山本草太の怪我の経過は?ポスト羽生結弦の呼び声も

その容姿、似通っている雰囲気から「ポスト羽生」「羽生結弦2世」とも呼ばれているフィギュアスケート選手・山本草太。大阪市出身の現在18歳、まだまだ若くこれからの未来を背負っている彼は、なんとこれまでに2回の骨折を乗り越えてきた受難の持ち主でもあります。

その怪我の真相とは?いったいどんなスケート選手なのか?山本草太選手の魅力に、改めて迫っていきます。

コーチに本格志願は12歳!スケートを始めたのは5歳の頃

2000年生まれの山本草太は、現在18歳の現役男子フィギュアスケート選手です。大阪市出身で、スケートそのものの練習を始めたのは弱冠5歳の頃。その後、12歳の頃に名古屋へ移り、本格的にコーチに志願しています。

2014年に行われた「ジュニアグランプリファイナル」で2位という成績、そして翌年2015年の「世界ジュニア選手権」では3位と、順調に華々しい成績を収めている、地力のある選手として知られています。

山本草太は今でこそ「ポスト羽生」と呼ばれるほど羽生結弦に憧れを抱き、その背中を追っていますが、そもそものきっかけはフィギュア界の“皇帝”プルシェンコ選手の演技。トリノオリンピックでの彼の演技を目の当たりにし、フィギュアスケートの魅力にとりつかれてからというもの、スケート一筋の人生を送っています。

長久保コーチ引退?その指導方法とは

当時志願していた長久保コーチは、現在実質の退任状態にあります。ご家族、とりわけ奥様の体調が優れないということで自宅のある千葉県に戻り、付き添い・看病に勤しんでいるとのこと。長期休暇とのことですが、復帰時期は未定とされています。

関係者やファンの間からは、「長久保コーチの指導はあまり良くないのでは?」との声も上がっていたようです。山本草太選手にとって、必ずしも彼の持ち前の力を引き伸ばすような指導方法ではなかった、ということでしょうか。タイプとしては、出来る部分や長所をピックアップして褒め伸ばすというよりは、体育会系部活のように言葉で叱咤し、やる気を出させてさらなる高みへと追い込むアプローチの仕方だったといいます。

「長久保コーチのままでいいのか?」「他の指導者を検討したほうがいいのでは?」とも言われる中で、そこから派生して山本草太の伸び悩みの原因はコーチにあるという言論にまで発展しましたが、それ自体は2度の怪我(骨折)が直接の原因だろうという味方が強いようです。思ったように氷上練習に踏み切れないという状況は、身体的以上に精神的にもストレスや負荷を与えたことでしょう。まだまだ身長も伸び盛りであり、年齢も若い山本草太のこれからに期待したいという声が大半です。

2度の怪我を経験、右足の骨折を乗り越えた先

これまで、2度の怪我を経験している山本草太。そのどちらもが、右足を襲った骨折でした。1度めは2015年、「世界ジュニア選手権」へ挑む直前の氷上練習中に、誤って右の足首を骨折。懸命な治療と絶え間ないリハビリを乗り越えた末に、翌年2016年には無事に練習を再開しています。

その後、練習復帰がかなったと思った矢先に再度の骨折。2度めの怪我は同じく右足首の内側くるぶしに発生した疲労骨折、2016年7月末のことでした。これにより、山本草太は苦慮の末にその年の「グランプリシリーズ」を泣く泣く欠場する選択をしています。

度重なった不幸な怪我により、思うように練習が進められず、つられて結果も伸び悩んだ山本草太。それにより、一時期は「山本草太引退説」まで世間で囁かれたほどです。でがその後、同年2017年末の「全日本選手権」に見事出場を果たし、演技内で3回転ループやサルコウを無事成功させています。

この流れ、完璧で息をのむ美麗な演技を目の前にして、山本草太完全復活が印象付けられたのではないでしょうか。

山本草太の身長は?ポスト羽生と言われる由縁はそこにも?

山本草太の現在の身長は、170cmから172cmと見られています。高校入学時点で170cm弱だったようですから、少しずつ成長しているようですね。フィギュアスケート選手として競技を続けていくのであれば、身長が高く手足も長いのは氷上でも映えますが、あまりにも急激に成長するのは逆効果のようです。伸びる度合いによっては身体そのものの均衡が崩れてしまい、モロに演技に影響が出るのだとか。ジャンプやターン、スピンの見え方が違ってくるのでしょうか。

実際に、山本草太は中学生のある時期に短期間で急成長した経験があるようで、確かにその頃は成績が伸びず、競技の結果も芳しくなかったとか。現在18歳、まだまだ成長期である山本草太の今後の演技はどう進化していくのでしょうか?

スケートを始めた当初から、羽生結弦選手を「憧れの選手」と公言しており、ファンの間でも「羽生2世」「ポスト羽生」と称されています。身長もほぼ同じくらいで、パッと見た容姿や雰囲気もどこか似通っている。おまけに伸びのあるジャンプを代表とする演技の数々も、どこか互いを彷彿とさせるところがあります。

羽生結弦の活躍とともに、今後のスケート界を担う若手トップとなる山本草太の今後にも注目です。
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