有吉弘行が上島竜兵への思いをラジオで吐露。深い絆に涙が止まらない

有吉弘行が上島竜兵への思いをラジオで吐露。深い絆に涙が止まらない

有吉弘行が上島竜兵との別れをラジオで報告


有吉弘行のプロフィール
◆生年月日:1974年5月31日
◆出身:広島県
◆身長:172cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:太田プロダクション

有吉弘行にとって上島竜兵の存在とは?

有吉弘行(ありよしひろいき)にとってダチョウ倶楽部の上島竜兵は、猿岩石としてのブレイクが過ぎた後のドン底時代を支えてくれた恩人でした。

毒舌で突っ込むこともありましたが、ツイッターで「涙をこぼすのは上島さんの葬式だけと決めている」とつぶやいたことも。有吉弘行にとって、上島竜兵はそれほど大きな存在だったのです。

有吉弘行が上島竜兵の急逝に胸の内を吐露

2022年5月11日に突然61年の生涯を閉じた上島竜兵の訃報に驚く声が上がる中、沈黙を貫いていた有吉弘行。2人の絆を知る芸人仲間から心配する声が聞こえるなか、同月15日に生放送したラジオ「SUNDAY NIGHT DREAMER」で思いを語りました。

有吉弘行は、亡くなった日に2人きりで対面したと報告。時折涙声になりながら「なんかちょっとツッコんでやろうかなとか、茶化したりとか『バカだな』とか言おう思ったけど。やっぱりお礼しか出なかったね。もう、ほんとにありがとうございます、ということしか…」と語りました。

また、家族と同じようにお通夜から火葬場まで同行し、妻の広川ひかるをはじめ、ダチョウ倶楽部で長年トリオを組んできた肥後克広、寺門ジモンがそれぞれ参列者に声をかけ、悲しみに沈まないよう心を配っていたと葬儀の様子を明かしています。

2021年4月に夏目三久と結婚した際の報告は、照れ臭さからか「無事46歳で結婚することができましたんで、本当に感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。さ、これでラジオ消していただいても」とサラリと済ませていた有吉弘行。これを知っているリスナーからは、「結婚報告ですらサクッと済ませた有吉さんが、どんな話題よりも長く語る姿に涙が止まりません」と、有吉弘行の心情を思い遣る声が聞かれました。

有吉弘行、上島竜兵への感謝の思いを忘れない行動が素敵すぎた

有吉弘行に受け継がれる上島竜兵の芸人魂

上島竜兵の訃報が報じられたのは、2022年5月11日の朝でした。有吉弘行は悲しい知らせを聞きながら、この日も休まず「有吉ゼミ」「有吉の壁」の収録に参加。楽屋では声をかけるのをためらうほどの状態でありながら、収録中は普段と変わらずスタジオを沸かせました。

その姿は、いつどんな時も身体を張り、笑いを届けていた上島竜兵と重なります。仕事がなくなり、自ら人生を終わらせようと思い詰めたこともあったという有吉弘行。そんな苦しい時期に寄り添い、「俺はお前のことが好きだ。なのになんで仕事がないんだ?」と泣いてくれた上島竜兵の芸人魂は、有吉弘行にしっかりと受け継がれています。

有吉弘行が上島竜兵に贈った腕時計のエピソードが泣ける

有吉弘行は、上島竜兵の還暦祝いにオメガのスピードマスターという腕時計を贈っています。自分が好きな赤の文字盤が映えるその時計を、大切な収録では必ず身に着けていたという上島竜兵。一日が終わると綺麗に手入れをしてから箱に戻し、枕元に置いて寝ていると明かしていました。

そんな上島竜兵は、ブルガリなど他にも高級ブランドの腕時計を持っていたのだとか。オメガも50万円を超える高級時計ですが、上島竜兵が「これは宝物」と言っていたのは、決して高級品だからという意味ではなかったのでしょう。

有吉弘行は上島竜兵の後継者?愛ある毒舌に泣かされることも

有吉弘行が明かす「竜兵会」の掟とは?

有吉弘行は上島竜兵を敬わないのが「竜兵会」の掟だと語り、「人間的に傷つくんだよな」という有吉弘行の容赦ないダメ出しに、上島竜兵は涙することも多かったといいます。それでも、過去の取材で「性格は悪いけど汚れたこともやれるし、リアクションもちゃんととれるし貴重な存在」と有吉弘行を後継者に指名していただけに、あだ名芸人として再ブレイクを果たし、活躍する現在の姿を誰よりも喜んでいたに違いありません。

上島竜兵への思いを語った「SUNDAY NIGHT DREAMER」で、有吉弘行は中島みゆきの「ホームにて」をリスナーに届けました。一人寂しく旅立った上島竜兵を慰めるため、カラオケで歌いながら涙するほど好きだったという曲を選んだのだろうと思うと、目頭が熱くなります。

「歳を取っているだけで、別に面白くない」と毒を吐きながらも、「上島竜兵をバカにするやつは許せない」とも口にしていた有吉弘行。「しつこいくらい、古典落語になるぐらい、色々と話すこともある。まだまだ上島さんのことを忘れずに、ウダウダとお話ししていこうと思います」と、この日の放送を締めました。

有吉弘行が毒づきながら上島竜兵とのエピソードを語り続ける限り、あの人懐こい笑顔が忘れられることはないでしょう。

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