ヨネダ2000がつまらないvs面白いと論争が起きるワケ!すごさを分析してみた

ヨネダ2000がつまらないvs面白いと論争が起きるワケ!すごさを分析してみた

2023年1月30日 更新

ヨネダ2000に「つまらない」の声はなぜ出る?独特のリズムネタで「面白い」優勢に?


ヨネダ2000のプロフィール
◆結成:2020年4月
◆メンバー:愛、誠
◆所属事務所:吉本興業

ヨネダ2000のM-1ネタが面白い!審査員も絶賛?

「M-1グランプリ」「THE W」といった賞レースでめきめきと頭角を現し、注目度が急上昇中のお笑いコンビ・ヨネダ2000。シュールで斬新なネタへの反応は様々で、「漫才ではないのでは?」「笑うポイントが分からず、つまらない」などと議論を呼ぶこともあります。

しかし、指摘されているのは、称えられている部分と表裏一体。これまでの概念を覆すオリジナル性や、言葉での説明が難しい感覚的な吸引力に、先輩芸人が驚きや羨望のコメントを出すことも少なくありません。

2022年12月18日に行われた「M-1グランプリ」では、13年ぶりの女性ファイナリストとして、決勝に進出。「ぺったんこ~ぺったんこ~」と、クセになるメロディに合わせて餅をつくリズムネタを披露しました。

不思議な世界観で会場の笑いを誘い、審査員からの評価も上々。特に、立川志らくは97点という高得点を付け、「女版ランジャタイ」と先の読めない面白さを絶賛していました。優勝決定戦までは進めませんでしたが、確実に爪痕を残し、お茶の間の知名度もアップしています。

ヨネダ2000は「THE W」にも出場!リズムコントで圧倒

ヨネダ2000は、2022年12月10日に行われた女芸人のみのお笑いバトル「THE W」の決勝にも出場していました。

「THE W」でも、“うんこ”とダンスの“パラパラ”を掛け合わせるという、ヨネダ2000しかできないであろう独特なコントを披露。「奇才」「いい意味で裏切られた」などネット上でも、称賛の声が多く集まり、ヨネダ2000流のスタイルが知られるきっかけにもなりました。

賛否両論が巻き起こるのは、笑いのツボの違いのほか、目新しい展開に対する本能的な受け止め方の違いもあるのではないでしょうか。笑えなかったという人も、別のネタを知るうち、いつの間にかハマってしまった!ということもあるかもしれません。

ヨネダ2000は愛と誠のでこぼこコンビ!インパクト大のコンビ名の由来は?

ヨネダ2000のコンビ名の由来は?元はトリオだった?

ヨネダ2000は、小柄ながらダイナミックなボケを繰り出す誠と、100kgの体格を持つツッコミ担当の愛という、でこぼこコンビです。

2人は元々別の相方と組んでいましたが、2018年にコンビ・ギンヤンマを結成。翌年、男性芸人を加えて、マンモス南口店という名前のトリオでの活動を試みるも半年ほどで解散し、2020年4月にヨネダ2000としての新たな歴史をスタートさせました。

2021年12月14日に公開された「FANYマガジンチャンネル」のインタビュー動画では、コンビ名の由来を披露しています。案を考えている時に、ZOOが“200”に見えたことで、ピンときたのだそう。「200だと弱いから“2000“にしようとなった」「ヨネダは名字ではないけどカッコいいから付けた」と明かしています。

ヨネダ2000誠の本名は?芸名の名付け親はダウンタウン!

ボケ担当の「誠」は実は芸名で、本名は「清水亜真音」です。初期には、「亜真音」として活動していました。2022年5月26日公開の「FANY Magazine」のインタビューで、相方の名前が「愛」なので、可愛くなりすぎだと悩んでいたと告白しています。

そして、2022年5月26日放送の「ダウンタウンDX」に出演した際に、ダウンタウンの2人に芸名を考えてもらうことに。「誠」を含め複数の候補があった中、浜田雅功が「男の子っぽいから、誠でええんちゃう?」と言ったことから、「誠」に決定。本人も「やっと芸名に変わるんだなぁと嬉しかった」と明かしていました。

お笑い界のレジェンドに命名され、気合いが入ったことも、大躍進に影響しているかもしれませんね。

ヨネダ2000のリズム感が的確すぎる?音楽界でも注目の的

ヨネダ2000のリズム感がスゴすぎ!驚きの検証結果

シュールなネタで注目を集めているヨネダ2000ですが、「M-1グランプリ」のネタで披露した的確なリズムは、音楽界隈でも話題になっています。

アカペラミュージシャンのヨウインヒョクもツイッターでそのリズム感を絶賛していました。検証したところ、2人のリズムはテンポ160を1分間キープし続けていたと報告すると、「これ才能だろ」「ド正確リズム感」とネット上でも大反響!また、ネタに登場したDA PUNPも、再現動画をツイートして、盛り上がっています。

リズムネタといえば、歌ネタやインパクトのあるフレーズを持ちネタとしてアレンジするパターンが知られています。ヨネダ2000の場合は一味違い、リズムの上にボケなどが展開される新たな形態の「リズム漫才」を生み出したといえるでしょう。次回の「M-1グランプリ」「THE W」でも、未体験の笑いを提供してくれそうです。

独特の空気感と、これまでになかったリズム漫才で、一躍注目の的となったヨネダ2000。今後は一体どんなネタが誕生するのでしょうか?ヨネダ2000ならではの世界観が、さらに広がっていくことに期待したいですね。

関連記事

ページ上部へ戻る