紅甘の父は貴山侑哉、母は内田春菊!名前の由来はギリシャアルファベット?
紅甘の父は貴山侑哉、母は内田春菊!名前の由来はギリシャアルファベット?
紅甘(ぐあま)は、現在注目を集めている女優です。紅甘の父は俳優の貴山侑哉で、母は漫画家や作家、女優としても活動している内田春菊です。少し変わった紅甘という名前は芸名かと思いきや、なんと本名。紅甘は次女にあたりますが、長男は在波(あるふぁ)、長女は紅多(べーた)、次男は出誕(でるた)と、きょうだい全員がギリシャアルファベットを由来にした名前だそうです。
「覚えてもらいやすいから得しているのかな」と語る紅甘は、自分の名前がお気に入りの様子。母親の影響について聞かれた際には、「影響はかなり大きい」「いろいろな面で、ものすごく得をしていると思います」と答えています。両親が有名であればあるほど、期待される分、プレッシャーも大きいはずですが、紅甘は大きなプラスだと受け止めているようです。
紅甘が映画「光」でみせた演技がスゴイ!主人公のミステリアスな同級生役を熱演!
紅甘(ぐあま)は、2017年に公開された映画「光」での演技がスゴイと絶賛されました。紅甘が演じたのは、ヒロインの子供時代。主人公・信之の中学生時代の同級生で、恋人でもある美花です。男に乱暴されかかった美花を救うため、中学生の信之は殺人を犯してしまいますが、津波によって痕跡がかき消されたことから島を出て、バラバラに生活していきます。
どこか大人びた艶のある表情で信之を魅了し、森で男に乱暴されるというショッキングなシーンも体当たりで熱演した紅甘は、観客に強い印象を残しました。主人公が殺人を犯してから25年後、女優として活躍するようになった美花を演じた長谷川今日子は、紅甘が演じた中学生時代のシーンを「10代ならではの心と体の不協和音のような部分をよく表現できていた」と絶賛。秘密を抱えたまま大人になった美花の役作りをする上で、紅甘の演技が大きな柱になったと語っています。
紅甘が女優になったきっかけは?!インスタの投稿がオシャレ!
紅甘が女優になったきっかけは?!子役から芸能活動をスタート!
紅甘は子役として芸能生活をスタートさせていますが、はっきりとしたきっかけはなかったと言います。親の仕事の関係で、幼稚園の頃に初めて芝居をしたことが最初で、今もその延長線上にいる感じとか。9歳の頃に芸能事務所に入りましたが、最初は、女優ではなく、モデルやアイドルに憧れていた紅甘。そのため、演技のレッスンを特別に受けたことはなく、ドラマや映画で演技の仕事をしていく内に、演じることが自然と体に馴染んでいったと明かしています。女優という職業は、紅甘にとって、まさに天職なのかもしれません。
紅甘のインスタの投稿がオシャレでアートブックみたい?
紅甘は、「インスタ映え」という流行語を生み出したほど人気のインスタに、さまざまな写真を投稿して注目を集めています。インスタでは、人目をひくような綺麗で派手なスイーツや、インパクトのある景色など、目立つものを投稿する人が多いもの。
しかし、紅甘のインスタは、スイーツなどの写真は少なく、自分自身や風景などの写真が中心です。夕日や夜景、街中のマネキン、花と自身の横顔など、紅甘のインスタはまるでアートブックのよう。センスの良さを感じさせる投稿が多いため、フォロワーからは「オシャレ」と好評です。
紅甘がドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」に出演決定!出演映画「アイスと雨音」とは?
紅甘は、2018年7月から深夜枠で放送される新ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」に出演します。メインのエイリアン兄弟を演じるのは、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧と、A.B.C-Zの戸塚翔太。地球移住計画により地球にやってきた宇宙人兄弟による、トーキョー探訪と人間との交流を描いたユニークなストーリーです。
紅甘は、2018年3月に公開された映画「アイスと雨音」にも出演しています。映画「アイスと雨音」は、予定されていた演劇公演が中止になった小さな街を舞台に、初舞台を踏むはずだった少年少女の1カ月間を「74分ワンカット」という手法で撮影した青春ストーリー。一風変わった演出で話題を呼んだ松居大悟監督は、プロ・アマ問わずにキャストを募集し、集まった400人の応募者の中から、目の輝きを信じて紅甘を含む6人のメインキャストを選んだと言います。
2012年、13歳の頃には、長谷部大輔監督の映画「家をたてること」で主演も経験している紅甘。たしかな実力を持っていることはもちろん、目の輝きという生来備わった部分への評価も高い紅甘のこれからが楽しみです。映画「家をたてること」は短編でしたが、注目度が高まる一方の紅甘のこと、長編映画で主役を演じる日も近いのではないでしょうか。
1999年12月生まれの紅甘は、2019年の年末には20歳を迎えます。今の年齢にしか出せない、少女と大人の間にある特有の危うさも魅力の一つと言えますが、大人の女性へと成長するにつれて、ますます深みのある演技を見せていってくれることに期待したいですね。