2019年3月26日 更新
日馬富士の傷害事件、自身の相撲界からの引退、そして離婚報道。四股名:貴乃花として大相撲界を盛り上げてきた立役者である貴乃花光司(本名:花田光司)の今後の動きに、業界内外から注目が集まっています。
かつての藤島部屋、後の二子山部屋所属の元大相撲力士・第65第横綱として華々しい成績を残してきた、貴乃花光司。その兄は、若乃花という四股名で同じく相撲界で活躍、現在タレント業に従事し各バラエティ番組などに出演している花田虎上です。ともに数々の最年少記録を打ち立て、若貴ブームを巻き起こして大相撲界を盛り上げていきました。
横綱引退後は、貴乃花部屋の師匠として相撲界へさらなる尽力を果たすことになります。2010年には日本相撲協会理事に就任、スポーツニッポンの大相撲担当評論家を務めるなど、様々な方面で貢献しますが、不祥事が相次ぎ引退を余儀なくされ、そして程なく離婚へ。
今後、貴乃花光司はどのように活動していくのでしょうか?
離婚の記憶が新しい、元横綱・貴乃花光司
1995年に、元・アナウンサーである河野景子と結婚しました。仲睦まじい様子が度々メディアでも露出され、荒波を支え合ってきたおしどり夫婦として認知されていた矢先、先日2018年10月に離婚を発表。貴乃花光司自身の引退から間もなかったこともあり、彼にとっては、大相撲の世界に幕を引いたのと同時に結婚生活までも終焉を迎えたことになります。
少なくとも外から見ている分には、二人の夫婦生活は良好に見えたでしょう。過去に振り返る日馬富士の傷害事件を皮切りに、その対処や後処理に奔走することになった貴乃花光司を、影に表に支えたのは河野景子夫人です。
3人の子どもと共に家族で手を取り合って励まし合い、この闘乱の時期を乗り越えたかに見えたのもつかの間、そこに急遽飛び込んできた離婚報道はまるで異物でした。いったい、影で何が起こっていたのでしょうか。
起点となったのは、貴乃花光司の理事選出馬、そして貴乃花部屋の経営難であると各メディアは報じています。度重なる不祥事により、旧来の大口サポーターも次々と離れていく中、金銭面で試行錯誤していた河野景子にとうとう嫌気をさされたのではないか、という見方が濃厚のようです。
娘はどうしてる?長男・花田優一が妹を溺愛
夫婦二人の子どもは1男2女の3人。長男の花田優一は今年急激にメディア露出が増え、ワイドショーでもお馴染みの存在となっています。本業は靴職人で、1年以上先までオーダーが埋まるほどです。そんな活動の傍ら俳優業にも従事しており、なんと、両親の離婚と時期を同じくして自身も破局しています。
娘の背景は、長男と比べるとあまり露出度は高くありませんが、2000年生まれ18歳現在高校生の長女・晏佳(はるか)と、2003年生まれ15歳現在中学生の次女・晃帆(あきほ)がいます。長女は父親に似て女子の割には背が高く、運動神経も抜群だそう。河野景子夫人もかつては「必要以上に父・貴乃花光司の遺伝子を受け継いでしまっている」と語っていました。学校ではバスケットボール部に所属しています。
父親である貴乃花光司の寵愛ぶりもさることながら、兄にあたる花田優一も、この二人の妹を心底から溺愛している様子が話題を呼んでいます。兄妹間のあまりの相思相愛ぶりに、彼女にふられてしまった経験も何度かある、とテレビ番組で話していたことも。
何事も、物事の判断基準は「妹のためになるかどうか」で決めており、人と付き合うのも何をするのも、すべてその軸で決定するところがあるのだとか。この点に関しては世間でも賛否両論あり、「親の教育方針に疑問を感じる」といささか飛躍した論理が展開されていることもあったそうです。
輪島大士と激似!?本当の親子ではと波紋を呼ぶ
そんな貴乃花光司、実はかつての大相撲第54第横綱である輪島大士と容貌が酷似している、と一部で噂が立っており、親子説まで浮上する騒ぎになっています。
両者の画像を比較して見てみると、確かに顔つきや身体つきがどことなく似ていると言えなくもありません。成長していくにつれ、年齢を重ねていくにつれて風貌が似通ってくるのは、遺伝子の影響が強いからではないか、と言われているようです。
ただ、真偽の程は確かではありません。貴乃花光司自身も、輪島大士が亡くなった際に「懐かしい思い出ばかり、またあの頃に戻って楽しく話したい」という旨をコメントしており、生前から大層慕っていた様子を見せていますが、それ以上でもそれ以下でもないという現状です。
今後、貴乃花はどう動く?
不祥事の後処理、引退、離婚。今年1年だけでも激動の年となりましたが、来年以降はどのように活動していく心づもりなのでしょうか?
引退、離婚報道の後に生出演した情報番組「スッキリ!」の放送中には、テレビを始めとするメディアへの露出は減っていく方向性を示していました。少なくとも、コメンテーター等の依頼は来ても受けない姿勢をやんわりと表明しています。
しかし、ジャンルを問わずテレビ番組出演は継続していきたい旨を話していますし、元貴乃花部屋をはじめ、九州場所で温存している土俵をそのまま、未来の力士育成のために活用していきたい展望までをも吐露しました。さらには2019年3月20日に出演したテレビ番組にて、「次は絵本作家に挑戦したい」と発言しており、これからも新しいことに挑戦していく姿勢を見せています。
傷害事件の後片付け、自身の引退、離婚問題など、次から次へと世間を賑わせてきた貴乃花光司。今後は指導者の立場から、大相撲の世界へと関わっていくつもりなのでしょうか。
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