山本浩之アナウンサーがかつらを脱ぎ捨てたワケ!息子・山本健太は日テレアナウンサーだった!

山本浩之はハゲをカミングアウトしたアナウンサー!カンテレ退社理由は?

山本裕之は自分の番組でハゲをカミングアウトした元関西テレビアナウンサー

関西で、「ヤマヒロ」「ハゲのヤマヒロ」という愛称で親しまれているフリーアナウンサーがいます。それは、2013年3月末まで関西テレビでニュースキャスターを勤めていた山本浩之です。彼が一躍有名になったのは、自分が司会をしていた硬派のトーク番組「クロスファイア」で、自分がハゲていることを隠して、7年間も番組にかつらをつけて出ていたことをカミングアウトしたからです。

ニュース番組「アタック600」のキャスターに抜擢された当時から頭髪が薄くなっていた山本浩之は、先輩アナウンサーの勧めでかつらをかぶったと言います。当初は、見た目も若返り、本人も喜んでいたと言いますが、もともと生真面目な性格で、かつらがバレないようにするための気苦労も多かったことからカミングアウトに至ったそうです。

宮根誠司(ABC)や、辛坊治郎(NTV)、角淳一(MBS)など、在阪各局に濃いキャラクターのアナウンサーが割拠していた当時。山本浩之には、どちらかと言えば真面目で控えめなイメージがあったため、このハゲのカミングアウトは、視聴者に驚きと好感を持って迎えられました。カミングアウト後は、山本浩之自身も、メッセンジャー黒田有(くろだたもつ)と組んだバラエティ番組で、「ハゲハゲビーム!」と叫ぶなど、芸人もぶっ飛ぶふっきれよう。こうして山本浩之は、硬軟両刀使いの局アナ「ヤマヒロ」として人気を博すことになります。

山本裕之に見る早期退職のうらやましい理由

山本浩之は、50歳を迎える前から、今後どうするかを考えていました。局内での出世や、ジャーナリストとしての成功といった欲は一切なかったという山本浩之。アナウンサーを目指すきっかけであったラジオのDJや、高校からの趣味であったバンド活動など、「今までできなかったことをやってみたい」という純粋な気持ちから、50歳を機にフリーとなります。フリーになった当時は、関西のテレビ・ラジオ各局から、自局のさまざまな番組にゲストとして招かれましたが、これはひとえに、山本浩之の人徳というべきでしょう。

山本浩之の息子・山本健太は日テレに!生い立ちや経歴は?

山本浩之は泉南出身で生粋の大阪人

山本浩之は、フリーになっても芸能プロダクションに所属せず、妻が社長を務める個人事務所ピーエイチカンパニーを設立しています。ちなみにPHとは、ポジティブハゲの略。ちゃっかりハゲを活用していました。山本浩之は、1962年生まれ。大阪の泉南にある府立佐野高等学校から龍谷大学法学部へと進み、1985年に関西テレビへ入局しました。入局当時は、スポーツを担当していましたが、1990年より、夕方のニュースのメインキャスターに抜擢され、フリーになるまで関西テレビの顔として活躍。当然、番組当初はかつらをつけていました。

この間、山本浩之は、報道番組だけでは息がつまると、メッセンジャーの黒田有と一緒に司会を担当したバラエティ番組「ナンボDEなんぼ」にも出演し続けています。この番組は、本人にとってほどよい息抜きになっただけではありません。視聴者にとっても、かつらのカミングアウト以後は、「ハゲのヤマヒロ」として親しみが深まりました。また念願であった音楽活動でも、西天満のバーのマスターとバンドを組み、関西で有名な春フェス「春一番」コンサートに出演。観客からの「ハゲー!」という大歓声の中、達者なギター演奏を披露しています。

山本浩之は3人の息子に恵まれたよきパパで、息子の健太は日本テレビのアナウンサーに

実直な人柄で知られる山本浩之は、家庭でも3人の息子を持つよきパパであったようです。中でも息子の1人の山本健太は、同志社大学大学院理工学研究科卒業後の2014年4月、なんとアナウンサーとして日本テレビに入社しています。スポーツ中継や、「Oha!4 NEWS LIVE」の木曜日担当キャスターを務め、そのリポートぶりをマツコ・デラックスから褒めちぎられるなどの活躍ぶりを見せている山本健太。まさに蛙の子は蛙ということでしょうか。

ヤマヒロがついにドラマ進出!共演はストーカー被害の中江有里!

フリーになった当初は、東京進出も取り沙汰されましたが、今では、ライバル局であったMBS「ちちんぷいぷい」のキャスターにしっかり収まり、在阪ラジオやテレビで活躍している山本浩之。そして先日は、ついにドラマにも進出し、哀愁漂うハゲの中年男を好演していました。

タイトルは、「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語-Part2-」。山本の出身局である関西テレビの深夜企画で、環状線の各駅を舞台にしたハートフルなオムニバスドラマです。Part1は、大正駅編が、日本民間放送連盟賞の番組部門で「テレビドラマ番組優秀賞」を受賞。Part2は、鶴橋駅、弁天町駅、桜ノ宮駅、天満駅、桃谷駅、森ノ宮駅、今宮駅、芦原橋駅、寺田町駅に特別編を加えた全10話が放送されました。

山本浩之は、関西テレビがある天満駅編に出演。亡き妻の霊が乗り移ったかつらを着ける中年男を熱演しています。共演は、最近ストーカー被害に遭っていることをカミングアウトした、作家でコメンテーターの中江有里。実は彼女は大阪出身のアイドルだったので、山本浩之はかなりテンションが上がったとか。番組のトークイベントでは、かつらを扱うシーンについて、「7年間かぶっていたので、その点はプロですから」と、会場の笑いを誘っていました。この調子でいけば、山本浩之が、NHK大阪の朝のテレビ小説に出演する日も近いかもしれません。目指せ、朝ドラ。宮根誠司の大根役者ぶりを抜け!ハゲのヤマヒロ!

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