小野寺昭は現在、大阪芸術大学短期大学教授!「太陽にほえろ!」の殿下人気は不滅

小野寺昭は現在、大阪芸術大学短期大学教授!息子や孫は?

小野寺昭は現在、大阪芸術大学短期大学教授!

ベテラン俳優の小野寺昭(おのでらあきら)は、後に共演することになる石原裕次郎に憧れて俳優を目指しました。それが、現在は、大阪芸術大学短期大学の教授として大学に勤務し、演技の教育に本格的に取り組む日々。家族と離れた地でワンルームの独り暮らし生活を送っていますが、いわゆる別居状態とは違い、夫婦円満で家族とも仲は良いようです。

大阪芸術大学短期大学のメディア・芸術学科は、「メディアコース」「舞台芸術コース」「ポピュラー音楽コース」「声優コース」「ポピュラーダンスコース」があり、その道で30年以上活躍中のプロが指導に当たります。小野寺昭も俳優として大ベテランですから、学生は、実演も含めて生きた講義が受けられることでしょう。

2007年4月より大阪芸術大学短期大学広報学科教授に就任した小野寺昭は、今ではメディア・芸術学科の学科長にまでなりました。「表現者として成長すると同時に一人の魅力ある人間に」という教育方針の元、真剣に指導に当たっています。

小野寺昭の息子は竹野内豊よりも「1つか2つ上」!孫はいるの?

小野寺昭は、代表作「太陽にほえろ!」で、独身の島公之刑事役を演じていた時、実生活ではすでに結婚していました。20歳頃に結婚した小野寺昭には子供が3人いて、孫も6人いるそうです。子供たちは一般人なのか情報はありませんが、小野寺昭がドラマ「もう一度君に、プロポーズ」に出演した時に、息子について少し触れています。

竹野内豊と親子役で共演した小野寺昭は、インタビューで、竹野内豊の演技や存在感を褒め、本当の息子のようだと語りました。それには、小野寺昭の実の息子が、竹野内豊と同世代ということもあったようで、「うちの息子は竹野内豊君より1つか2つ上」と話しています。

竹野内豊は1971年1月2日生まれなので、小野寺昭の息子も、もうすぐ50歳になるくらいの立派な壮年。今も第一線で活躍している有名俳優は、息子や孫にとっても自慢の父親、自慢の祖父でしょう。

小野寺昭はドラマ「太陽にほえろ!」の殿下!ドラマ「相棒」に重複出演

小野寺昭はドラマ「太陽にほえろ!」の殿下!「島公之刑事殉職之碑」が建立されてる?!

小野寺昭がレギュラー出演していた、ドラマ「太陽にほえろ!」の放送が開始されたのは1972年7月です。小野寺昭は8年間、「殿下」という愛称を持つ島公之刑事役を演じました。しかし、それから40年が経とうかという今でも、小野寺昭には「太陽にほえろ!」の「島さん」「殿下」のイメージが色濃く残っています。

刑事ドラマの先駆けだった「太陽にほえろ!」は、視聴率30%という数字以上に、多くの人の記憶に残っているドラマと言えるでしょう。小野寺昭が演じた島は、若くてハンサムで女性に優しい爽やかな刑事。他の刑事たちが、ボス(石原裕次郎)やゴリさん(竜雷太)を筆頭に皆強面なので、余計に殿下の二枚目ぶりが際立つというものです。

女性への聞き込みも、人当たりの良い殿下が最適で、よく女性に好かれてしまうことから「モテる男はつらいよ」と独り言を呟くシーンもありました。山さん(露口茂)も長さん(下川辰平)も真顔がすでに睨んでいるような鋭い眼光で、マカロニ(萩原健一)はヤンチャ。さらにジーパン(松田優作)は獰猛で、テキサス(勝野洋)が来るまでは、殿下1人が女性人気を独り占めにしていました。

「殿下に恋人がいるのは許せない」「殿下を結婚させないで」とファンからの手紙や電話が殺到するため、作り手がストーリーを書き換える事態になったこともあったと言いますが、もちろんドラマとして異例のことです。
また、「太陽にほえろ!」と言えば、各刑事の殉職シーンも有名ですが、殿下の場合は、小野寺昭自身の提案により、事件とは関係のない交通事故死となりました。

その後、「島刑事よ、永遠に」の放送回で殿下が亡くなった国道135線の石橋山古戦場近くの高台には「島公之刑事殉職之碑」が建立されています。漫画のキャラクターである力石徹やラオウの告別式がファンによって挙げられたことはありますが、ドラマの登場人物の死で碑が建つというのはやはり異例のこと。裏番組で「3年B組金八先生」が放送されても人気が落ちなかった「太陽にほえろ!」における小野寺昭の功績は大きいと言えるでしょう。

小野寺昭は「相棒」に映画とドラマで重複出演

小野寺昭は、「太陽にほえろ!」の他にも、NHK大河ドラマ「黄金の日日」や「火曜日のあいつ」などさまざまなドラマに出演しています。人気ドラマが映画化された「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」には、片山擁一役で出演。

杉下右京(水谷豊)とは因縁が深い片山雛子(木村佳乃)の父で元外務大臣、かつ「相棒」の常連である瀬戸内米蔵元法務大臣(津川雅彦)の盟友という役どころでした。しかし、ドラマ「相棒14」の最終話「ラストケース」にも、玉手平蔵副総理役で出演した小野寺昭。片山擁一と玉手平蔵は全くの別人なので、小野寺昭は「相棒」に重複出演したことになります。

ちなみに、「相棒」では、近藤公園が4回も重複出演。同じく長寿ドラマシリーズである「科捜研の女」では、風間トオルが、かつて犯人役を演じながら、後日、全くの別人である科学者・宇佐見裕也として科捜研に配属されたこともあります。このような重複出演に比べれば、小野寺昭の「相棒」はギリギリセーフかもしれませんね。

小野寺昭が登山先の山荘で転倒!外傷性くも膜下出血で復帰時期は未定

50歳を過ぎてから登山に目覚め、今や本格的な登山家でもある小野寺昭は、今までに日本百名山を60座制覇しています。富士山をはじめ、御嶽山や八甲田山など多くの山頂を制覇し、マレーシアでもキナバル山という4000メートル級の山に登頂。50代から登山を始めること自体がバイタリティ溢れる行動力と言えますが、70代になっても山頂を制覇しゆくとは、本当に身も心もタフです。

しかし、2018年8月7日、登山先の山荘の階段で足を踏み外して転倒してしまった小野寺昭。頭を打ったためすぐにヘリコプターで病院に搬送され、外傷性くも膜下出血と診断されました。怪我は軽傷でしたが、大事を取り2週間入院した小野寺昭の仕事復帰の時期は今のところ未定となっています。

とはいえ、小野寺昭がナレーションを務めているBSフジの「絶景・旅の時間『絶景百名山』」の収録は9月20日に行える予定で、仕事に支障はきたさないそうです。登山中に怪我をしたわけではないので、これからも大好きな登山を続けていくに違いありません。

70代も半ばとなった小野寺昭は、2018年もNHKのドラマ「捜査会議はリビングで!」にレギュラー出演し、映画「レフトフライ」では主演を務めた活躍ぶり。生涯現役俳優として、これからも色々な役を演じていくことでしょう。

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