三浦友和と忌野清志郎の友情秘話!妻・山口百恵との相性は?

三浦友和と忌野清志郎の友情秘話!妻・山口百恵との相性は?

2022年6月20日 更新

三浦友和と忌野清志郎の友情秘話!妻・山口百恵との相性は?

三浦友和と忌野清志郎との友情!高校時代から40年来の親友だった!

三浦友和は、1952年1月28日生まれの64歳で、山梨県塩山市(現甲州市)出身で、デビュー後は、映画やドラマ、舞台出演を通じて経験を重ね、近年は、CMで軽妙で味のある演技を披露するなど、シリアスからコミカルなものまで幅広い役柄をこなせる風格ある俳優としての地位を築き上げました。

そんな三浦友和が、ロック歌手の忌野清志郎と、世に出る前から固い友情で結ばれていたことは、忌野清志郎の死後、少しずつ知られるようになってきました。もともと、忌野清志郎とは高校で同級生だった三浦友和は、お互いに、40年来の気の置けない間柄。初期RCサクセションのメンバーとも親しく、RCサクセションのライブへ飛び入り出演するほどでした。

ドラマデビュー作が、七三分けの髪型のガードマン役だった三浦友和に「七三分けだって?お前なんかもう友達じゃない」と毒づきながらも、忌野清志郎は、きちんとドラマを見て、たった一言しかないセリフを何度も口にしていたというからも、その友情の強さが分かります。

しかし、そのほどの友情でありがら、癌の闘病生活を送る忌野清志郎の病床へ、三浦友和が訪れることはありませんでした。長年の親友でありながら、なぜ見舞いに訪れなかったのでしょうのか?実は、自分が見舞いに行くことで「それほど病状が悪化しているのか」と、親友である忌野清志郎に余計な心配をさせたくないという思いが働いていたからなのだそうです。忌野清志郎の余命がごくわずかだと聞かされていながらも、病状の回復を信じていた三浦友和。

いざ訃報を耳にすると、呆然と立ち尽くしたと伝えられています。「あまりに近すぎたので、コメントできる状態にない」と、事務所を通じてコメントを出すのがやっとだった三浦友和。後に週刊誌の取材に応じて、「最後まで、まったく隠しごとのない男だった」と、在りし日の忌野清志郎の人柄を語っています。

三浦友和が妻の山口百恵を絶賛!「素晴らしく相性の合う女性」

三浦友和は、1972年にドラマ出演して芸能界デビューし、1970年代は、二枚目役として人気絶頂にありました。特に1970年代後半は、超人気歌手だった山口百恵の主演映画やドラマでの相手役としての共演が多く、それらの作品が大当たり。以後、「ゴールデンコンビ」と呼ばれるほどになります。スター同士の恋愛自体がタブーとされたご時世で、1980年に山口百恵と結婚したときには、社会的にも大きな反響を呼びました。

さて、マスコミから「世紀のカップル」とまで呼ばれた三浦友和と山口百恵。夫婦としての相性はどうでしょうか?そもそも、映画やドラマの共演が縁で交際スタートした三浦友和と山口百恵でしたが、お互いスターとあって、スケジュール調整は困難。そのため、撮影期間そのものがデートだったと述懐しているほどです。

そんな2人が結ばれて36年になろうとしていますが、三浦友和が2011年に著した初の自伝『相性』(小学館)で、「素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できた」と、妻である山口百恵を絶賛しています。『相性』は、三浦友和自身の半生をインタビューで振り返る内容で、2人の夫婦関係を中心に語られています。「私たち夫婦は本当に喧嘩をしたことがない」と相性のよさを告白している三浦友和。「禁煙」「浮気しない」「ズルい生き方をしない」という3つの約束を交わし、それを守り続けてきているそうです。

三浦友和が、妻の山口百恵に最も感謝していることとして「不平不満を言わずに、一緒にずっといてくれること」という点を挙げています。結婚してからずっと「理想の夫」、「理想の父親」に徹している三浦友和ですが、山口百恵との夫婦仲はいたって相性がよく、愚直なまでに家庭を大事にしている様子が伝わってきます。

三浦友和『RAILWAYS』『アウトレイジ』のギャップがスゴイ!息子たちの現在は?

三浦友和『RAILWAYS』と『アウトレイジ』のギャップ!キャリアを重ねた深み!

三浦友和は、近年、演じる役柄にも幅が出てきており、イメージ通りの実直な人物から、極悪人まで演じ分け、そのギャップはもはや「スゴイ!」の一言。2011年の主演映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』では、定年退職を控えた鉄道運転士・滝島徹役に扮した三浦友和。長年連れ添った妻から、突然、離婚届を突きつけられ、夫婦のあり方やこれまでの生き方を見つめ直す男という、しみじみとした役柄でした。

一方、2010年の出演映画『アウトレイジ』での三浦友和の演技は、『RAILWAY』とのイメージギャップを感じさせてあまりあるものとなりました。北野武監督&主演でも話題となった『アウトレイジ』は、巨大暴力団組織内の抗争を描いて大ヒット。冷静沈着を貫きつつ、暗躍する暴力団山王会若頭・加藤役を演じ切り、「続編があれば、出たい」と希望していた三浦友和は、希望がかなって、2012年公開の続編『アウトレイジ ビヨンド』へも出演。

前作から引き続いて加藤役を演じた三浦友和は、「前作と比べて追われる立場の『弱さ』を意識した」と振り返っています。近年はコワモテ役を演じる機会が増えた三浦友和の、これまで演じることが多かった社会的良識のある人物像とのギャップにはうならされます。これも、キャリアを重ねた俳優としての深みでしょう。

三浦友和の2人の息子の現在!長男と次男との人生は明暗に分かれている?

三浦友和の息子は2人おり、どちらも芸能界で活動しています。長男は、シンガーソングライターで俳優の三浦祐太朗で、次男は俳優の三浦貴大です。三浦祐太朗は、中学時代の同級生とバンドを結成し、自らはヴォーカル担当として、ロックグループ「Peaky SALT」でメジャーデビュー。音楽の道に進んだのは、母親である山口百恵の血のなせる業でしょうか。

しかし、ミュージシャンとしての伸び悩みや音楽会社との契約切れ、メンバー脱退などが重なり、バンドは活動休止中。その後は俳優やソロ活動をしていますが、いまひとつパッとしないありさまのようです。2012年には、歌手・松山千春の自叙伝を原作とした舞台に主演で起用されるも、前評判の割には、いまひとつ大きな注目は集まりませんでした。

2014年には宇崎竜童・阿木燿子夫妻がプロデュースした舞台にも出演するものの、これまた話題にすらならなかったと伝えられています。それとは対照的に、弟の三浦貴大は、2010年に映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞と、報知映画賞新人賞を受賞。

高校時代は水泳部、大学時代はライフセービング部で鍛えたという経歴から、『リポビタンD』のCMに起用されて注目を集めました。2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』など話題作への出演をこなし、父親の三浦友和のように、俳優としてのキャリアを積み重ね、将来が期待される若手俳優のうちに数えてもよいでしょう。三浦友和にとっての気がかりは、明暗を分けた形となっている2人の息子の今後かもしれません。

三浦友和が出演映画『64-ロクヨン-』で主演の佐藤浩市とぶつかり合い!2部作の硬派な人間ドラマに!

三浦友和が出演している映画『64-ロクヨン-』が、硬派なタッチの人間ドラマとして注目されています。主演の警務部の広報官・三上義信役には佐藤浩市、三上の元上司で刑事部捜査一課長の松岡勝俊役に三浦友和などの豪華キャストとなった映画『64-ロクヨン-』。物語は、たった1週間しか存在しなかった「昭和64年」に発生した通称「ロクヨン」と呼ばれる少女誘拐殺人事件の時効が迫る平成14年に、当時を模倣した事件が発生し、事件発生当時の敏腕刑事だった三上が、広報官として真実を追っていく過程が描かれます。

三上の前に立ちはだかるのは、警察組織内部の権力闘争や、記者クラブとの対立などの困難の数々。主演の佐藤浩市が「久々にご一緒できるので楽しみは格別」と語れば、脇を固める三浦友和も「相性も良いし、一緒だと心地いい」と応じるなど、双方ともにリスペクトしあう関係であることが伝わってきます。

そんな2人のぶつかり合いが見せ場となるのが、6月に公開予定の『64-ロクヨン-後編』。広報官としての三上が、捜査一課から敵視される中、かつての上司だった松岡は、三上を心配しつつも、それぞれの置かれた立場から火花を散らし合うやり取りが圧巻です。今後の三浦友和ですが、6月公開予定の映画『葛城事件』で、次第に精神バランスを崩して理不尽な行動に走る最悪の父親像を演じて「『アウトレイジ』より怖い」と話題になっています。私生活での「理想の父親」が、スクリーンで「最悪の父親」を演じるギャップとはいかなるものなのか期待が高まりますね。三浦友和は、俳優として今が円熟の境地にあるのではないでしょうか。

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