壮一帆と愛加あゆの「えりあゆコンビ」エピソードとは?宝塚退団後、宝塚退団後

壮一帆と愛加あゆの「えりあゆコンビ」エピソードとは?宝塚歌劇団雪組で日本物の男役として活躍!

壮一帆と愛加あゆの「えりあゆコンビ」エピソードとは?宝塚退団後も恋人同士?!

壮一帆(そうかずほ)は、元宝塚歌劇団雪組の男役トップスター。相手役を務めていたのは、同じ雪組のトップ娘役だった愛加あゆです。夫婦役や恋人役の多くを一緒に演じてきたことから、壮一帆の本名である藤原領子(ふじわらえりこ)の「えり」を取り、「えりあゆコンビ」の名で親しまれていました。

いつ見ても息がぴったりだった「えりあゆコンビ」は、舞台上だけでなく、普段の生活でもまるで恋人同士のようだったとか。どんどん前に突き進んでいくタイプの壮一帆に、愛加あゆは、普段から一途について行っていたと言います。壮一帆に呼ばれると、そばにあるものをなぎ倒しながらすっ飛んでいったというエピソードが残っているほど。

壮一帆が2014年に宝塚を退団したため、自分も一緒に宝塚人生を終えようと決意した愛加あゆは、2015年に退団しています。退団後も、一緒に観劇をするなど、「えりあゆコンビ」の恋人同士のような関係は変わらないようです。

壮一帆は宝塚歌劇団雪組で日本物の男役として活躍!芸名の由来は?

壮一帆は、1975年8月2日生まれで、兵庫県川西市出身。中学時代は剣道部で活躍していたそうで、身長170cmとスポーツをするにも恵まれた高身長です。雲雀丘学園高等学校卒業後の1994年、宝塚音楽学校に一発合格し、82期生として入学しました。さっぱりして明るく、ややツンデレな性格として知られていますが、男役トップスターになるまでには、苦労した時期もありました。同期の蘭寿とむや、後輩の龍真咲、凰稀かなめなどが次々にトップスターに就任する中、2番手、3番手に甘んじる期間も長かった壮一帆。

しかし、2000年に上演された「源氏物語 あさきゆめみし」の新人公演で頭中将を演じるなど、洋物姿だけではなく、和物をまとう男役としての活躍も注目されます。そして、真摯に取り組み続けた結果、2012年にトップスターの座へ。以後、2014年まで活躍を続け、東京宝塚劇場の公演「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」にて退団。現在は、芸能事務所キューブに所属し、女優活動を続けています。

ちなみに、壮一帆という芸名の「壮」は、生まれ月である8月の別名「壮月」から取られているそうです。「一帆」には、「大海原を1つの大きな帆を張って進んでいこう」という意味が込められています。

壮一帆のコンサートやディナーショーが人気!宝塚退団後の役柄が幅広かった!

壮一帆のコンサートやディナーショーが人気!セクシーな衣装でファンを魅了

壮一帆は、宝塚退団後、お芝居の世界だけでなく、ディナーショーやコンサートなどでも活躍中です。とりわけ、壮一帆のディナーショーは、元宝塚の女優たちがゲスト出演することもあって、非常に高い人気です。2015年4月に開催された壮一帆初のディナーショー「So Wonderful!!」は、最初は東京だけの開催予定でした。しかし、チケットがすぐに完売してしまったことや、「関西でも見たい」というファンの要望が強かったことから、大阪でも開催されました。

また、壮一帆のコンサートも大好評です。ミュージカルナンバーを中心とした内容ですが、男役トップスターだった宝塚時代とは打って変わり、セクシーなドレス姿で歌う姿にファンは涎ものです。

壮一帆の宝塚退団後の役柄が幅広かった!宝塚時代とはひと味もふた味も違う

壮一帆は宝塚退団後、女優として、ミュージカルなどの舞台作品や、テレビドラマに出演しています。2016年4月に公演が行われたミュージカル「エドウィン・ドルードの謎」では物語の鍵を握る洋装の青年エドウィン・ドルート役を、2017年3月の明治座公演「細雪」では、着物姿で、美人四姉妹の四女・妙子役を演じました。

そうかと思えば、テレビ東京のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」には、金髪の巻き毛で軍服姿のオスケル役として出演。宝塚時代とはひと味もふた味も違う役柄にも果敢にチャレンジし、女優としての幅を広げています。

壮一帆がブロードウェイミュージカル「アダムス・ファミリー」のキャストに抜擢!役柄はママのモーティシア!

壮一帆は、2017年10月28日~11月12日に、KAAT神奈川芸術劇場等で公演されるブロードウェイミュージカル「アダムス・ファミリー」に出演します。同名のコミックが原作で、1992年に映画化された際には、その奇妙でブラックな世界観で人気を集めた「アダムス・ファミリー」が、ミュージカル作品として日本で初めて上演されたのは2014年。今回は3年ぶりの再演です。

壮一帆が演じるのは、ママのモーティシア役。これまでこの役を演じ続けてきた、同じく元宝塚男役トップスターだった、女優の真琴つばさとのWキャストです。ミュージカル初演時には、真琴つばさの完璧な演技が好評となりましたが、彼女とはまた少しタイプの違う壮一帆が、どのようなモーティシアを演じるのかが楽しみですね。

これまでも、宝塚で慣れ親しまれた男性役のほか、和装の女性役や、宝塚でも人気の演目「ベルサイユのばら」のヒロイン・オスカルを連想させるオスケル役など、さまざまな役どころにチャレンジしてきている壮一帆。2016年の舞台「扉の向こう側」では、セクシーな衣装のSMクイーン・フィービー役を演じたことでも注目を集めました。

また、2017年7月に上演された音楽劇「魔都夜曲」では、「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれた川島芳子役を熱演。宝塚時代は男装して男性を演じていましたが、「魔都夜曲」では、男装した女性を演じています。

男女を問わず柔軟に演じられるのは、宝塚時代に培った経験と演技の実力があるからこそ。これからも、あっと驚くような役どころでエンターテインメントの世界を盛り上げて欲しいですね。

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