青木俊直は漫画家やイラストレーターとして活躍!妻は同じく漫画家の谷川史子

漫画家、イラストレーターとして活躍する青木俊直(あおきとしなお)。「ウゴウゴルーガ」「なんでもQ」「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」など、主に子供向けテレビ番組のキャラクターデザインやアニメーションも担当しています。

そのほか、携帯ゲーム・企業のマスコットキャラクターのデザインや、ウェブコンテンツの作成など、手広く活動していることで有名です。

青木俊直の作風は、「少女キャラクター」や、いわゆる「ゆるキャラ系」と呼ばれるもの。商業誌・自主制作中心に漫画作品を発表する傍ら、個人名義でも同人活動を並行しておこなっています。

また、普段から親交のあるイシデ電・岩岡ヒサエらと「腹ペコ戦隊はしレンジャー」名義でも活動。妻である谷川史子も同じメンバーです。


青木俊直のプロフィール
◆生年月日:1960年8月18日
◆出身:東京都
◆出身校:筑波大学(基礎工学類)
◆別名義:腹ペコ戦隊はしレンジャー
◆主な作品:「ゆるゆる劇場シリーズ」「がるメタる!」

「どこでもiPad Proゆるゆるおえかき術」が大人気!

青木俊直が注目されるきっかけのひとつとなったのは、2013年放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にちなんだ「あま絵」と呼ばれるファンアート。ツイッターで注目されるやいなや、「あまちゃん」の舞台でもある東北地方・岩手県とコラボレーションした作品も多く発表されました。

そのほか、「どこでもiPad Proゆるゆるおえかき術」も大人気。青木俊直自身の培ってきたiPad Pro使用のイラスト制作術・iPad Proの活用法や発想術なども詰まった1冊です。

漫画家・青木俊直のデジタルデバイスを使用した漫画やイラストの描き方、そして道具をコンパクトに持ち歩き、外でイラストを描くことのメリット、発想力や妄想力の広げ方など、クリエイターとして一読の価値ある指南本となっています。

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コンテンツは、「青木式・デジタルイラストテクニック解説」「青木式・いつでもどこでも描ける術」など。イラストや漫画を描こうとする時に最も大切なのは「画力」よりも、どんなものを描くか題材やテーマを定める「発想力」かもしれません。その大切さを教えてくれるとともに、身近なものや言葉から描く題材へ繋げていく発想術もこの本で学べるようになっています。

たくさんの人の心をつかんだ「あまちゃん」のファンアートも、この発想力をもとに生み出されてきました。老若男女に愛されるコンテンツづくりに興味がある方は、一度手にとってみてはいかがでしょうか。

個展「PHONIC SISTERS」を開催

青木俊直の個展「PHONIC SISTERS」が、2019年2月に開催されました。「MONOちゃん」「STEREOちゃん」によるユニット「PHONIC SISTERS」が、過去の音楽シーンを席巻してきた名盤レコードをモチーフに描かれ、新たな魅力を伴って生み出されます。

会期中はTシャツ、トートバッグ、キーホルダーなど、青木俊直によるオリジナルグッズも販売されていました。気になる方は情報をチェックしておくことをおすすめします。

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青木俊直の妻は漫画家・谷川史子

青木俊直の妻は、同じく漫画家として大活躍している少女漫画家の谷川史子です。同人作家としてもキャリアがあり、19歳の頃に「ちはやぶるおくのほそみち」でデビューしています。集英社発刊「りぼんオリジナル」に掲載された作品でした。

以降、主に読み切り作品やオムニバスを中心に少女漫画誌で活躍。青年誌や女性誌まで活動の幅を広げており、老若男女に受け入れられる作風で人気を博しています。大人視点で細やかに描かれる心理描写が、心をつかまれる由縁でもあるのでしょう。

2012年3月にスタートした青木俊直の連載作品「ふたりでおかわり」は、ほのぼのとした夫婦の食卓風景を描いた作品。2人のやりとり、細やかな感情の機微、季節ごとの空気感や人との食事が生み出す温かさなど、食卓という舞台を通した幸せのかたちが描かれた物語です。

青木俊直が初めて夫婦ものに挑戦した「ふたりでおかわり」。実際の結婚生活から抽出されたエッセンスも含まれているのでしょうか。気になる方は、ぜひ同作を手にとってみてください。

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