酒井学とYouTuberお兄ちゃんネルとの動画が見どころ満載!日本ダービーの裏話も紹介!
◆出身:新潟県
◆身長・体重:153cm・48kg
◆血液型:A型
◆所属:JRA栗東トレーニングセンター
◆所属厩舎:フリー
酒井学がYouTuberお兄ちゃんネルに登場!
競馬騎手の酒井学(さかいまなぶ)は、吉本興業所属の芸人「お兄ちゃん」のYouTubeチャンネル「お兄ちゃんネル」に何度か出演しています。お兄ちゃんは、普段は実の妹のマイコとのコンビ「ビタミンS」として活躍していますが、大の競馬好きなためピンで、関西を中心に放送されている競馬番組「うまンchu」や競馬関連のラジオ番組などに出演中です。その縁から、酒井学もこのYouTubeチャンネルに出演しています。
酒井学は「お兄ちゃんネル」で競馬の話をするだけでなく、お兄ちゃんと一緒に釣りをする動画などにも登場。2019年6月公開の琵琶湖で繰り広げた釣り対決動画は、プライベート感のある貴重な映像として1万回以上再生され、酒井学の言動にほっこりする視聴者も多かったようです。
酒井学がYouTubeで日本ダービーの裏話を紹介!
酒井学は2019年5月22日にお兄ちゃんネルで、日本ダービーへの思いを語っていました。酒井学にとって日本ダービーとは「ジョッキーである限り、1年で1番乗りたいレース。ワクワクする」「目指すところはテッペン」とのこと。日本ダービーの正式名称は東京優駿で、皐月賞、菊花賞と合わせて三冠競走として知られる伝統あるレース。この試合に出ることは、日本競馬界において1流の騎手と認められた証なのです。
この動画内で酒井学は自身の競馬人生が決して順風満帆ではなかったことも振り返っています。2006年などは、1勝しかできなかったこともあったほどでした。「その時に、自分を見捨てないでいてくれた調教師やオーナーに対して、活躍して勝利することこそが恩返し」とも語っていました。
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酒井学の獲得賞金や勝利数は?プロフィールを総まとめ!
酒井学のプロフィールは?
酒井学は1980年2月4日生まれで、新潟県新潟市出身です。父親が公営新潟競馬組合で厩務員(きゅうむいん)をしていたこともあり、幼い頃から競馬が身近な存在でした。実の兄の酒井忍(さかいしのぶ)も地方競馬の川崎競馬場で騎手として活躍しており、兄弟騎手としても話題になりました。
1998年に競馬学校を卒業して騎手免許を取得し、3月1日の中京1Rで4着という成績でデビュー。身長152cmと競馬界でも小柄で、体重は最軽量の48kgで騎乗できる数少ない騎手の一人です。
酒井学の獲得賞金や勝利数など経歴を紹介!
酒井学は20年以上騎手を続け、騎乗回数は8千回以上というベテランです。2020年7月時点までの実績として、中央競馬で353勝、地方競馬で14勝を挙げています。生涯獲得賞金は同時点で中央競馬で79億円以上、地方競馬で2億円以上で中堅といったところです。
酒井学の競馬人生は波乱万丈で、一時は猛スランプに陥って極貧を経験したこともありました。後に、その頃は中古ショップにCDを売って生活費を工面し、時には2000円の必要経費が払えなくて騎手仲間に借りることすらあったという苦労話を披露しています。辛い時期を過ごした酒井学ですが、2006年12月に転機を迎えました。年の暮れ近くまで0勝という成績だったものの、12月16日にニホンピロ・レーシングの馬ニホンピロコナユキに騎乗して1勝を挙げて、復調。以降ニホンピロ・レーシングの主戦騎手となっています。
2009年8月に通算100勝に到達し、2012年12月にジャパンカップをニホンピロアワーズで制してG1初制覇を達成。2019年5月4日の京都新聞杯ではレッドジェニアルの手綱を取って、11番人気からの優勝を遂げ、日本ダービーに自身3度目の出場を果たしました。現在はJRAの優秀騎手として評価されています。
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酒井学が初騎乗サマーセントで優勝!今年初の重賞レース優勝を達成!
酒井学が初騎乗のサマーセントでマーメイドステークス優勝!
酒井学は2020年5月14日に阪神競馬で開催されたマーメイドステークス(G3)にて優勝を飾りました。マーメイドステークスは荒れる重賞として有名な牡馬限定のハンデ戦です。酒井学が騎乗したサマーセントは7番人気だったため、波乱の結果だと騒がれました。
レース序盤は追従する形をとったサマーセントでしたが、最後の直線で猛追して、追い上げてきたセンテリュオと競います。最終的にはサマーセントが3/4馬身差で勝利を遂げました。勝敗を分けたのはセントリュオの55kgとサマーセント50kgという斤量(負担重量)差にあったと言われています。酒井学は、サマーセントが2番目に軽い50kgという軽ハンデの馬だったこともあって、この勝利をつかんだといえるでしょう。
酒井学が2020年初の重賞レース優勝を達成!
マーメイドステークスでの勝利は、酒井学にとって2020年初の重賞レース優勝でもありました。レース後に酒井学は「つかまっているだけで勝てたというレースだった」と振り返りながらも「期待に応えられてよかった」と安堵の表情を見せています。
「毎年軽量の馬に声をかけてもらっている」と酒井学がコメントしている通り、過去10年間連続してマーメイドステークスに参加し、そのほとんどで49kgから52kgと軽ハンデの馬に騎乗してきました。本人の体重が軽いことも、もちろん強みの1つですが、やはりコース取りの判断や戦略など酒井学の長年の経験あってこその勝利なのは間違いありません。2020年はまだまだ、重賞レースも多く開催されることから、酒井学のさらなる活躍が期待されます。
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