いがらしゆみこの代表作「キャンディキャンディ」が再放送されないワケ!

いがらしゆみこの代表作「キャンディキャンディ」が再放送されないワケ!出典:http://www.norbesa.jp

いがらしゆみこの代表作「キャンディキャンディ」!水木杏子とのトラブルとは?

いがらしゆみこ作画「キャンディキャンディ」少女漫画史に残る不朽の名作が消えた!

いがらしゆみこが作画を手掛けた「キャンディキャンディ」は、1970年代後半の少女誌「なかよし」での連載に伴い、アニメ版も何度も再放送され、少女漫画史上最高傑作とも言うべき名作です。「キャンディキャンディ」は、長く読み継がれる外国文学という壮大なスケールをコンセプトに、いがらしゆみこ原画、水木杏子原作で制作されました。

孤児院で育ったそばかすのおてんば少女キャンディが、恋心と共に力強く成長していく姿は、当時の女の子たちのハートを鷲づかみにしたものです。コミック本だけでなく、キャラクターグッズや関連書籍も飛ぶように売れ、空前の大ヒット作となった「キャンディキャンディ」。再放送されれば、子供と鑑賞しながら、当時を懐かしみたいと願う母親も少なくないはずですが、ある事件をきっかけに、世の中から忽然と姿を消しています。

いがらしゆみこと「キャンディキャンディ」原作者・水木杏子との間で起きた著作権トラブル

いがらしゆみこが原作を手掛けた「キャンディキャンディ」が姿を消したのは、1990年代後半。水木杏子との著作権を巡るトラブルがきっかけでした。1995年、いがらしゆみこと水木杏子の間で、”営利目的の二次使用や商品化において双方の同意を要する”といった契約が締結されました。

それにもかかわらず、いがらしゆみこ側が無断で「いがらしゆみこ美術館」をオープンさせ、キャラクターグッズを販売してしまいます。これを契約違反として、水木杏子が裁判を起こし、最高裁で、いがらしゆみこの敗訴が確定。絵を使用しない原作を元にした作品に関しては、原作者である水木杏子のみの許諾でよいとされ、いがらしゆみこ作画による漫画の二次使用や、アニメ放映、グッズ作成などは、双方の了解が必要と取り決められました。

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その後、いがらしゆみこは、水木杏子が原作者や原著作者であることを否定しており、判決後も謝罪したという話はないようです。双方の了解さえあれば、アニメの再放送は可能なはずですが、現状では、配給会社も二の足を踏んでしまうのも無理はありません。

いがらしゆみこの結婚歴!息子の成長ぶりが個性的過ぎる!

いがらしゆみこに2度の結婚・離婚歴!元夫・井上和彦に引け劣らない肉食系だった?

いがらしゆみこは、1950年8月26日生まれで、現在67歳。その人生には、2度の結婚歴と離婚歴がありました。1度目の結婚は、「ドラえもん」のスネ夫役で知られる亡き声優・肝付兼太です。アニメ「キャンディキャンディ」では、発明好きのメガネ美男子ステアこと、アリステア・コーンウエルを演じていました。その後、「タッチ」新田明男や、「NARUTO」はたけカカシなどを演じた声優・井上和彦と結婚し、1男1女を授かっています。

しかし、井上和彦は4度の結婚歴を持つモテ男。いがらしゆみこが第2子となる長男を妊娠中に、愛人のもとへ去ってしまったそうです。その井上和彦も、「キャンディキャンディ」では、キャンディが恋心を抱く金髪碧眼の美少年アンソニーとして出演していました。いがらしゆみこもまた、職場では、かなりの肉食系だったのかもしれません。

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いがらしゆみこの息子・五十嵐慶一がジャニーズイケメンから女装男子に!

いがらしゆみこと元夫・井上和彦の間に、1981年6月13日に生まれた息子・五十嵐慶一が、なかなか興味深い成長を遂げています。五十嵐慶一は堀越高校を卒業しており、1年間ほどジャニーズJr.に在籍していたこともあったという、アイドル風のイケメンでした。

その後、特技のジャズダンスを活かしてダンス講師をしていたそうですが、28歳になって急変。突然女装に目覚めてしまい、名前も”いがらし奈波”に改め、「メイク男子」としてタレント活動を始めました。それと同時期に、「吾輩は『男の娘』である」で漫画家デビュー。普通ならば心配は尽きないはずですが、いがらしゆみこは、今でもフリフリのロリータファッションを偏愛しているためか、息子が、可愛らしい”男の娘”になったことを喜んでいるそうです。

いがらしゆみこ50周年!「キャンディキャンディ」が封印されても作画の影響力は絶大!

いがらしゆみこが2017年2月、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害の防止を促すキャンペーンに参加し、警視庁の警察官らと街頭に立ちました。その際、いがらしゆみこによって、”キャンディキャンディ風”の男女が描かれたクリアファイルが配布されていますが、”風”であることに切なさを覚えてなりません。

しかし、コミック本すら絶版になり、作品が闇に葬られた今でも、”風”と呼ばせるだけの影響力が、いがらしゆみこの作画にはありました。現在も岡山県倉敷市の美観地区で営業されている「いがらしゆみこ美術館」では、展示されている原画から内装まで、プリンセス風の世界観が、「キャンディキャンディ」世代の女性の心をくすぐり続けています。

また、2017年で迎える漫画家生活50周年を記念して、2016年10月には、公式グッズショップ「いがらしゆみこファンクラブショップ」もオープン。お馴染みのキラキラとした美少女風に描かれた”初音ミクTシャツ”にも、大御所たる風格が漂います。

いがらしゆみこは、「キャンディキャンディ」の他にも、「ジョージィ」など、アニメ化された大ヒット作を世に送り出していますが、そのほとんどが原作付きの作品です。今となっては、それらをキャラクター化するのは困難ですが、50年にも及ぶ絵筆の可能性は、もはや過去の作品に依存するものではないはず。とはいえ、「キャンディキャンディ」ほどの名作が、永久にお蔵入りとなってしまうのは残念極まりない話ですから、雪解けの日が訪れることを願います。

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