坂本真綾の声優代表作は?歌に作詞にマルチな才能で大活躍!
坂本真綾の声優代表作は?プロフィール紹介!
坂本真綾(さかもとまあや)は、声優、女優、歌手、ラジオパーソナリティなど幅広い活動を行っています。1980年3月31日生まれで36歳の坂本真綾の芸歴は、子役だった8歳の頃からなので、かなり長いといえるでしょう。坂本真綾は、1996年のテレビアニメ「天空のエスカフローネ」でヒロイン神崎ひとみ役を演じたことで、声優として一躍有名になりました。
声優代表作は、「黒執事」シエル・ファントムハイヴ役、「桜蘭高校ホスト部」藤岡ハルヒ役、「〈物語〉シリーズ」の忍野忍役などです。坂本真綾は、「黒執事」シエル・ファントムハイヴを演じるにあたって、始まった当初は少年の声を出すことに慣れず、苦労したと話しています。
しかし、今となっては、ハマリ役だと原作ファンからも絶賛されています。「天空のエスカフローネ」のOP主題歌「約束はいらない」を務めたことをきっかけに、音楽活動も本格的にスタートさせた坂本真綾。声優や歌手だけでなく、舞台「レ・ミゼラブル」や「ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~」に出演し、第38回菊田一夫演劇賞の演劇賞に輝くなど、女優としても華々しい活躍をみせています。
坂本真綾が歌に作詞にマルチな才能で大活躍!全ての作詞作曲を手掛けたアルバムとは?
坂本真綾は、マルチな才能を発揮して活動も多岐に渡る中、音楽活動も精力的に行っています。坂本真綾自身は出演していないアニメ作品に、歌手として起用されている場合も多々あります。坂本真綾の音楽活動においては、2003年までは、アニメ音楽でも人気の音楽プロデューサー菅野よう子がプロデュースを行っていましたが、2005年からは、坂本真綾と田村充義が共同で行うように。2013年以降は、坂本真綾のセルフプロデュースへと移行しました。
2010年には作詞作曲にも挑戦し、さらにマルチな才能を開花させている坂本真綾。2013年発売の8枚目となるオリジナルアルバム「シンガーソングライター」は、何と坂本真綾自らが、全曲の作曲・作詞を手掛けたというのですから驚きです。声優の中にも、作詞・作曲を手掛けている人は多少はいますが、アルバム全曲の作詞・作曲を手掛けた声優となると、なかなかいないのではないでしょうか。
坂本真綾渾身のアルバム「シンガーソングライター」は、オリコンでは初登場6位と上位にランクインし、2.2万枚の売上を記録するヒット作となりました。
坂本真綾の結婚馴れ初め!夫・鈴村健一とラブラブすぎ!?
坂本真綾の結婚馴れ初め!きっかけは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」?
坂本真綾は、声優の鈴村健一と、2011年に結婚をしています。初共演は1996年の「水色時代」ですが、ちゃんとした会話をした、2人の馴れ初めともいえる作品は、鈴村健一が主人公のシン・アスカ、坂本真綾がヒロインのルナマリア・ホークを演じた2004年の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」だとか。
この年以降、2人の共演作は、「FINAL FANTASY VII」「桜蘭高校ホスト部」「空の境界」など、毎年のように続いていったので、仲が深まったのも自然な流れだったのかも知れません。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」では、2人の演じたシン・アスカとルナマリア・ホークは恋人になります。現実においても声優同士が結婚するなんて、同作のファンは、大喜びだったのではないでしょうか。
坂本真綾が夫・鈴村健一とラブラブすぎ!?ラジオでのろけ発言?
坂本真綾と夫・鈴村健一は、ラブラブっぷりが凄いと評判で、理想の夫婦とも言われています。2人が共演していた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」では、アニメと並行してラジオも始まりました。ラジオで、鈴村健一が、ルナマリアのことを好きだと話すと、「鈴村さん大好きです!」と喜びながら返す坂本真綾。それに対して、鈴村健一が、「マジで?ラブ?ラブ?恋?恋?」と返したことは、今でも語り継がれているほど有名なのろけエピソードです。
また、お互いのキャラ同士でのキスシーンがある収録日は、坂本真綾が、鈴村健一の顔を恥ずかしくて直視できなかったという微笑ましいエピソードも。坂本真綾と鈴村健一には、宇宙や科学に興味があり、食べることが大好きという共通点があることも、2人の仲が深まった要因のようです。
坂本真綾が出演する冬アニメ映画3作品「モンスト」「傷物語」「黒執事」あらすじ!
坂本真綾は、2016年12月から2017年1月にかけて、立て続けに劇場アニメ作品に出演しています。1つ目は、2016年12月10日に公開された「モンスターストライクTHE MOVIEはじまりの場所へ」。ゲームアプリで大人気の「モンスターストライク」を原作とした作品で、アニメ版の主人公・焔レンとその仲間たちによる冒険物語です。
坂本真綾は、焔レンの小学生時代を演じています。2つ目は、2017年1月9日から公開中の「傷物語 Ⅲ冷血篇」。2016年に「傷物語」の「Ⅰ鉄血篇」「Ⅱ熱血篇」が上映され、今回の「傷物語 Ⅲ冷血篇」で完結となる三部作で、長大な「〈物語〉シリーズ」へと繋がるエピソードゼロにあたる作品です。
神谷浩史演じる主人公の阿良々木暦を吸血鬼体質にしてしまった元凶である、吸血鬼のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役を坂本真綾が演じています。今までの「物語」シリーズでは、幼女姿で描かれていましたが、この「傷物語 Ⅲ冷血篇」では、キスショット本来の姿である大人の女性から幼女まで、さまざまな姿で登場するので、坂本真綾の声のトーンの変化術を楽しむのも一興です。
3つ目は、1月21日から公開中の劇場版「黒執事 Book of the Atlantic」。坂本真綾演じる名門貴族の当主である少年のシエル・ファントムハイヴと、小野大輔が演じる悪魔でありながら契約する形で執事を務めているセバスチャン・ミカエリスを描いた「黒執事」。本作は、豪華客船「カンパニア号」の船上で起こるゾンビ事件を描いたストーリーとなっています。
三作品とも毛色の違う作品なので、少年役から妖艶な吸血鬼役まで、坂本真綾が、豊かな表現力を駆使して演じる幅広い魅力を堪能できるのではないでしょうか。休日を使って映画館をはしごして、坂本真綾の見事なまでの演じ分けを聴き比べて楽しむという贅沢な1日を過ごすのも良いかも知れません。