岡本倫は大手企業を脱サラして漫画家に!ヤンマガ連載の「パラレルパラダイス」が攻めすぎと話題に

岡本倫が大手企業でゲームを作っていた!?


岡本倫のプロフィール
◆生年月日:1月6日(生年非公開)
◆出身:和歌山県
◆代表作:エルフェンリート(2002年)

岡本倫が勤めていた大企業はどこ? 

漫画家の岡本倫(おかもとりん)は大学を卒業後、玩具メーカーの大手として知られる「株式会社バンダイ」に就職します。

現在、ゲームソフトに関しては株式会社バンダイナムコエンターテインメントがすべて制作していますが、岡本倫が在籍していた当時、バンダイは内製で玩具のみならずPCゲームソフトまで制作していました。

岡本倫がゲーム制作を主導していた?

岡本倫は、1997年11月29日にバンダイより発売されたWindows95用のPCゲームソフト「時の国のエルフェンリート」の制作に携わっています。

同ゲームは岡本倫が立ち上げた企画であったことから、彼がゲーム制作の中心人物でした。ゲームのジャンルは育成シミュレーションで、プレーヤーは女神から妖精の育成を任され、世代交代をさせながら女神に転生させることが目的となります。

妖精の育成は会話をするかアイテムを使用することで成長させることができます。ちなみに普通にゲームを進めてエンディングを迎えるまでは、実に1ヶ月を要したそうです。そのためかヒット作とはならず、商標登録さえされなかったのだそう。これは岡本倫が語ったとされていますが、本当なら寂しい話ですね。

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岡本倫の経歴やプロフィールを紹介!漫画家になったきっかけは!?

岡本倫のプロフィールと経歴

岡本倫は1970年1月6日生まれ。和歌山県の出身です。神奈川大学在学中には漫画研究会に所属していましたが積極的には漫画を描かず、イラストを描く程度だったそうです。

卒業後はバンダイに就職し玩具やPCゲームソフトの企画立案に携わります。そして28歳の時に漫画家になるためにバンダイを退社。2000年1月、「ヤングジャンプ増刊 漫革」に読切版「エルフェンリート」が掲載され、漫画家としてデビューを果たしました。

そして、2年後の2002年6月から「週刊ヤングジャンプ」で「エルフェンリート」の連載を開始。さらに2004年には「エルフェンリート」がアニメ化され、日本のみならず海外でも高い人気を集めました。以降、コンスタントに作品を発表して今日に至ります。

岡本倫が漫画家になったきっかけは?

岡本倫が漫画家を目指す具体的なきっかけについては、実は語られていないのではっきりしたことは不明です。ただ、バンダイで手掛けた仕事がPCゲームソフトの「時の国のエルフェンリート」であり、漫画家としてのデビュー作もまた読切版「エルフェンリート」であることから、同作品と深い関係があるかもしれません。

「時の国のエルフェンリート」があまり売れずに終わったことも、思い切って会社を退職した理由の一つかもしれません。岡本倫は漫画家になったことについて、2011年4月19日に更新したツイッターで次のように綴っています。

「ぼくも後を追った訳じゃありませんが、漫画家を目指して会社を辞め、バイトは嫌いだったのでサラリーマン時代に貯めた貯金でチビチビと生活をしながら漫画家を目指し、その後エルフェンリートの連載を始めることが出来ました」

このツイートから、サラリーマン生活5年目の決断だったことが伺えます。

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岡本倫の代表作品を紹介!ヤンマガ連載の「パラレルパラダイス」が人気勃発!

ヤンジャンで数々の人気作品を連載

岡本倫の代表作品を紹介しましょう。まずはデビュー作から連載に発展し、後にアニメ化までされた「エルフェンリート」。2002年に「週刊ヤングジャンプ 27号」から連載がスタートした同作は美少女が数多く登場する作品ですが、同時に残酷なスプラッターシーンやバイオレンス、SFやナンセンスなギャグまで詰め込まれた作品となっています。

同じく「週刊ヤングジャンプ」で2007年47号から2011年2号まで連載が続いた「ノノノノ」は、一転してノルディックスキージャンプを題材としたスポーツ漫画となっています。同作の要となるのは、女性の主人公が男性であると偽り、男子選手としてオリンピックで金メダルを目指すというものです。連載が開始された当時は、スキージャンプは男子のみの競技でした。

「極黒のブリュンヒルデ」も「週刊ヤングジャンプ」で2012年9号から4年間にわたり連載された岡本倫の代表作です。同作は「エルフェンリート」の世界観を継承したサイエンス・ファンタジー作品で、2014年4月からアニメ版が放送されました。

「パラレルパラダイス」の攻めすぎなストーリーが話題に

そして現在「週刊ヤングマガジン」で連載中の作品が、2017年16号からスタートした「パラレルパラダイス」です。同作はダーク・ファンタジーの要素は少ないものの、その分エロティックな要素が加えられたサイエンス・ファンタジーです。主人公の男子高校生・太多陽太が男性の存在しない状態が三千年も続く異世界の星に放り込まれるところからストーリーが始まるという、岡本倫らしい攻めた世界観が描かれています。2020年5月7日にコミック10巻が発売されており、今後どうストーリーが展開していくのか見逃せません。

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