四十住さくらが東京五輪スケボーパーク女子で金メダル!彼氏への愛を告白?
◆出身:和歌山県
◆身長・体重:159cm・52kg
◆血液型:非公開
◆所属:ベンヌ
◆2021年東京オリンピック スケートボード女子パーク 金メダル
四十住さくらがスケボーパークの初代五輪女王に
四十住さくら(よそずみさくら)は、2021年8月4日に有明アーバンスポーツパークで行われたスケートボード競技の女子パーク決勝で金メダルを獲得しました。
スケートボードは、東京オリンピック2020から採用された新競技。ベンヌ所属19歳の四十住さくらは初出場で60.09点の高得点を叩きだし、初代女王に輝いています。
四十住さくらは12歳の時に彼氏ができた
四十住さくらは金メダルで日本を沸かせた翌日、同じくパークで銀メダルを獲得した開心那とそろって出席した会見で、彼氏の存在を明かしました。
気になる四十住さくらが「彼氏です」と恋人宣言したのはイケメンスケートボーダー…ではなく、スケートボード。以前から趣味や特技にスケボーを挙げ、金メダルを獲った相棒を「24時間乗っていたいくらいなので、彼氏です」とスケボー愛を表現しました。
そんな四十住さくらと彼氏・スケボーとの馴れ初めは、小学6年生の時。四十住さくらの13歳上の兄・四十住麗以八(よそずみれいや)の影響で競技をスタートしたことがきっかけで、以来19歳になる現在までラブラブな関係が続いています。
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四十住さくらの実家は破産寸前?酒造会社やスポンサーが練習場を提供していた
四十住さくらを支えたのはかけがえのない家族
四十住さくらの実家は、一時破産寸前にまで陥ったと報じられています。そこまで家計が困窮したのは、スケートボードを練習するための遠征費や諸経費などが理由でした。
両親と「やるからには日本一になる」と約束し、そこから家族ぐるみで練習に明け暮れる日々。和歌山県岩出市の自宅の庭におよそ180万円をかけて特設コースを作り、大阪府や神戸市の練習場にも遠征していたため、1ヶ月のガソリン代や高速代はおよそ17万円にもなったのだそう。
さらに、1万円ほどするデッキ(板)は消耗が激しいため月に2本必要になり、靴も1ヶ月もたないなど、諸々の費用を住宅ローン返済に貯めていたお金や学資保険で捻出。借金を覚悟するほどにまで節約・工面して乗り越えてきました。
専用の練習ができるコースが海外にしかないと分かれば迷わず現地へ直行するなど、娘を世界クラスのスケートボーダーにするための苦労や努力を惜しまなかった両親に支えられ、五輪の舞台で頂点に立った四十住さくら。表彰式後、コーチとしても支えてくれた母親の首に金メダルを掛け、2人で涙ながらに喜びを分け合ったようです。
四十住さくらを地元企業も全面サポート
スケートボードが五輪種目に正式採用されたのは2015年9月、四十住さくらが中学3年生の時でした。それまで家計をやりくりしながらデッキや靴、遠征費用などを捻出してきた四十住家でしたが、オリンピックを目指すとなれば練習はもちろん、大会の感覚を身につけるための海外遠征もしなければなりません。
そんな中、四十住さくらの高校を通じて資金援助を申し出たのが、地元和歌山県の時計店・オオミヤでした。競技生活を支えることが地域貢献の一環になると考えた同社の社長は、母親とやってきた四十住さくらと対面。この時、四十住さくらの脚が練習で傷だらけになっているのに気付きます。
「痛ないんか?」と聞かれ、「痛くなくて楽しいです」と答えた四十住さくらの純真さに打たれた社長は、スポンサーになることを決意。岩出市内にある酒造会社・吉村秀雄商店の倉庫を練習用のパークに改修する費用も、同社がバックアップしています。
吉村秀雄商店は、新型コロナウィルスの感染拡大により練習環境の確保が困難な状況に陥った四十住さくらに、自社の倉庫を提供。今後も四十住さくらが望めば倉庫を無償で提供するとしています。「自分のプライベートパークができたことが、この結果につながったと思います」と語っていた四十住さくら。「SAKURA PARK」で磨き上げた技術が、パリ五輪で見られることに期待したいものです。
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四十住さくらの読み方は珍しい?中学・高校時代の生活がハードすぎる
四十住さくらの名前は全国で何人?
四十住さくらの名前がニュースを賑わせた際、苗字の読み方が分からないという人も多かったようです。「四十住」は「よそずみ」の他「あいずみ」とも読み、四十住さくらの読み方は「よそずみ」です。日本の苗字の99%をカバーする姓氏情報の総合サイト「名字由来net」でリサーチすると、四十住姓は両方の読み方をあわせて全国におよそ180人しか存在しない珍しい名字であることが分かります。
また、四十住さくらは和歌山県の出身ですが、四十住姓は富山県がおよそ110人と最も多く、そのうち80人が氷見市に集中していることも「名字由来net」のデータベースに記録されています。
四十住さくらのスケボー漬け生活は想像以上にハードだった
四十住さくらは中学・高校と、とてもハードな生活を送っています。中学時代は登校前の朝7時30分から自宅での練習を日課とし、難しい技が1週間後には余裕になるほどの練習量でした。
中学3年の夏は午前6時半に起床し、朝の練習をしてから登校。下校後は、再び自宅前で1時間練習してから塾へ。和歌山には本格的なパークがないため、塾が終わると大阪のパークで課題を見直し、そのパークが閉まると、また別の府内のパークで日付が変わるまで練習と、朝から晩までスケボー浸けの日々でした。
和歌山に戻ると、さらに公園で練習し、公園の隣にある風呂で汗を流してようやく帰宅。寝るのは午前2時頃だったという四十住さくら。それでも難しかったことが余裕でできるようになる楽しさが勝り、「しんどくは…なかったかな」と、2021年5月に受けた日刊スポーツのインタビューで明かしています。
和歌山県立伊都中央高校の定時制に入学後も、単位を取りこぼしそうになるほどハードな生活は続き、国際大会への出場が増えた四十住さくらは全日制での通学が困難に。3年生からは通信制に切り替え、学校のサポートも受けながら2020年の秋に無事高校を卒業しました。
多忙なスケジュールを苦に思わない四十住さくらが存分に練習できるよう、母親は和歌山県内の自宅と高校、神戸市内のスケートパークと往復3時間の道のりを運転。周囲に支えられ、四十住さくらは身体の成長と共にスケートボードの技術もメキメキ進化していきました。
1日5回の練習を誰かに命じられることなく「毎日限界まで、楽しく練習していただけ」と語る四十住さくら。「将来は子どもたちのサポートをして、私が経験してきたことを教えたい」とし、自分の姿を通してスケボーの楽しさを伝えたいとも語っています。愛する彼と四十住さくらの快進撃は、今後も続きそうです。パリオリンピックでの連覇を期待したいですね。
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