十日草輔の「王様ランキング」がツイッターで話題となり大ブレイク!なぜ突然バズった?
◆生年月日:1975年(月日非公開)
◆出身:非公表
◆代表作:王様ランキング(2017年~)
十日草輔は絵本作家にも挑戦していた!脱サラして漫画の世界へ!
十日草輔(とおかそうすけ)が人気漫画家になるまでの道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
23歳から漫画家を目指していましたが、この頃は作品が評価されることはなく、あきらめることに。その後、漫画ではなく絵本で大賞を受賞し、本を出版できることになりましたが、なんと出版社が倒産。子供の頃からの夢であった漫画家は諦め、サラリーマンとして働くようになりました。
サラリーマン時代はWEB分野の仕事をしていた十日草輔。企画を通すために「相手のニーズを考える」ことが重要だと経験し、漫画家を目指していた頃に足りなかったことに気が付いたのだそう。
2016年10月に再び絵本を描きたいと思い始め、ペンタブレットを購入。41歳という年齢や独身である状況を考え、1年という期限を設定した上で会社を辞めて、再び絵を描き始めました。
しかし、絵本の分野は募集も少なく描き手の年齢層も20代と若いことを知り、自分には難しいと感じ始めます。そんな時にweb漫画サイトを知り、絵本用に考えたキャラクターで漫画を手掛けることに決めました。
2017年4月から、マンガハックというサイトで「王様ランキング」の投稿をスタートさせ、この作品によって十日草輔の人生が大きく変わることになりました。
十日草輔の「王様ランキング」はニコニコ静画で話題になり、ツイッターで大ブレイク!
マンガハックへの掲載で「王様ランキング」は一定の読者を獲得しましたが、SNSが苦手な十日草輔は拡散目的での利用をしていなかったということもあり、なかなか認知度が上がりませんでした。
そこで、十日草輔が次なる投稿先として選んだのが、読者が多いニコニコ静画とマンガボックスインディーズです。すると、注目を集め、「次にくるマンガ大賞2018」Webマンガ部門にノミネートされるほどに。
さらに2017年8月下旬頃から、作品に感動した読者によるおすすめツイートが次々とリツイートされ出し、十日草輔は初めて“バズった”状態を経験することになりました。
1年半かけて合計で100万回読まれた作品が、バズったその1日だけで1500万回閲覧されたとなると、いかに急激な変化だったかが実感できるのではないでしょうか。
十日草輔が自主投稿のスタイルでも、連載のように一定のペースで「王様ランキング」の執筆を続けられたのは、読者からのコメントがあったおかげだといいますが、バズった時には、嬉しくて夜も眠れずに片っ端から読者の感想を読みあさったのだとか。
初めて「王様ランキング」を読んだ人からは、「こんな面白いマンガは初めて」「間違いなく全巻買う」「期待を遥かに超える面白さ!」などの絶賛コメントが寄せられています。
シンプルなタッチの絵柄と裏腹に、ストーリーはついつい引き込まれる深さがあり、感情移入のあまり泣けてしまうところもある物語だと評判です。また、読者がスマホで読みやすいようにと、セリフが大きめである点など、十日草輔なりの工夫も光っています。
「王様ランキング」の大ブレイクは戦略の成功と、何よりも読者に「広めたい」と思わせた作品の魅力によって、もたらされたものだったのでしょう。
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十日草輔のエッセイ「脱サラ41歳のマンガ家再挑戦-王様ランキングがバズるまで」も「王様ランキング」と並ぶほど大好評!
十日草輔がブレイクするまでの道のりに勇気をもらえたという感想多数!
十日草輔自身について描かれたエッセイ漫画「脱サラ41歳のマンガ家再挑戦−王様ランキングがバズるまで」も、大好評です。
20代で漫画家を目指していた日々、挫折しサラリーマンになった時期に考えていたこと、漫画家の夢を諦めきれずに一大決心して脱サラした状況が描かれた1冊となっています。
親近感が湧く十日草輔の人柄が伝わる内容で、漫画業界の裏側を垣間見ることができる描写も。漫画「王様ランキング」の読者が筆者はどんな人か気になって読んだというケースが多いようですが、漫画を全く読んでいない人にとっても、気軽に楽しめる作品です。
40歳という年齢で覚悟を決めた勇気や努力に心動かされ「同じように脱サラして夢を追いかけたくなった」や「就活中ですが、このエッセイをみて頑張ろうと思えた」など、励まされたという感想を寄せる読者も少なくありません。年齢にかかわらず、挑戦することの大切さを教えてくれる漫画エッセイと言えるでしょう。
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十日草輔の「王様ランキング」がついにテレビアニメ化!
十日草輔の「王様ランキング」アニメ版、声優や視聴者も絶賛!
十日草輔の人気漫画「王様ランキング」が、ついにテレビアニメ化されました。2021年10月14日から放送がスタートし、毎週木曜深夜に放送されています。アニメ版も、原作漫画に合わせた展開となっており、ボッス王国の第一王子として生まれたボッジが主人公です。
生まれつき耳が不自由で話すこともできず、力も弱いボッジは、影でバカにされていました。そんなボッジに、初めてカゲという友達ができます。カゲと出会ったことで勇気が芽生え、ボッジの人生が大きく動き出すという、少年の成長物語となっています。
ボッジ役を演じる声優の日向未南(ひなたみなみ)は、「こんなに素敵な作品に関わらせていただけることがとても幸せ」と抜擢を喜んでいました。カゲ役に声を吹き込むのは村瀬歩(むらせあゆむ)、異母弟のダイダ役を務めるのは梶裕貴(かじゆうき)と、キャラクターに合った個性豊かな声優たちが揃っています。
第1話の放送後、アニメ版の公式ツイッターには「絵本のようなアニメ」「感動して泣いたの久しぶり」といったコメントが投稿され、夢中になる視聴者が続出しているようです。漫画を知らなかった人にも好評で、今後さらに人気が出ること間違いありません。
アニメをきっかけに原作漫画への関心も高まっており、2021年10月時点で漫画版「王様ランキング」の発行部数は150万部を突破。遅咲きで夢を叶えた十日草輔が、これからどんな作品を生み出していくのか、注目していきましょう。
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