2020年1月7日 更新
青木崇高はモデル志望だった?売れっ子俳優の出演作は?
◆出身:大阪府
◆身長:185cm
◆血液型:AB型
◆所属事務所: スターダストプロモーション
青木崇高はモデル志望だった?
青木崇高(あおきむねたか)といえば、現在俳優として様々なドラマや映画作品に出演中の方ですよね。2007年にNHKで放送された連続テレビ小説「ちりとてちん」に出演した際、ヒロインの兄弟子で結婚相手となる落語家・徒然亭草々役を演じ、広く名前が知られるようになりました。
グラフィックデザインの専門学校を卒業した後、アルバイトをしながら生活していた青木崇高は、モデルをしていた友人の勧めで現在の所属事務所であるスターダストプロモーションの面接を受けることになりました。
面接に応募した際はモデル志望だったという青木崇高ですが、モデル志願者の顔を見て、その場で俳優志望に変更したのだそう。身長が185cmとモデル体型でスタイルも抜群な上にイケメンなので、モデルとしてデビューしていてもおかしくないですね。経緯はどうであれ、俳優として活躍の場を広げている現在を考えれば、青木崇高の選択は間違っていなかったといえそうです。
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青木崇高の出演ドラマを紹介
共演者とすぐに打ち解け、バックパックひとつで夜行バスや列車を乗り継いで五大陸を旅したこともあるという青木崇高。そんな彼が演じる役どころは、大きな身体と強面に似合わず純粋な心を持つ人物や、真っ直ぐで豪快な人物が目立ちます。彼の人柄が上手く投影される役柄であるほどリアリティが増し、作品の面白さが際立つのでしょう。
2006年3月にNHKで放送された「繋がれた明日」で、青木崇高は主人公の中道隆太役を演じました。揉め事から誤って殺人を犯した中道は、刑期を1年残して仮釈放になります。再出発しようとした矢先、自身の罪を暴くビラが周囲に撒かれた中道は、自分の更生を妨げる犯人を捜す旅に出ます。初主演となった同作で、青木崇高は闇を背負った中道を熱演しました。
同じくNHKで、2016年1月から放送された「ちかえもん」も、青木崇高の演技が光った主演ドラマです。同作は、浄瑠璃や歌舞伎の作者として江戸時代に活躍した近松門左衛門が書き下ろした人形浄瑠璃「曾根崎心中」の誕生秘話を軸に、現代まで作品を遺す文豪でありながら謎のヴェールに包まれた近松門左衛門の生涯を、大胆な想像も交えて描いた人情時代劇です。
青木崇高は、同作のもう一人の主人公・近松門左衛門を振り回しながらも創作意欲を取り戻させる飴売りの渡世人・万吉を好演しました。
青木崇高の嫁は優香!2人の馴れ初めは?
青木崇高の嫁は優香!
青木崇高は2016年6月、女優の優香との結婚を発表しました。ドラマでの共演をきっかけに交際をスタートし、優香の36歳の誕生日にあたる6月27日に入籍。交際期間約半年でのスピード婚は、世間を驚かせました。
入籍から1ヶ月後の7月27日には明治神宮で厳かに神前結婚式を挙げ、永遠の愛を誓った青木崇高と優香。一生に一度の晴れ舞台であるにも関わらず、口ヒゲと顔の輪郭をぐるりと囲むヒゲを伸ばしたまま式に臨んだ青木崇高には、特別なシーンでも飾らず、あるがままの自然体を貫く人柄がうかがえます。
2019年11月には、結婚4年目にして待望の第一子を授かったことを発表。出産予定は2020年の春だといい、子供と3人で今まで以上にアットホームな家庭を築いていくのではないでしょうか。
青木崇高が熱愛彼女・優香と結婚!ドラマ「ちかえもん」がきっかけだった?
青木崇高と優香の馴れ初めは?
青木崇高と優香が交際をスタートするきっかけとなった共演作は、先述したNHKドラマ「ちかえもん」です。優香は、青木崇高演じる万吉がひょんなことから働くことになる遊郭・天満屋で遊女として働くお袖役で出演していました。
同作の撮影終了後、優香と本格交際に発展したという青木崇高は結婚を報告するマスコミ向けのFAXで「自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心した」と結婚を決めた胸の内を明かし、「顔をクシャクシャにしながら笑う彼女の顔をずっと守っていきたい」とコメント。対する優香のコメントは「生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています」と、青木崇高に対する絶大な信頼感が伝わるものでした。
FAXは署名だけでなくコメントも直筆で綴られており、2人の誠実な人柄がうかがえます。
青木崇高の「西郷どん」本番限定アドリブが話題に
青木崇高は、2010年放送の「龍馬伝」、2012年放送の「平清盛」、2018年放送の「西郷どん」と、これまでに3作のNHK大河ドラマに出演しています。その中で特に話題を呼んだのが、鈴木亮平主演の「西郷どん」です。
11月4日に放送された同作の第41回「新しき国」で、青木崇高演じる島津斉彬の異母弟・島津久光が明治新政府での新たな国造りに苦しみ、弱音を吐く西郷吉之助を叱るシーンがありました。このシーンで島津久光が西郷に投げかけた「こん、やっせんぼがっ!」という言葉が、視聴者に感動を呼んだのです。
「やっせんぼ」とは意気地なしを意味する薩摩弁で、渡辺謙演じる久光の兄・島津斉彬が、大けがで刀を振れず泣いていた幼い西郷にかけた言葉です。しかし、このシーンの台本にあったセリフではなく、青木崇高が「懐かしい兄上のセリフを使えるのは自分しかいない」と思い、アドリブで発したものだったと、後に同作の公式サイトで明かしています。
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西郷を一喝した久光は、続けて「やり抜け。最後までやり抜くんじゃ。やって、やって、そいでも倒れたときは、こん薩摩に帰ってこい」と、それまで何かにつけて目の敵にしていた西郷を激励します。新たな国造りに立ち向かう西郷の意欲を呼び覚ます久光の励ましに、視聴者からは「神回」「国父様がデレた!」「久光公カッコいい」と絶賛の声が上がりました。
2020年夏に開催される東京オリンピックに向け、世界にジャポネスクを発信するべく製作された映画「HOKUSAI」で、青木崇高は高井鴻山(たかいこうざん)を演じています。北斎の孫ほどの若さにしてお互いを認め合う絆で結ばれていたという江戸時代の浮世絵師で、豪商でもあった鴻山は、大柄な外見とはギャップを感じるほどの純朴な面を持つ「ちかえもん」の万吉と、どこか似ているようにも思えます。
「万吉のイメージにピッタリ」とオーディションの審査員が満場一致した青木崇高のキャスティングが正解であったことは、2020年5月に公開予定の同作で証明されるのでないでしょうか。加えて、同年7月3日、8月7日と2作連続で公開となる「るろうに剣心」最終章で、再び相楽左之助を演じることも発表され、こちらも楽しみです。
「HOKUSAI」が公開される頃には子供が生まれ、一児のパパになる青木崇高。優香と子供の笑顔を守るため、さらなる活躍を見せてくれるに違いありません。
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