2020年9月11日 更新
手塚とおるが俳優としてアウトな発言で話題に!「半沢直樹」での演技も衝撃的!?
◆出身:北海道
◆身長:175cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:トライストーン・エンタテイメント
手塚とおるが俳優としてアウトな発言で話題に
手塚とおる(てづかとおる)とは、2013年7月に放送を開始した「半沢直樹」で一躍有名になった俳優です。「半沢直樹」出演以前も舞台で活躍し、ドラマや映画では脇役として出演してきました。
有名どころの出演作を少し並べると、2002年2月「TRICK2」、2013年7月期「救命病棟24時 第5シリーズ」、2014年9月期「HERO」などなど。その存在感は、個性が際立つキャラクターを演じることが多く、「手塚とおるの演技はヤバイ」という声もあがるほど。
2015年12月3日放送の「アウト×デラックス」に出演した時には、「僕の気持ちもよく分からないのに、役の気持ちって言われてもよく分からないな」「(セリフは)忘れる前提ですからね」と話し、さらに舞台で観客の気をひくためにわざとセリフを忘れたふりをしたことを告白。同じ俳優である坂上忍から「クソ理論」と言われてしまいました。
役柄への想いを熱く語る俳優が多いなか、真逆をいく衝撃的な言葉にネット上では視聴者による「クズすぎるww」「不思議な人だわ」とのコメントが溢れ、手塚とおるの独特なキャラクターが話題になりました。
手塚とおるは「半沢直樹」での演技も衝撃的だった!?
手塚とおるが「半沢直樹」で演じた古里則夫は、京橋支店融資課課長代理で、半沢直樹の同期を精神的に追い込むという極悪な役でした。その演技力がスゴすぎて、手塚とおる自身についても「嫌な奴なのでは?」という憶測を呼んだほど。それだけインパクトが強かった証なのでしょう。
2013年7月に放送を開始した「半沢直樹」シリーズは、全話で高視聴率を叩き出し、最終回は42.2%を記録するなど、社会現象を巻き起こした作品です。2020年7月から放送を開始した2020年版も軒並み20%を超えの高視聴率を維持しています。
大成功の理由のひとつとして挙げられるのが、舞台役者や歌舞伎役者といった、演技経験豊富かつキャラクターの濃い俳優陣の演技。2013年の1作目放送前に、「半沢直樹」への出演が決まった手塚とおるに対し、主演の堺雅人から「ありがとうございます。楽しみにしています」というメールが送られたのだとか。実は、劇団員時代に共演した経験のある2人。精鋭揃いの「半沢直樹」での共演は堺雅人にとっても、手塚とおるにとっても楽しみだと感じられるものだったかもしれません。
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手塚とおるは手塚治虫の甥なの?恋愛観や結婚を語っていた!
手塚とおるは手塚治虫の甥ではない!
手塚とおると手塚治虫、同じ名字なことに加え、手塚治虫原作の作品への出演歴があったことなどから「血の繋がりがあるのではないか?手塚治虫は、手塚とおるの叔父なのではないか?」と噂になったことがありました。手塚とおる本人は、これまで特に何も発表していません。
しかし、手塚治虫の娘である手塚るみ子が、ツイッターで「俳優の手塚とおるさんが手塚治虫の甥っ子と言われていますが、叔父さんには娘さんしかいないので大きな間違いです」とはっきりと否定しています。ですから、手塚とおるが手塚治虫の甥という話は、単に噂が一人歩きしただけということです。
手塚とおるの恋愛観、結婚は?
手塚とおるは、自身について、シャイでかなりネガティブな性格だと話しています。高校時代には、家族以外の人とは筆談でコミュニケーションをとっていたなんていう変わったエピソードも。これは変声期を迎える小学生のころに、高い声を笑われたのがきっかけだったそうです。
気になる手塚とおるの恋愛観はといえば、彼女と一緒に部屋にいるだけでプレッシャーとなり、1人で外に出掛けてしまうのだとか。自身が演じる役の気持ちにも入り込めないと話していますから、恋愛相手の気持ちを考えてコミュニケーションするのを楽しむタイプではなさそうです。
プライベートはあまり知られていない謎の人物の手塚とおるですが、これまでには1度も結婚はしていません。「芝居のこと以外考えていないし、他のことは何もできない」と語る手塚とおる。自分と結婚するとなると、「(相手は)大変だろうな」と感じているのだとか。とはいえ、独身を貫こうと考えているわけでもなく、「結婚できたらいいな」と思っているのだそうです。
手塚とおるは52歳でドラマ初主演を飾っていた!ヒール役に大河、躍進中!
手塚とおるは52歳の時に連続ドラマ初主演!嫌な奴役ばかりではなかった
手塚とおるの俳優としてのポジションを一言で表すなら、名脇役。出演シーンが短くとも、強烈な印象を残すことから「名脇役」と言われるのでしょう。そんな名脇役・手塚とおるですが、2015年1月に放送を開始したドラマ「太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~」で、初主演を務めていました。当時すでに、俳優としての芸歴は30年を超えていた手塚とおる。52歳での初主演となりました。
オファーを受けた時は、「僕で大丈夫なのかな?」と感じていたと言います。これまで脇役として存在感を放ってきた手塚とおるは、初主演を務めるにあたり「(脇役が多かった)そういう人間を主役にしようっていう、テレビ東京ってすごいな」と、ユニークな視点で感想を述べていました。
“ほめワード”というポジティブ兵器で、コミュニケーションに悩む人たちを救うシミュレーションオンラインゲーム「世渡りWARS」が、本作品の舞台。手塚とおるは、クレーマーと向き合うことによってほめる達人となったスーパーの店長・スタローン大佐こと、岡部浩太郎役を演じました。作中では珍しく、軍服姿も披露。コメディ作品は「真剣にやった方が面白い」と、自身の演技論を語っていました。
手塚とおるのヒール役はやっぱりすごい!
2016年1月13日から始まったドラマ「フラジャイル」に出演した手塚とおる。主演の長瀬智也が演じる病理医・岸京一郎と対立する医者・藤原守役を演じました。監督から「もっと嫌な感じで」と言われ、それに従って演じた手塚とおるですが、「ホントに嫌な奴だな」と監督が言っているのが聞こえたときには、複雑な気持ちになったそうです。
観た人に強烈な印象を残す、手塚とおるのヒール役。2019年12月6日に公開された「ゴーストマスター」での演技も話題になりました。イタリアのホラー映画の祭典「Be Afraid Horror Fest」で特別審査員賞を受賞した本作品で、手塚とおるが演じたのは、悪徳プロデューサーの柴田役。主人公のホラー映画オタクの助監督・黒沢明を演じたのは三浦貴大。そのほか、成海璃子も出演しています。「ゴーストマスター」は、主人公の黒沢明が、鬱積した不満や怨念を爆発させ、怪現象が巻き起こる様子が、多彩なジャンルで描かれるというストーリー。「手塚とおるの悪役っぷりを楽しみたい!」という人にはおすすめです。
手塚とおるが「麒麟がくる」で大河デビュー!
2020年8月30日より放送を再開した大河ドラマ「麒麟がくる」の<京~伏魔殿編>で、大河ドラマ初出演を果たした手塚とおる。本作品で手塚とおるが演じるのが、ユースケ・サンタマリア演じる朝倉義景のいとこで家臣の、朝倉景鏡(あさくらかげあきら)役。家臣団のなかでもクセの強い人物という設定です。ユースケ・サンタマリアのコメントによると「手塚とおるさんとの共演で、朝倉家がより謎な感じになっていく」とのこと。今後の展開に期待できそうです。
さまざまな作品で、唯一無二の存在感を放つ手塚とおる。「手塚とおるが出演しているなら観ようかな」と思わせてくれる理由は、クセの強さだけではなく、確かな演技力があるからでしょう。脇役だけでなく、主演も含めたいろいろな役柄で、観る人を楽しませてほしいです。
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