伊藤麻希はLinQをクビになったクビドル?デカカワなプロレスラーは弱くても人気?

2022年10月11日 更新

伊藤麻希はLinQをクビになったクビドル!?クビになった理由とは?

伊藤麻希はアイドルタレントとして活動する傍ら、プロレスラーとしても活躍しています。1995年7月22日生まれで福岡県出身の伊藤麻希は、2011年に16歳で福岡を拠点に活動するアイドルグループ「LinQ」の2期生メンバーとして加入しました。

加入後は明るいキャラクターが話題になり、テレビ番組に出演した際は率先してトークを行う「バラエティ班」として活躍。地方アイドルグループのメンバーながら、アイドルファンの間では知られた存在となりました。

そんな中、2016年6月にLinQがメンバー22人から11人と、メンバー数が半減する新体制となることが発表されます。この体制変更によって、伊藤麻希はLinQを卒業することになりました。この時に伊藤麻希がとった行動が、大きく反響を呼びました。自身のブログで「おはよう!LinQクビになったよ!伊藤だよ!」と綴ったのです。

一般的にアイドルがグループを卒業した際は、ファンに対して定型的な感謝のメッセージを綴ることがほとんどです。しかし、伊藤麻希は卒業を「クビ」といい、さらに自分のことを「クビドル」と自称するようになりました。この行動には称賛の声が相次ぎ、「伊藤麻希さんかっこいい…」「これでファンになったわ」などの書き込みが多く寄せられました。

伊藤麻希は卒業後プロレスラーとして活動?

伊藤麻希は現在タレントとして活動する一方で、なんとLinQを卒業してからすぐに、プロレスラーとしてデビューしているのです。

伊藤麻希がプロレスラーになったのは、まだLinQのメンバーだった2013年のこと。プロレス団体DDTのイベントでリングに上がったことがきっかけで、プロレスに興味を抱くようになったそうです。

インタビューで当時のことを「今までされたことがなかった”伊藤コール”を受け、生き甲斐を感じた」と語る伊藤麻希。プロレスに強い魅力を感じていたことが伺えます。その思いは日に日に強くなり、「本当はプロレスというやりたいことがあるのに出来ない。自分を殺しているような感覚だった」と述べています。

念願が叶いプロレスラーとしてデビューした伊藤麻希は、自らつけた呼び名を「クビドル」から「闘うクビドル」と改め、DDTが開催した「DDTアイアンマン」で見事優勝を飾るなど活躍しています。

伊藤麻希のキャッチコピーは「デカカワ」!?芸名はいじめられた経験からつけた?

「闘うクビドル」としてプロレスのリングに上がっている伊藤麻希ですが、それとは別にLinQ時代から使っていたキャッチコピーがあります。そのキャッチコピーとは、「デカカワ」。顔が大きいというアイドルらしからぬ理由で付けられたそうです。

伊藤麻希が他のメンバーと並んだ写真を見ると、確かに顔が大きい印象を受けます。通常はコンプレックスになりそうなことをあえてキャッチコピーにするというのは、やはり当時から伊藤麻希が一味違うアイドルだったということでしょう。

反骨心溢れる伊藤麻希らしいエピソードが、もうひとつあります。伊藤麻希の名前は、伊藤が本名で麻希は芸名ですが、下の名前だけを変えたのには、理由があります。

学生の頃、伊藤という苗字から「いとまきのうた」でからかわれ、いじめられた経験があるという伊藤麻希。その経験をバネにするため、「いとまき」により近い伊藤麻希という芸名をあえて付けたのです。つくづくハートの強さを感じますね。

伊藤麻希は弱者のカリスマ!?弱いのに人気があるのは何故?

2016年にプロレスデビューした伊藤麻希ですが、それほど下積み期間もないままデビューしたため強いはずもなく、試合は負け続き。プロ格闘技の世界は、いきなり飛び込んで勝てるほど甘くはありません。しかし、試合には勝てなくても伊藤麻希には数多くのファンがいます。その理由は、伊藤麻希のマイクパフォーマンスにあるとされています。

伊藤麻希が一気にプロレスファンの注目を集めたのは、リング上で放った「死にたくなったら伊藤の試合を見ろ!」という言葉でした。この言葉の裏には、伊藤麻希のある思いが込められています。

夏休みに自殺する学生が多いという話を聞いた伊藤麻希は、そんな学生達を少しでも救えないかという思いから、夏の試合で言おうと思ったとインタビューで明かしています。伊藤麻希はアイドルをクビになったり、学生時代にいじめられたりと、平坦とはいえない人生を歩んできています。それでも何とか前を向いて好きなプロレスをやり続けている。そんな自分の姿を見て元気を出して欲しいという思いが「死にたくなったら伊藤の試合を見ろ!」という言葉に込められていたのです。

このリング上からの熱いメッセージで、伊藤麻希の人気は急上昇。その後も試合の勝ち負けに関わらずポジティブなメッセージを送り続け、「弱者のカリスマ」と言われるほど支持されています。

どんな逆境にもめげず立ち向かう伊藤麻希の姿には、多くの人が勇気をもらっていることでしょう。これからも変わらず熱いメッセージをリングの上から届けてほしいものです。
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