リュウジの虚無レシピはシンプルながら至高の味と大好評

リュウジの虚無レシピが手抜き料理とは違うワケ

リュウジの虚無レシピは生活に密着した至高のレシピ

リュウジの「虚無レシピ」が話題になっています。虚無レシピとは極限まで無駄をそぎ落としたレシピのことです。例えばリュウジの作る肉じゃがは「虚無じゃが」といい、じゃがいもと魚肉ソーセージしか使いません。調理器具もフライパンのみです。

リュウジの虚無レシピは、今ある材料でどれだけ美味しいものが作れるかにこだわります。料理で大切なのは「生活に使えるかどうか」だとリュウジは力を込めます。ただ手抜きレシピと違うのは、リュウジに深い料理の知識があること。それをもとに、ここは外せないという作業のコツを教えてくれているのです。その結果、「虚無にして至高」という名言まで飛び出しました。

リュウジの虚無レシピに届く絶賛の声とは？

リュウジの虚無レシピに人気が集まるもうひとつの理由は、リュウジのビジュアルです。テレビでは「料理のお兄さん」を名乗り、エプロン姿がよく似合う爽やかな印象ですが、YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」では二日酔いで疲れた素の独身男性の姿をさらしており、同一人物？と疑うほどのギャップがあるのです。

リュウジの虚無レシピの新作を心待ちにしている視聴者には仕事を持った忙しい主婦も多く、洗い物が少ないことも喜ばれている様子。「栄養満点で凝った料理ばかり作っている暇も金も心の余裕もないんで、ホントありがたい」「シンプルなのにお店みたいな味」「やばい、美味しい。まさに神レシピだ！」といった声が届いています。

リュウジのコンビニ食材レシピは栄養も満点

リュウジがコンビニ食材だけでレストラン級メニューを考案

リュウジはコンビニ食材を使った簡単レシピを、著書「お手軽食材で料理革命！リュウジのコンビニレストラン」で多数紹介しています。冷凍野菜やインスタント食品、カット野菜など、日々進化しているコンビニ食材を使ったレシピは時間がかからない上、栄養もバッチリ。さらに、料理研究家らしく見映えにもこだわっています。

コンビニ食材の魅力は「材料がいつでも手に入ること、それに尽きる」と語るリュウジ。手軽に活用できるものの食感が工夫されているとし、「いろんな試行錯誤をしているはず」と開発者の努力を思いやるのでした。

リュウジとローソンがコラボでバズレシピを発信

リュウジは、ローソンとのコラボで「リュウジ監修 禁断の飲むレアチーズ」を手がけました。工場で作られる商品の監修は、レシピ作りとは大きな違いがあったといいます。

工場生産の食品は原価や流通、賞味期限などの厳しい基準があり、その中でレシピの味を再現する商品開発チームの苦労に、リスペクトしかないと語るリュウジ。ローソンとのコラボは他にも「ローソンでリュウジのバズレシピ」と題した企画で、ローソンの商品だけで作る激ウマ料理を動画で紹介。糖質が気になる人向けにサラダチキンと絹豆腐を豆乳でひと煮立ちさせるだけの簡単レシピなど、誰でもサッと作れる手軽さが好評です。

リュウジの100円飯は美味しさと満足感がパーフェクト

リュウジの100円飯は究極の節約レシピ

リュウジは2018年10月に「ほぼ100円飯 家にある材料でソッコー作れる最高に楽しい節約レシピ」を出版。同書は家にある材料ですぐにできることをコンセプトに、一人当たり約100円という安さながら、見た目と味、満足感と三拍子そろったレシピが掲載されています。

独り暮らしや共働きの家庭など、料理に十分な時間と手間をかけられない人は多く、だからといってレトルト食品ばかりでは飽きてしまい、お惣菜では食費がかさみます。そんな人たちに大好評の「100円飯」は材料が少なく済む上に調味料も珍しいものは何一つなく、家にあるものでOK。さらに工程も極限まで無駄を省き、炒めるだけ、和えるだけ、など3ステップでできるように工夫されているのも人気のヒミツです。

リュウジの100円飯はウソみたいに簡単なのにプロの味

リュウジのレシピ本「ほぼ100円飯」には、普通に作れば時間がかかる茶碗蒸しやハンバーグも登場します。

茶碗蒸しは鶏肉の代わりにハムやサラダチキンを使い、材料を混ぜて電子レンジに入れるだけという手軽さ。ハンバーグも、スーパーにタダで置かれている牛脂を細かく刻んだものと粉ゼラチン、水を加えるだけでジューシーに仕上がるのだそう。食材の特性を研究し、理解し尽しているからこそのアイデアが詰まった一冊といえます。

料理研究家・リュウジのレシピは、どれも少ない材料や工程で簡単にでき、美味しさにもこだわっています。料理が苦手な人や、食費をあまりかけられない一人暮らしの人たちも料理を楽しめるようにと考え抜かれたレシピには、料理に対する愛情が詰まっています。