森本稀哲のプロフィールを紹介！
元プロ野球選手で、現在は野球解説者として活躍する森本稀哲（もりもとひちょり）は、1981年1月31日に東京都荒川区で生まれました。両親は韓国人で彼も韓国籍でしたが、2012年に日本へ帰化しています。
森本稀哲は元プロ野球選手ですが、実は小学校までサッカーをしていました。ある病気がきっかけとなり野球を始めることになりますが、これについては後ほど詳しく紹介します。
高校は、野球の強豪校として知られる帝京高校に進学しました。3年生の時には主将を任され、夏の甲子園に出場。残念ながら3回戦で敗退していますが、打撃のセンスを評価され、同年のドラフト会議で日本ハムファイターズから4位指名され、プロ入りしました。
プロ入りから数年は伸び悩んでいた森本稀哲ですが、2006年に開眼。開幕スタメン選手が離脱したことにより巡ってきたチャンスを、見事に活かして注目を集めます。ゴールデングラブ賞の初受賞に加え、オールスターゲームにも初出場し、第2戦では大胆にも本盗に成功。また、同年の日本シリーズでは最高打率を記録し、優秀選手賞を受賞しました。
順調に活躍していた森本稀哲ですが、2008年5月25日の読売ジャイアンツ戦で左手小指を骨折する怪我に見舞われます。翌年の8月6日にも左手小指を骨折し、2010年にも右手薬指も骨折と、立て続けに怪我に泣かされました。
不調が続いた結果、森本稀哲は2010年12月横浜ベイスターズに移籍。しかし、怪我などでなかなか結果が残せず、2013年11月には埼玉西武ライオンズへ移籍しています。ライオンズへの移籍後、2014年は安定した成績を残したものの、翌2015年には2軍落ちとなり、9月に現役を引退しました。
現役引退後は、野球解説者として活躍する森本稀哲。明るいキャラクターで、試合を盛り上げる解説ぶりを見せています。
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森本稀哲の嫁はモデル？かなりの美人と評判！
森本稀哲は2012年3月に結婚しています。気になるお相手の女性は、ファッション雑誌「JJ」や「Domani」などで活躍しているモデルの悠美です。
悠美は元々野球に詳しくなく、森本稀哲のことも知らなかったそうです。しかし、共通の友人の誘いで観に行った試合で森本稀哲がホームランを打ったことで、悠美は運命を感じたんだとか。そして、悠美から森本稀哲に連絡先を聞くというアプローチで、交際に発展したのだそう。
2014年7月26日には、第1子の女の子が誕生しています。美人の嫁と愛娘に囲まれた森本稀哲は、幸せな家庭生活を送っているのではないでしょうか。
森本稀哲が考案したラーメンとは？
ラーメン好きで知られる森本稀哲。好きが高じてオリジナルのラーメンをプロデュースしました。
森本稀哲出演する北海道文化放送の情報番組「みんなのテレビ」とエースコックとのコラボ企画で、「みんなのテレビ×スーパーカップ1.5倍 森本稀哲考案 ホタテだし生姜塩ラーメン」を発売。味が気になるところですが、口コミでの評判もなかなか良いようです。
森本稀哲が北海道で食べ歩きをした際、貝だしに着目したことがきっかけで、この商品が誕生したのだそう。2019年2月25日から販売を開始した同商品は残念ながら北海道限定発売ですが、機会があれば食べてみたいですね。
森本稀哲は病気を克服した！？
幼い頃はサッカーをしていた森本稀哲ですが、小学校の頃に病気が原因でサッカーを辞め、野球を始めています。
森本稀哲が発症したのは「汎発型円形脱毛症」というもので、この病気のせいで小学生1年生の時にほぼ全ての髪に加え、まつ毛や眉毛まで抜けてしまったと明かしています。そのことでイジメにあったのが、サッカーを辞めた理由なのだとか。
当時は「治らなかったらどうしよう」という不安で押しつぶされそうになっていたいう森本稀哲。母親といろいろな病院に行ったそうですが、髪が生えてくることはなかったそうです。
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そんな森本稀哲に対し、父親は「お前は目も見えて耳も聞こえる。髪がないだけだろう。世界には食事も水もなくて苦しんでいる子がたくさんいるんだ。」と声をかけたそう。最初は理解も納得もできなかったものの、成長するにつれ父親の言葉が理解できるようになったといいます。
髪がないことがコンプレックスで、いつも帽子をかぶっていた森本稀哲ですが、小学校4年生から野球を始め、高校生になると「髪の毛なんてもうどうでもいい。もっとうまくなりたい！」と野球の楽しさに目覚め、練習に夢中になったのと同時に髪が生えてきたそうです。
森本稀哲は現在もスキンヘッドですが、自分が頑張ることで同じ病気の人に自信を持ってもらいたいという思いから、生えてくる髪を自ら剃っているのだそう。多感な子供時代に辛い経験をしてきたからこそ、同じ病気で悩んでいる人に勇気を与えたいのでしょう。
日本ハム時代、親身に野球のアドバイスをしてくれたという新庄剛志を師と仰ぐほど慕い、新庄剛志が引退した後は、奇抜なファンサービスを受け継いでファンを楽しませていた森本稀哲。根っから明るい彼が自身の身をもって伝えるメッセージは、病と闘う多くの人の胸に届いているのではないでしょうか。
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