983年にTVドラマシリーズ「ファミリータイズ」の主役に抜擢されると、大ヒット。一躍、全米の注目を浴びることになりました。アメリカらしいコメディタッチで描かれたこの作品で、マイケル・J・フォックスはエミー賞のコメディー部門主演男優賞を1986年から3年連続して受賞しています。

マイケル・J・フォックスの経歴は?「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で不動の人気者に

マイケル・J・フォックスはカナダからアメリカのロサンゼルスに引っ越した後、1980年の映画「オールナイト大学狂騒レース!」で映画デビューしています。

そして1983年からのドラマ「ファミリー・タイズ」に続いてマイケル・J・フォックスの代表作となった映画が、1985年7月に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。全世界でブームが巻き起こり、タイムトラベルをする主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスは、ハリウッドの大スターの仲間入りを果たしました。当初は1作の予定が、続編を期待する声が鳴り止まず、PART3まで制作されたほどでした。

1996年9月からシチュエーションコメディドラマの「スピン・シティ」シリーズで人気を集めますが、体調上の理由で第4期の100話で降板。1999年12月に公開されたアニメ映画「スチュアートリトル」とその続編での声優など、表に出る活動をセーブしていた時期もありますが、徐々に復調。2010年2月にはバンクーバーオリンピックの閉会式に登場し、2013年9月から放送された「マイケル・J・フォックス・ショウ」では13年ぶりにドラマの主演を務め、回復を印象づけました。

プライベートでは「ファミリータイズ」で共演した女優のトレイシー・ポランと1988年に結婚しており、1男3女の父です。

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マイケル・J・フォックスが撮影中に意識を失っていた?理由は?

マイケル・J・フォックスが撮影中に意識を失っていた!

アクション映画に過激なシーンはつきものですが、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」の撮影で、マイケル・J・フォックスは自ら危険な道を選んでしまいました。事故が起きたのはロープで首を吊られるシーン。スタント撮影のほか、クローズアップ用としてマイケル・J・フォックス本人が小さな木箱に乗りながら撮影が行われていました。

この時、マイケル・J・フォックスはロープの揺れ具合にリアリティがないと感じ、役者魂から木箱の支えなしでの撮影を希望したのです。提案までは良かったものの、手の位置を誤ってなんと自分の首を絞めてしまい、頸動脈閉塞によって意識を失ってしまったのでした。

マイケル・J・フォックスの体調にも影響があった!?

著書の中で、意識を失いながらロープにぶら下がった恐怖体験について述べたマイケル・J・フォックスは、撮影終了から10ヶ月経った1990年11月頃に原因不明の指の震えが始まったことも明かしています。神経系ではなく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」撮影中のアクシデントが招いた感覚的なものではないかと自ら分析していました。

マイケル・J・フォックスを診察した神経専門医師も、アクシデントとの関りを疑ったと言います。その後の検査では健康であることが確認されました。しかし関連性は定かではありませんが、1991年30歳の時に神経変性疾患のパーキンソン病を発症。1998年に病気を公表しています。

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マイケル・J・フォックスは病気と向き合っている?近年ではNetflixオリジナル映画に出演?

マイケル・J・フォックスはずっと病気と向き合ってきた!?

空前の大ヒットとなった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですから、PART4、5と続いても不思議ではなかったのですが、PART3で終了となりました。その後1996年9月から放送されたドラマ「スピン・シティ」や、映画にも多数出演していますが、この時期のマイケル・J・フォックスは病気のことを隠しながら撮影に臨んでいたのです。

1998年にパーキンソン病であることを公表してからは、俳優活動も一時期離れていました。それでも声優として活動したり、TVシリーズに数話出演したりと病気と向き合いながらできる仕事を続けていったのです。

マイケル・J・フォックスがNetflixオリジナル映画に出演?

近年のマイケル・J・フォックスは調整しながら俳優業を行なっており、2019年5月17日から公開されているNetflixオリジナル映画「シー・ユー・イエスタディ」に出演しています。タイムマシンを発明しようとする主人公に「タイムトラベルか、そんなバカな」と呆れている教師の役です。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思わせるような役どころでの登場となります。

2019年3月、マイケル・J・フォックスがインタビューで自身の体調を説明していました。脊椎に不調があり転倒が多く、2018年4月に脊椎手術を受けることを決断。術後、俳優復帰予定を目前に控えた8月に再び転倒して大けがを負ったそうです。それでも前向きに「失敗は成功ほど重視しない」と語るマイケル・J・フォックス。画面からも俳優魂と意志の強さが伝わってくるのではないでしょうか。

また、マイケル・J・フォックスは、病気のことや歳を重ねること、大切な人々との関わりなどについて綴った「No Time Like The Future(原題)」という本を執筆しており、日本では2020年11月17日に発売予定です。俳優として人間として、彼の心境に迫ることができそうですね。

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